サッカーのリオ五輪アジア予選で,とうとう我が日本代表が優勝し,アジアの頂点に立ちました。誠に素晴らしい。天晴れなことです。
実は私,この対韓国の決勝戦,土曜の深夜に寝床に入って真剣な眼差しでテレビ観戦しておりました。しかし,前半20分,あっけなく先制点を許し0-1になった時点で,私はテレビのスイッチを消し,そのままふて寝に入りました(笑)。その後は全く試合を観ていません。失意のうちに寝入ったという訳です。
翌朝(日曜日),早くに目覚めた私はテレビのスイッチをオンにして,「どうせ負けたんだろうな・・・」と思いながら,虚ろな目でニュース番組などを探しました。すると,何と,何と!我が日本代表が3-2で劇的な大逆転勝利を手にしたというニュースに接したのです。やりました・・・。凄い。こいつは朝から縁起がいいや。
さて,何も知らないカミさんは一足先に朝食の準備,そして私と,やはり何も知らない娘は朝食の集合時間にダイニングに集合しました。私と娘が配膳を手伝う風習がございます。
カミさん「サッカー,どうせ負けたんだろうな・・・。0-1までは知ってるけど。」
娘「そりゃダメでしょう。0-2になってたし・・・。」
私「ここで,みなさんにうれしいお知らせがあります。日本が3-2で劇的な大逆転勝利に輝きました!」
カミさんと娘「ぎゃーっ!本当?凄い,やったー!!」
この日の朝の食卓はいつも以上に盛り上がりました。実はカミさんも娘も前夜この試合を居間のテレビで観戦していたようですが,カミさんは私と同じで0-1になった段階で失意のうちにふて寝(笑)。そして娘は後半10分ころまで観戦していたようですが,0-2という情けない状況で,これまた失意のうちにふて寝に入りました(笑)。要するに,我が日本代表をテレビの前で応援することなく,家族全員が失意のうちにふて寝に入ったという訳です。
それにしても,ビックリしたのは,翌朝のカミさんと娘の喜びようです。愛国心に燃え,いずれも頬は上気し,眼は輝き,感極まって今にも落涙しそうな勢いでした。私と同様,この人たちも反日を国是としている韓国には絶対に負けたくなかったんだろうなと思いました。
それにしても我が日本代表のこの大逆転は劇的でした。3点はいずれも素晴らしいゴールでしたし,選手達の精神力の強さを感じました。
愛国心に燃え,感動と喜びに打ち震えた我が家の日曜の朝ではありました。
サッカーU-23のわが日本代表は本当によくやっていますね。リオ五輪アジア予選において,並み居る強敵を相手に負け知らずで,とうとう決勝戦まで駒を進めました。もうこの段階で次のオリンピック(リオ五輪)への出場を決定させています。大したものです。
でも,その決勝戦の相手が韓国なのです。その韓国の代表監督が,「日本にはどんなことをしても勝つ。方法や手段を選ばない。」などとコメントしております(笑)。おお,恐い。クワバラ,クワバラ。
しかし,そこはスポーツなのですから,正々堂々と勝負してもらいたいものです。韓国お得意のラフプレーだけはやめてください。乱暴だけはやめてくださいね(笑)。いや,笑い事ではなくこれまでわが日本代表は韓国選手からラフプレーで随分ケガをさせられているのです。
また,韓国は2002年のワールドカップにおいても,疑惑の判定で物議をかもし,審判買収の疑惑も取りざたされました。これは有名な話です。そういう真似もやめてくださいよ。
いずれにしてもわが日本代表は,いつもどおり正々堂々とフェアにプレーしてくれるでしょう。私はそれを確信していますし,日本の勝利も切望,そして確信しております。日本,がんばれ!
誠に残念でしたね。「世界野球WBSCプレミア12」という野球の世界大会の準決勝で,わが日本代表が韓国に逆転負けを喫しました。我が家では,うちのカミさんも,そして娘も,もちろん私も,一家を挙げて(笑)日本の勝利を信じ,願っておりました。
決勝トーナメント前の予選段階で,大谷投手が圧巻の投球をした対韓国戦は,5-0というスコアでまさに完勝というべき内容でした。昨日もこの大谷投手が快刀乱麻そして力強い投球で韓国打線を翻弄しておりました。3-0でリードしていましたから私も気分良く晩酌をし,家族も気分が高揚しているようでした。9回表の韓国の最終的な攻撃前に私は日本の勝利を信じて疑わず,お風呂に入りました。
入浴を終えた段階では勿論上機嫌です(笑)。と,ところが・・・,カミさんと娘があたかもお通夜に臨んでいるような暗い表情をしているではありませんか。そうです,3-4と逆転されてしまっていたのです。私は急に酔いが覚めてしまいました(笑)。
「勝つ事ばかり知りて 負くる事を知らざれば 害その身に至る」
これは東照公遺訓,そうです,あの徳川家康の言葉です。勝つ経験しかしておらず,負ける恐怖を知らなければ,あるいは忘れていれば,油断が生まれて大きな事態になってしまうという教訓です。
たしかに,日本代表の今大会はこれまで全勝でした。「勝つ事ばかり知りて 負くる事を知らざ」る状態でした。どこかに油断というものがなかったか。そういえば,テレビ中継を観ていて,取れるときに点を取っておかなければと思わせるシーンがいくつかありましたね。また,これは当然のことながら,ランナーをためてしまってはダメですね。
まあ,もう終わったことです。これを教訓にすれば良いし,日本代表は本当によくやったと思います。
蛇足ですが,横綱白鵬の「猫だまし」は見ていて余り好感は持てませんでした(笑)。「猫だまし」というのは,立ち会い直前に相手力士の眼前で両手で「パチン」と叩いて目をつぶらせ(怯ませ)て,優位な態勢を得るという戦法です。横綱が採用する戦法とは思えないのです。「パチン」ですからね(笑)。先日BS放送で柏鵬時代(横綱柏戸や横綱大鵬)の特集が組まれていましたが,当時の大相撲は映像的にも,そして作法的にも美しかったと心から思います。
・・・・・私的な面でいろいろとありましてね。ブログを更新することができませんでした。いかにお調子者,剽軽者の私でも,筆が進まなかったのです。でも,ようやく落ち着きました。
考えてみれば,たかだか10日程度中断しただけです(笑)。月に10回は更新するという偉業とも言うべき記録は今回途切れてしまいましたが,全国6193万人の読者のためにも(笑),ブログを再開することにいたします。
さて,我が栄光の読売巨人軍は,今シーズンはどうしようもありませんでしたが,一方,サッカーの名古屋グランパスも鳴かず飛ばずです。土曜日(11月7日)には,顧問先からのお誘いもあり,豊田スタジアムで名古屋グランパス対ヴァンフォーレ甲府の試合を観戦しました。メインスタンドの少しばかり良い席で観戦させていただき,本当にありがたいことです。
昔はよく瑞穂陸上競技場などへグランパスの試合を観戦しに行ったのですが,最近のグランパスの試合ぶりにはほとほと愛想が尽きかけておりました。足が遠のいていたのです。土曜日の試合も,前半12分には集中力を欠く守備で早くも失点です。不用意なパスミスが発端でした。ああ,久しぶりに来たのに今日もゲンナリだなあと思いました。
何とか前半で2点を取り,2-1で前半を折り返しましたが,グランパスの選手は全般的に相手選手へのチェック(プレス)が甘い,相手選手に好きにプレーさせているなと痛感しました。後半はどうだったか・・・。この点については何とか改善していました。チェック(プレス)を厳しくして,相手選手に好きにプレーさせず,積極的にボールを取りに行く姿勢が現れ,良くなったのです。結果は4-2で勝利しました。
でも,攻撃の形ができていた,そして明確に意図が読み取れる,さらに言えば選手間での共通理解(約束事)が確立していたのは,ヴァンフォーレ甲府の方でした。名古屋グランパスにはこれが欠けている。また特徴的なのは,失点の多さです。守備に課題があります。これは数字にも表れており,名古屋は順位としては全18チーム中10位にいますが,失点の多さは18チーム中の2位なのです(笑)。
素人に何が分かるか,とのお叱りをいただきそうですが,今日は私は言いたいことを言わせてもらいます(笑)。・・・攻撃もダメだ!本来はDFである闘莉王がFWをやっている現実・・・。確かに彼はまだまだボール扱いは上手いですが,本来はFWではなく,点取り屋ではありません。名古屋にはゴーラーが欲しい,そしてドリブラーが欲しいと思います。そして現在のような遅攻ではなく速攻ができるような,相手DFを恐れさせるような組織的な攻撃,選手間の共通理解(約束事)が欲しい。次期監督には小倉隆史氏が内定しているようですが,彼がS級コーチライセンスを取得したのが3年前であり,まだコーチ等の経験は浅いと言わざるを得ません。監督としては未知数でしょうね。
現在は名古屋グランパスから日本代表に送り出している選手は一人もいませんし,一時期のようなJリーグ屈指の選手層とは言えないのが現状です。フロントの役割は非常に重要だと思います。選手の補強,そしてあのアーセン・ヴェンゲルを監督として招聘したような眼力など,現在の名古屋グランパスのフロントのやる気が試されていると思います。
秋風がとても心地よい季節になってきました。これから冬に向かうことは分かっていても,私は一年中でこの季節が一番好きなのです。
さて,昨晩はナゴヤドームで巨人対中日戦を観てきました。何やら世間では巨人がセ・リーグの優勝争いをしているかのように言われていますが,とんでもないことでございます。今年の巨人は優勝争いどころか,もう秋風が吹いてしまっています(笑)。昨日の試合なんてそれはそれは正視に耐えない悲惨なものでありました。初回にヒットや失策,ワイルドピッチなどで5点を取られ,打線はといえば文字通り散発の3安打(笑)。
打率.239の長野が1番ですから出塁を期待することができず無安打,特に酷かったのが3番の坂本です。顔も横着そうですし(私は巨人ファンですがこの選手には好感が持てません),やる気のなさが体全体ににじみ出ています。他の選手も何とも精彩というものがない。打っても全力疾走しないんですから。
昨日のナイトゲームを観ていて思ったのは,3塁手のスタメン起用です。今のお粗末な巨人を象徴しています。年俸3億円をもらい,3年の複数年契約をしている村田選手は,既に国民の大半がご存じのように(笑),それに見合った仕事をしていません。昨日の試合は,この村田選手に代わって新人の岡本和真選手がスタメンで起用されていました。期待されているのかテレビ中継でも何かとクローズアップされているのですが,私はこの選手が内野ゴロを打ったところしか見たことがありません。要するに,ベテランの主力選手が年俸に見合った仕事ができていない一方で,その地位を襲うに足る有力な新人が獲得,育成できていないのです。
不満たらたらですね。読んでいて嫌になるでしょう(笑)。はっきり申しますと,私も長いこと生きておりますが(笑),これほど弱い巨人軍を見たことがないのです。史上最弱ではないでしょうか。これだけは言うまいと思っておりましたが,現コーチの誰一人として賢そうな人がおりません。たった一人でも,かつての牧野茂ヘッドコーチのような賢くて有能なコーチがいれば・・・。あのV9を達成した川上哲治監督をして「牧野がいなかったらV9は達成できなかった」と言わしめたのですから。
まあ,さはさりながら,やるのは選手ですからね。昨日のような全く生気のない,そして精気もない試合をしているようではダメなのです。悪いけど私は,昨日の試合を観ていて,少なくとも今年のこのチームは優勝には値しないと一人痛感しておりました。優勝してはいけないのです。本日のブログは,怒気を含んだ内容でいささか読むのが苦痛でしたね。申し訳ありません。どうしても怒れて怒れて仕方がなかったのです(笑)。
今朝の産経新聞の中に,私に勇気をくれる記事がありました。
今年のセ・リーグは上位3チームがしのぎを削っておりますが,阪神の岩田稔投手の前向きな姿勢に感動しました。彼は若い時から1型糖尿病に罹患し,一時はスポーツを諦めかけたこともあったようです。しかし,かつて巨人にいたガリクソン投手がそうであったように,インシュリン注射を打ちながらでもプロで選手生活を送ることができることに思いを致し,頑張り続けて来たのです。
今年の阪神タイガースは十分に優勝のチャンスがありますし,岩田投手も活躍しています。彼は,投手として1勝を上げるごとに10万円を1型糖尿病研究基金に寄付しています。本当に素晴らしいことです。これからも頑張って欲しいと思います。
ただ,やはり最終的には今年のセ・リーグの優勝は,わが栄光の読売巨人軍ということで(笑)。
女子サッカー日本代表,このたびのW杯での活躍は素晴らしいと思います。よくやったと思います。決勝戦の序盤での大量失点は残念だし,早々に試合を決定づけてしまった感もありますが,虚心坦懐に考えればやはり相手(アメリカ)のチーム力が上であり,勝利に値するチームでした。
身長差を活かされたセットプレー対策やフィジカルコンタクトの強化など,克服しなければならない課題は浮き彫りになりましたが,6試合で僅か1失点のアメリカを相手に,1試合で2得点したのですからよく頑張りました。決して諦めない強い気持ちも伝わってきましたね。
さてさて,それにしても我が栄光の読売巨人軍はやはり今年はどうやらダメのようですね(笑)。投げる方では菅野,高木(勇),マイコラス,ポレダなどが割とよく頑張っていると思いますが,何しろ打てません。くどいですか?(笑)阿部や村田,長野の打率は悲惨なものです。
7月4日の日刊ゲンダイには「巨人の不振でハッキリした『複数年契約』の害」という記事がありましたが,なるほどなと思いました。
ヤクルト監督時代の野村監督の口癖は「選手の複数年契約は百害あって一利なし。やってもやらなくてもカネがもらえるというんじゃ、甘えが出るに決まってる。」だったそうな・・・。確かに,複数年契約を結んでから年々成績が低下していくという過去のケースは枚挙にいとまがありません。
13年のオフに新たに2年契約を結んだ阿部慎之助はその年から成績が急降下し,年俸5億1000万円の今季も低い打率で本塁打は僅か4本。3年10億円という大型契約2年目の村田修一に至っては打率2割2分台で,本塁打は僅か3本。投げる方でも,4年20億円の杉内俊哉も7月1日の対広島戦では6回途中7失点と大炎上です。彼は5勝してはおりますが,いつもカウントを悪くしては遅い球を痛打され,防御率は3.79なのです。左腕のエース(?)と言われている内海哲也は4年16億円の複数年契約ですが,今季は1勝もしておらず,防御率は13.50・・・。
契約が残る内海の4億円,村田の3億円は来季も年俸据え置きということですから,本人よりむしろファンの方がやる気がなくなってしまいます(笑)。私がお金を出している訳ではありませんけど(笑)。複数年契約は見直した方が良いのではないでしょうか。厳しすぎますかね。でもプロですからね。
我が栄光の読売巨人軍の長野とか村田は,プロとして良い意味でのプレッシャーを感じながら仕事をしているのでしょうか。個人攻撃をしたくはありませんが,最近のこの2人のプレーぶりを見ていると,巨人軍のユニフォームを剥奪してやりたい衝動にかられてしまいます(笑)。
「まあ,なるようになるさ。」というのは人生の真実かもしれませんが,余りにも真摯さが感じられないのです。好不調の波はあるにしても,何が問題なのかをもっと頭を使って考えて欲しい。対ヤクルト3連戦のうち1試合は雨天中止となりましたが,この2試合,長野選手は2打数0安打,5打数0安打だったと思いますし,村田選手も2打数0安打と3打数0安打だったと思います。2試合で2人合わせて12打数0安打です(苦笑)。これでは勝てません。しかも長野は1番打者なのですからね。昨日の長野の最初の打席,ど真ん中の直球を見逃してあえなく三振に打ち取られた場面を見て,私は思わず怒りに打ち震えました(笑)。
我が栄光の読売巨人軍の選手ならば,もっと良い意味でのプレッシャーを感じなさいよ!その伝統あるユニフォームに恥じないように,もっと一生懸命に,しかも賢くいって欲しいなあ。
・・・・・・・・・月曜日から不満たらたらですわ・・・。
プレッシャーついでに言いますと,最近の私,実はゴルフが絶好調であり,スコアが今までになく安定しておりますが,パッティングをもう少し上達させなければならないと思っております。ところで,グリーン上でパッティングする時には,たいていの人は,意識するしないにかかわらず,精神的にプレッシャーがかかっているようですし,心臓にも負担なんだそうです。ある週刊誌の記事で読んだんですが,ある女子プロゴルファーの血圧をプレーごとに計っていると,ドライバーとかその他のショットの時は,プレー中でも普段通りの血圧なのに,グリーン上のパッティングの時には相当に血圧が上がっているそうです。
私が尊敬する岸信介元首相が訪米し,ドワイト・アイゼンハワー元大統領らとゴルフを楽しんだ時のことを,全くの受け売りですがこのブログでもご紹介しました。ただ,アイゼンハワー大統領は心臓に持病があり,主治医からはゴルフはしても良いがパッティングの時は気をつけるように注意していたそうです。そこで,アイゼンハワー大統領がプレーする時は,グリーンにオンした時には自動的に2打を加えてホールアウトする「アイゼンハワー・ルール」を適用していたとのこと。
岸信介元首相がこの訪米時にゴルフを楽しんだ時のスコアは99だったそうですが,この時も「アイゼンハワー・ルール」だったのでしょうか(笑)。
我が栄光の読売巨人軍は,一体全体どうしちゃったのでしょうか。全然打てません。昨夜の敗戦で,とうとう我が家の家計と同じで貯金がなくなりました(笑)。要するに勝ち数と負け数が同じ・・・。
巨人打線がダメだということは,データが雄弁に物語っております。12球団中,チーム打率は下から2番目(11位)。ちなみにチーム打率の最下位は阪神タイガースです。
でも,今セ・リーグでは珍現象が起こっており,このチーム打率ドベ1とドベ2が1位と2位になっているのです。守備,防禦が重要ということでしょうかね。また,貯金がなくても首位にいるというのは,例のセパ交流戦でセ・リーグがパ・リーグに大きく負け越していることが原因でしょう。
だが,それにしても巨人は打てない。私ももう長いこと生きてきましたが(笑),これほど脆弱で打てない巨人打線,オーダーを目の当たりにしたことは過去になかったのではないでしょうか。打線に全く華がないといいますか,全く期待というものがもてないのです。
ドラフト制度の下では,長嶋さんや王さんの時代の再来を望むことができないのは分かっておりますが,今ほど期待がもてないオーダーもないでしょう。例えば,1983年の巨人のオーダー(投手を除く。)は,1番松本,2番河埜,3番篠塚,4番原,5番中畑,6番スミス,7番淡口,8番山倉でした。すごいですわ(笑)。それにこの頃は江川,西本,定岡などが投げておりました。
それに例えば,2002年の巨人のオーダーは,1番清水,2番二岡,3番高橋由伸,4番松井,5番清原,6番江藤,7番仁志,8番阿部でした。こ,これは・・・・。思わず相手チームがびびってしまうオーダーです。
ああ,懐かしい。
アメリカ司法省が,国際サッカー連盟(FIFA)の副会長ら14人を訴追したと発表しましたね。汚職(贈収賄)に関与した疑いでの訴追です。
それにしても私がとても疑問に思いましたのは,その翌日に開催されたFIFAの年次総会でブラッター会長が5選を果たしたこと,そしてブラッター会長が何ら悪びれることもなく「レッツゴー!FIFA」などと叫んで勝ち誇っていたことです(その年次総会の会場には51歳の愛人を隣に同席させていたとのこと)。確かにブラッター会長は世界的な企業と次々にスポンサー契約を締結し,さらには巨額の放送権料を設定してFIFAに巨額の資金をもたらし,サッカーを巨大ビジネスに育て上げました。
でも,この世界はかつてのIOCと同様,利権をめぐる不正疑惑,W杯開催地を決定する権限を持つ理事らに「金権体質」がはびこる温床となっていました。深い闇があるのです。5選を勝ち誇っていたブラッター会長のこれまでの17年にわたる長期の在任期間中に,贈収賄にまみれた組織を刷新することはできなかったのです。そしてこのたびは汚職(贈収賄)の容疑で元副会長が逮捕されたり,訴追されたりしているのでしょう。会長が何らの責任も感じていないというのはどう考えてもおかしい。
欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長が年次総会の前日にブラッター会長に辞任を迫ったり,イングランドサッカー協会のグレッグ・ダイク会長も2018年W杯ロシア大会をボイコットする可能性を示唆したとの新聞報道もあり,これらのことも頷けます。というのも,FIFA本部のあるスイスの検察当局も,2018年(ロシア)と2022年(カタール)の各開催地決定をめぐっても不正があったとして本格捜査に入ったからです。やはり問題の闇は深い・・・。
ついでに,2002年の日韓W杯での審判買収疑惑,つまり韓国がベスト4に進出するまでの対イタリア戦と対スペイン戦の極めて不可解な判定についても捜査してくれないかしら(笑)。この2つのゲームは「世紀の10大誤審」に堂々ランクインしているのです(笑)。あの名選手ゲイリー・リネカーも「一つ確かなのは今回の韓国の勝利に名誉が伴っていないことだ。後年日韓W杯を振り返ったときにトルコやセネガルに米国,スウェーデン,ベルギー,日本の健闘が称賛されることはあっても韓国が称賛されることは決してないだろう。」とコメントしているくらいなのです。