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弁護士ブログ

2020/03/28

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私はごく最近まで,ノンフィクション作家の関岡英之さんが亡くなったことを知りませんでした。とても驚いたのと同時に,何か寂しいような,極めて大きな喪失感を覚えました。私は,著述を生業にしている方々の中で,この関岡英之さんと渡辺惣樹さんのお二人はかねてから特に注目し,「ああ,良い仕事をなさっているな。」と敬服しておりました。ジャンル的には関岡さんはノンフィクション作家,渡辺さんは歴史家という分類になるのではないかと思います。

 

関岡さんは昨年,虚血性心不全にてご自宅で亡くなったとのことですが,全く知りませんでした。彼の著作の内容の素晴らしさは言うまでもありませんが,特に感動し目からウロコが落ちる思いをしたのは,「拒否できない日本-アメリカの日本改造が進んでいる」(文春新書)と「帝国陸軍見果てぬ『防共回廊』-機密公電が明かす、戦前日本のユーラシア戦略」(祥伝社)の二冊です。これらは必読の書です。

 

まだお若く,もっともっと良い仕事をして欲しいとかねてから思っていたのに,返す返すも残念です。あるサイトの記事によりますと,2011年に奥様をガンで亡くされた後は一人でお子さんを育てられ,完璧を期する仕事のことなどもあって心労が重なったのかもしれません。

 

私は,小泉内閣が当時さかんに「構造改革」を連呼し,劇場型でしかも俗耳に入りやすいワンフレーズ・ポリティクスで抵抗勢力を徹底的に排除し,「構造改革」と称して郵政民営化を進め,そして会社法を次から次に改正し,弁護士を大量増員するなどの方向付けをしていました。先学菲才の私は,当時,「構造改革」の意味も目的も分からず,かと言って,置いて行かれるのはいけないので必死に改正会社法を勉強しました。

 

この「構造改革」なるものの背後にあったのがアメリカから一方的に突きつけられる「年次改革要望書」だったのであり,当時の政府はこれに唯々諾々と従っていた訳です(今もですが・・)。そのような背景事情を余すところなく暴いたのが,関岡さんの「拒否できない日本-アメリカの日本改造が進んでいる」(文春新書)という本でした。今,この本を読み返しております。「構造改革」なるものの本質がよくわかります。小泉内閣時代,アメリカが商売をし易くなるように,あたかもそのお先棒を担いでいたのが竹中平蔵という大臣です。関岡さんは慶應義塾大学法学部の出身ですが,仄聞するところによると,彼は生前「竹中平蔵が慶應教授でいる限り,決して慶應の校舎内に足を踏み入れない!」と宣言されていたようです。愛国心が強く,俗っぽい人を嫌悪し,潔癖な人だったのでしょう。

 

「帝国陸軍見果てぬ『防共回廊』-機密公電が明かす、戦前日本のユーラシア戦略」(祥伝社)という本も,誠に素晴らしい著作です。くどくなりますが,もっともっと素晴らしい仕事をして欲しかった。

 

心からご冥福をお祈りいたします。合掌。

2020/03/23

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とにかく今,この日本を含め,世界中で新型コロナウイルスの暗い話題ばかりが報道され気が滅入ってしまいますね。いろいろな会合や楽しい集まりなども,ことごとく中止ないし延期が決定されています。

 

 

それに,ドラッグストアやコンビニの商品棚を見渡しても,マスクという代物は全く見当たりません。私などは花粉症の症状とは毎年無縁ですが,花粉症の方々は相当にお困りだと思います。ただ先日,近場でゴルフをすることがあり,心優しい同業の女性弁護士が私に1袋5枚入りのマスクをくれました。

 

 

とてもありがたかったのですが,悪賢いカラスのせいでそれもぬか喜びになってしまったのです。せっかくいただいたマスク入りの袋をキャディーバッグの大きめのポケットに入れておいたのですが,チャックをちゃんと閉めないままにしていたところ,私のプレイ中にカラスがこれを奪い去ってしまったのです。奴はこれを食べ物だと思ったのでしょうね。

 

しばらくして親切なキャディーさんが芝(ラフ)の上に落ちていたそのマスク入りの袋を目ざとく見つけてくれたのですが,袋は無残にも鋭く引き裂かれ,袋の中には1,2枚しか残っておりませんでした。本当に油断も隙もない。カラスの奴もどんなウイルスや細菌を媒介しているか分かりませんし,気持ち悪かったのでやむなく捨てました。好意でせっかくいただいた貴重なマスクだったのに・・・。断腸の思いです。

 

 

イベントの中止も相次いでおりますが,実は3月22日(日)は,名古屋・栄の「ブルーノート」で憧れの石川ひとみのコンサートが予定されていたのです。友人がやっとのことでチケットを入手してくれ,私はうちのカミさんと一緒に行く予定でしたが,そのコンサートも中止と相成りました。私はいつもカラオケで「まちぶせ」という名曲を歌うのですが,本来であればそのコンサートで石川ひとみ本人の「まちぶせ」が聴けたはずであるのに・・・。断腸の思いです(笑)。

 

 

やっとのことでこのチケットを取ってくれたその友人も奥さんと一緒にそのコンサートに行くはずでした。その友人もよくカラオケで歌う人で,時には私の持ち歌である「まちぶせ」を歌ってしまうこともあります。これまた油断も隙もないのですが,その人が「まちぶせ」を歌うと,声が太いせいか,まるでフランク永井がカバーしているのかと思ってしまいます(笑)。

 

 

まあ,今日のタイトルは「雑感」ですから,取りとめのない話ついでにゴルフの話です。決して良いスコアとは言えないものの,最近の私のスコアは比較的安定しております。ドライバーショットが良ければ,ある程度スコアはまとまります。私が最近心掛けていることは,やはり早打ちにならず力まないこと,そしてティーイング・グラウンドではもう素振りはしないことです。

 

 

あるサイトで馬場伯明という方が書いていた記事によりますと,戦後GHQとの折衝で活躍した白洲次郎さんが「Play fast」を掲げた名門・軽井沢ゴルフ倶楽部の1番ティーでは打者本人の素振りも禁止され,「プレイの際もティーグランドで素振りはしない。」という立札もあるそうです。その記事を読んで以来,私は「Play fast」を心掛け,ティーイング・グラウンドでの素振りは一切しないことにしました。するとテンポも良くなり,ドライバーも割と安定してきたという訳です。

 

 

さて,名古屋も桜の開花宣言がありました。中国発祥の例の疫病が世界中で猖獗を極めておりますが,毎春のいつも変わらぬ美しい桜の姿は我々に癒しを与えてくれます。桜の花が咲いている期間を境にして,徐々に収束に向かえばと切に願っております。

2020/03/10

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私の自宅近くには,1キロメートルほどにわたって見事な桜並木があります。この桜はオオカンザクラというもので,ソメイヨシノよりは花弁が濃い色をしています。今が満開でとてもきれいなのです。毎年ソメイヨシノよりも2,3週間ほど早く開花するので,近所の人だけでなく開花の早いことを知っている遠方からの見物客もおり,盛んにスマホなどで撮影しています。

 

 

このように,美しい桜は何事もなかったように咲き,見事な姿を見せて我々を楽しませ,慰めてくれます。

 

 

しかし世間では,何事もなかったどころの騒ぎではなく,新型コロナウイルス肺炎感染の問題で大騒ぎです。あれほど危惧されていたパンデミック(世界的大流行)に発展する様相を呈しております。

 

 

よし,事ここに至っては,政府批判をしている暇があったら挙国一致で感染拡大を防ぎ,何としても収束させなければならないでしょう。自らは地道に手洗い,うがいを励行し,人ごみを避けて免疫力(栄養と睡眠)をつけ,自分の身は自分で守るしかありません。それは分かっています。ただそれにしても,これまでの推移を考えますと,どうしても政府批判はしたくなる(笑)。あるサイトで国際関係の研究者である北野幸伯という方が寄せた記事を拝見しました。なるほどと思ったのでその要旨を紹介します。要するにこの記事の骨子というのは,これまでの日本政府の対応がどれだけ遅かったのか,危機管理が杜撰だったのかという批判です。

 

 

今から1か月以上も前の2月2日付け日本経済新聞によれば,1月31日には米国が中国本土を離れた外国人の入国を拒否する決定を行い,翌2月1日にはオーストラリア,翌2月2日にはニュージーランドが同様の決定を出し,フィリピンもこれに続き,シンガポール,モンゴルなども同様で,1月末までに62か国が中国人や中国からの渡航者に対して何らかの入国制限措置を導入していたのです。

 

 

それに引き換え,日本政府はというと,インバウンドだか何だか知りませんが,いわゆる「春節」どきにどんどんどんどん中国人観光客を入国させ,1月中の中国人入国者は92万4800人とも言われております。しかも,2月23日の時事通信の配信によれば,安倍首相は新型ウイルスが国内で流行する可能性に言及した上で,大規模な感染拡大を見据え,「総合的な基本方針」を2月末までにまとめるよう指示したというのです。

 

 

遅くとも2月の初めには諸外国が厳しい入国制限,検疫措置を講じていたのに,わが日本政府は「2月末までに基本方針をまとめる」ですと・・・。日本政府には2月末まで「基本方針」すらないのです(笑)。挙句,つい最近まで日本政府高官は中国共産党に忖度し,習近平主席の国賓訪日の予定に現時点で変更はないなどと間抜けなことを言ってもいましたよね。

 

 

この記事には,作家の百田尚樹さんの2月16日のツイッター,「皆さん、政府は無能です。国民の命を守るんだ!という意志も能力もないことが明らかになりました。自分と家族の命は自分で守りましょう!お互いに、生き抜きましょう!」といったつぶやきも紹介されていました(笑)。

 

 

笑い事ではありません。繰り返しますが,地道に手洗い,うがいを励行し,人ごみを避けて免疫力(栄養と睡眠)をつけ,自分の身は自分で守るしかないのです。

2020/02/03

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新聞やテレビニュースでは,連日,新型コロナウイルスによる肺炎拡大の情報が流されています。発祥である中国という国(中国共産党)自体が情報隠蔽的であり,同国内における真実の感染者数,真実の死亡者数はどうなっているのか分かりません。中国国内の状況もそうですし,対外的な伝染状況についてもパンデミックになりはしないかと,本当に心配なことです。

 

心配だといえば,日本政府の対応です。完全に後手後手に回っており,現在行われている水際対策等が本当に実効性があるとは思えないのです。武漢の邦人をチャーター航空機で帰国させるという措置だって,アメリカなどの諸外国が断行したのを見てようやく重い腰を上げたのですし,入国禁止措置にしたって,右に倣えといった感じでようやくこれに踏み切り,しかも極めて不完全な措置に止まっています。

 

アメリカは「公衆衛生上の緊急事態」宣言をした上で,14日以内に中国を訪れたことのある外国人の入国禁止措置を発表しました。オーストラリア政府も同様です。でも日本政府はといえば,入国申請時から14日以内に中国湖北省に滞在歴がある外国人の入国を拒否する措置にようやく踏み切っただけです。もう既に中国全土に広がる感染者が1万人を優に超えたのですから(これも中国当局の発表ですから全くアテにはなりません。実際にはもっと多いはずです。),アメリカのような全面的な措置でなければ実効性がないのです。

 

「泥縄式」というのは,「泥棒を捕えて縄を綯う」の言葉どおり,事が起こってから慌てて準備するということの喩えですが,正にこのたびの日本政府の対応が泥縄式です。しかも,相手は目に見えない新型コロナウイルスなのですから,実際には泥棒を捕まえてもいないのかもしれません。中国人旅行者のインバウンドよりも日本国民の生命,身体の安全を確保すべきでしょう。

 

気になって土曜日の産経新聞の「安倍日誌」に目をやりましたら,その日の午後,安倍首相は成蹊学園卒業生ら主催の「安倍晋三さん衆議院議員在職25周年を祝う会」に出席後,そのまま私邸に戻ったとありました。こんなんじゃ,ダメですね。

 

また,アメリカは今回の事態を重く見て,中国全土への渡航禁止勧告を出しました。現状では極めて当然の措置なのですが,これに対する中国外務省の報道官談話の内容を聞いて呆れてしまいました。中国外務省は,1月31日の夜,このアメリカの措置に関し,「率先して悪い前例をつくった。本当に薄情だ。」と批判する談話を発表したのです。反省も何もありません。

 

安倍晋三政権は,現在でも,この春にかの国のトップである習近平国家主席を「国賓」として招くという誤った方針を維持しているのでしょうか。邦人の不当拘束や日本固有の領土である尖閣諸島周辺の度重なる領海侵犯に対し,安倍首相が問題提起しても習主席は「何処吹く風」とこれを無視しています。評論家の櫻井よしこさんは国賓としての招待に大反対していますし,国民の間でも反対する意見がかなりの割合に上っております。私もその一人です。

2020/01/22

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中国の武漢発の新型コロナウイルス関連の肺炎の感染は,だんだんと不気味な拡がりをみせていますね。中国の国内だけでなく,タイ,韓国,日本,台湾,さらにはアメリカでも感染者(中国からの旅行者だそうです。)が出ました。恐ろしいことです。

 

何よりも心配なのは,中国という特異な国の情報隠蔽的な体質です。以前のSARS騒ぎの時の中国の対応は酷かったですからね。中国の公式発表では感染者は「41人」だということですが,世界保健機関(WHO)にも助言を行っている英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンの感染症に関する研究センターの研究者らは論文を発表し,武漢市だけでも1月12日時点で既に1723人以上の感染者が存在するとしています。

 

中国の場合,「公式発表」についてはGDP成長率と同様,全く信用できませんからね。何しろ中国共産党や自国に都合の悪い真実の情報を他国の放送局が流し始めるやいなや,停電みたくテレビ画面が突如として真っ暗になってしまうのですから(爆笑)。

 

今回の新型コロナウイルス関連の肺炎の感染については,笑っている場合ではありません。1月24日から30日ころにかけては,この愛すべき日本国にも中国人旅行者が春節休みで大挙して到来します。我が国の検疫は本当に大丈夫なんでしょうか。

 

コロナウイルスで人への感染があるのはこれまで6種類が確認されており,このうち,深刻な呼吸器疾患を引き起こす可能性があるのは,SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)の2つで,それ以外は仮に感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまると言われてはいます。でも,今回の武漢発のものについてはまだ詳しいことは分かっていませんし,現に死者は出ています。

 

ところが,日本政府の検疫体制は本当に大丈夫なんでしょうか。アメリカなどは徹底していて,武漢からの直行便のある空港では,対象となる便については乗客全員を別室に移して熱や咳がないかを厳しくチェックし,発熱を感知するスキャナーなどを使用して検査するということです。

 

ところが,日本はというと,航空会社に対しては機内案内で症状を自己申告するよう呼びかけるとか,空港のポスターなどで自己申告の協力を呼びかけるなどの「ゆるゆる」の対処です。あくまでも「自己申告」がメインなのです。ゴルフと同じです。そもそも,お金を使って旅行に行こうと手ぐすね引いている人たちが,多少の体調不良があったとしてもそのことを正直に自己申告などするでしょうか。日本という国の危機管理の甘さはつとに指摘されているとおりです。憲法9条がありさえすればいつまでも平和は確保できるなどと言って平和ボケているのと少し似ています。

 

くれぐれもパンデミックになったりしないよう,実効性のある検疫の方,よろしくお願いいたします。

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