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弁護士ブログ

2020/10/26

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日本学術会議をめぐる議論が喧しい状況です。同会議が推薦した会員候補者のうちのごく一部(6名)が任命されなかったようですが,このことについては立憲民主党などの野党が,我が国における「学問の自由」を侵害する暴挙だみたいなことを述べています。とても頭の悪い私にはその理屈がよく分からない(笑)。するってぇと,何ですかぃ,学術会議の会員になれなければ学問ができないとでもいうのですか。いずれにしても,日本学術会議法という法律は,推薦された候補者全員が選ばれるということまで保障した法律ではなく,任命の可否はあくまでも任命権者である内閣総理大臣の判断です。ましてや,同会議が推薦した会員候補者のうちの一部が任命されなかったからといって,これが憲法上の学問の自由が侵害されたことにもなりません。現に個々の学者の方々は制約も受けず大学や研究所で研究等に勤しむことができているではありませんか。

 

むしろ,日本学術会議は昭和25年には,軍事関連の科学研究には一切かかわらないという声明を出しておりますし,最近でも平成29年3月24日付けで「軍事的安全保障研究に関する声明」を出し,自由な軍事研究を抑制する政治的立場を表明しております。さらには,北海道大学の奈良林直名誉教授が10月5日に国家基本問題研究所に寄稿した文章によると,同大学に在籍する流体力学を専門とするある教授が船の燃費を改善する研究を進め,防衛装備庁が募集した安全保障技術研究推進制度に応募し,研究費の助成を受けたそうですが,それを知った日本学術会議側が北大に対して「事実上の圧力」をかけ,2018年に応募を辞退することになったということです。

 

それこそ学問の自由の侵害じゃないんでしょうか(笑)。日本学術会議の会員の先生方は,日々研究を続けられ相当の科学的成果を挙げておられるのでしょうが,その自由な研究,ひいては身の安全を最終的に保障しているのは安全保障に携わる国,政府です。自分たちは安全保障にかかわる軍事研究には反対するけど,いざという時は自分たちの安全を守ってくれというのは,あまりにも無責任,不道徳なのではないでしょうか。

 

昨日の産経新聞の「あめりかノート」というコラムで,古森義久さんは,「日本学術会議にGHQの影」と題して興味深い記事を書いておられました。彼は,相当前に,GHQ幹部の米陸軍大佐であり日本国憲法草案作成の実務責任者だったチャールズ・ケーディスという人に長時間インタビューをしたことがあったそうで,その際ケーディスは,「最大の目的は日本を永久に非武装にしておくことでした」と回答したようです。要するに,日本という国に対し,独立国家の基本的権利を抑えてでも非武装を押し付けることがGHQの意図だったということであり,日本学術会議はGHQ占領下で設置され,設置された翌年にはさきほど述べましたように,軍事関連の科学研究には一切かかわらないという声明を出し(昭和25年),そのスタンスが現在も変わっておりません。当時のGHQの非武装押しつけの意向とピッタリ合致している訳です。

 

それに驚くべきことに,日本学術会議(当時の会長は亀山直人)は,軍事関連の科学研究には一切かかわらないという声明を出した同じ年の5月には,吉田茂首相らに対し,「元号廃止、西暦採用についての申し入れ」を同会議の決議として送ったという事実もあります。その書面には「天皇統治を端的にあらわした元号は民主国家にふさわしくない」,「法律上からみても元号を維持することは理由がない。現在の天皇がなくなれば、『昭和』の元号は自然に消滅し、その後はいかなる元号もなくなるだろう」などといった記載もありました。この会議体は沿革的にも日本共産党をはじめとする左翼勢力との深いつながりがあることも指摘されています。

 

日本学術会議には毎年10億円超の国家予算がつぎ込まれてもいますし,今回の騒動は日本学術会議の抜本的改革を議論するためのよい機会になったのではないでしょうか。

2020/10/19

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私の愛読紙はもちろん産経新聞ですが,この新聞には定期的に同紙文化部の桑原聡さんという方の「モンテーニュとの対話『随想録』を読みながら」という記事が掲載されます。これが結構ためになりますし,いつも興味深く読ませていただいております。

 

先日の掲載分(記事)も面白かった。人間,誰とメシを食っているのかで大体その人の志向するもの,関心対象となっているもの,交友関係,もっと言えば思想傾向などを推し量ることができるようです。私自身は,菅義偉という首相にはほとんど期待してはおりませんが,菅首相が誰とメシを食っているのかが分かりました(笑)。

 

その記事には菅首相の会食相手のことが書いてありましたが,竹中平蔵やデービッド・アトキンソンなどといった人とメシを食っておられるようですね(笑)。もちろん誰とメシを食っても良いのですが,新自由主義,グローバリズム,弱肉強食,結果的に日本の形がなくなってしまうことに結びつく思想傾向が窺えます。

 

竹中平蔵といえば,パソナグループ取締役会長,オリックス社外取締役など企業人としての肩書を有する一方で,安倍政権の成長戦略のアドバイザーとして未来投資会議,国家戦略特別区域諮問会議における民間議員の肩書も持っており,彼が旗振り役となって規制緩和を推し進めた先に(例えば移民政策による安価な労働力の導入等-人材派遣のパソナグループは大喜び),彼ないし関与する企業の利益があるという,いわばマッチポンプ的な構図が出来上がっていることを強く指摘する評論もありますし,私も同感です。レントシーキングというのは,政府や役所に働きかけ,法や制度,政策を自らに都合のいいように変更させて利益を得る活動をいいます(超過利潤の追求)。彼の嫌らしさ,レントシーカー的傾向というのは,「市場と権力-『改革』に憑かれた経済学者の肖像」(佐々木実著,講談社)という本を読めば相当に理解できます。

 

それから,菅首相の会食相手の一人にデービッド・アトキンソンという人がいます(笑)。インバウンドと称して外国人観光客をどんどん入れて儲けろ(約4000万人)と進言したり,これまで日本の物づくりを下支えしてきた中小企業について,最低賃金を引き上げて経営力と競争力がない中小企業を淘汰・統合すべきだなどといった進言をしている人です。生産性の向上は必要なことですが,そんな政策で中小企業がどんどん潰れていき,多くの雇用が失われても良いというのでしょうか。デフレギャップがあるから日本経済はデフレから脱却できないのです。むしろ政府が積極的に財政出動して需要そのものを創出すべき方向へ向かうべきなのに,逆の発想になってしまっております。

 

それに,現在は新型コロナウイルス感染が猖獗を極めているため,外国人観光客は少なくなっていますが,実は私は温泉をはじめとする観光地への足が遠のいているのです。インバウンドによる外国人観光客,特にマナーの悪い観光客の存在で(敢えてどこの国とは言いません【笑】),かえって癒しを求めて静かに旅を満喫したい日本人観光客の足が遠のいている実情もあるのではないでしょうか。はっきり申し上げて,私は,大声で会話しながら浴場に入り,かけ湯もせず,乱暴に足をドポンと入れて大波を立てて温泉に入る,そういう人たちと同じ湯船には入りたくないのです(笑)。

 

菅首相が誕生した背景には,親中派の二階幹事長の存在があります。二階幹事長といえば,アメリカのシンクタンク「戦略国際問題研究所」の報告書で,名指しでその媚中政策を批判されている人物であり,菅首相はこの人物ともよくメシを食っているようです。先ほど菅首相にはほとんど期待してはいないと申し上げましたが,これまで述べてきたような人々とよくメシを食っているからであり(笑),何よりも菅首相自身の口から,これまでその国家観,歴史認識などを明確に聞いたこともないからです。

 

この日の「モンテーニュとの対話『随想録』を読みながら」という記事の中には,次のような件(くだり)がありました。

 

「『ドン・キホーテ』の中でサンチョ・パンサがこんな言葉を吐いている。『お前が誰といっしょにいるか言ってみな、そうしたらお前がどんな人間か言ってやる』という諺(ことわざ)も、また『お前が誰から生まれたじゃねえ、誰といっしょに飯食うかが問題だ』という諺も本当だとするなら、おいらは御主人のあとについて仕えてるんだから、御主人のさらに上をいく阿呆(あほう)よ」(後編第10章)

2020/09/17

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いやー,凄いですね。このたび新たに衆参合わせて150名からなる立憲民主党なる政党が誕生しました。これほどの数の国会議員の集合体であるにもかかわらず,どうやら国民はあまり注目というものをしておりません(笑)。私もその一人です。

 

国民民主党との合流に際しても「党名」をめぐって相当な悶着があったようですが,私に言わせれば立憲民主党などという名前は烏滸がましく,「しょせん民主党」という名前にしたらどうかと思っております。だって,集まったメンバーを見ますと,代表になった枝野幸男,菅直人元首相,野田佳彦前首相,岡田克也元外相,小沢一郎衆議院議員,蓮舫,福山哲郎などなど,あの「悪夢のような」民主党政権時代のメンバーばっかり顔をそろえているじゃないですか。

 

8月22日の産経新聞のコラム「産経抄」から一部を引用してみましょうか。

 

「『帰ってきた民主党』と言ったが、全く違う。」立憲民主党の福山哲郎幹事長は19日の記者会見で、国民民主党との合流新党について、日本維新の会の松井一郎代表が揶揄(やゆ)した言葉に猛反発した。とはいえ、その顔ぶれを見ると新鮮味は全くない。何が違うのか得心がいかない。・・・(中略)・・・今回の合流の目的が、あと1年ちょっとの間に確実に実施される衆院選対策と、国民民主党がため込んだ50億円の政党交付金の分配目当てであることは、誰の目にも明らかである。そもそも民主党自体が選挙互助会と呼ばれたが、今回はもっと露骨ではないか。

 

「産経抄」も容赦がありませんが,正鵠を射た論説です。そして,「産経抄」はこの新たに立ち上げた政党の党名を「とどのつまりは民主党」と表現しています(笑)。私は旧民主党時代からかねがね思っていたのですが,しょせん彼らは選挙で当選することが目的の選挙互助会であって,日本国のために粉骨砕身といった覚悟も意思も感じられないのです。だからもう国民はそういう本質を見抜いているものですから,あまり関心も示しません。

 

産経新聞の阿比留瑠比記者は,かつて民主党政権時代を称して,「まるで異民族に支配されていたかのような政権」と表現しましたが,これまたうまいことを言います。マニフェストなるものを大上段に振りかざし,蓮舫が金切り声を上げて,まるで文革時代の紅衛兵よろしく,ショー化された「事業仕分け」を仕切っておりましたね。懐かしくもおぞましい。「子ども手当」の支給,高速道路無償化,揮発油税廃止,八ッ場ダムなどなど,全て失敗・・・。

 

あまり軽々なことは言えませんが,近々衆議院解散による総選挙が実施されても,この新政党は党勢を伸ばすことはできないのではないかと思っております。要するに,あの暗黒時代を経験し,辛酸をなめた国民は,「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」状態だからです。

 

2020/08/10

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広島,長崎に原子爆弾が投下されてからもう75年の歳月が流れました。では当時連合国を構成していたアメリカが,なぜこの人類史上最も残虐な行為に及んだのか。これについては諸外国の腹黒い思惑,密約,戦争終結や降伏に向けた日本政府の姿勢などなど,極めて複雑な背景事情が横たわっております。私も真実を知りたいと思い,これまでに様々な本を読んでまいりましたが,この点についての腑に落ちる説明や見解,そしてそれを裏付ける第一次史料等にたどり着けないままです。

 

ただ,最近の産経新聞にも記事が載っておりましたが,核兵器を保有しないこの日本は,中国,ロシア,北朝鮮の核の脅威にさらされたままであり,核弾頭を搭載した無数のミサイルの射程圏内にあります。これは極めて異常な事態なのですが,人間,異常な事態に慣れてしまいますと異常であることに気づかず,恐ろしいことにそれが正常になってしまいます(これを平和ボケといいます)。しかも,ロシアの核保有数は6000発を超えて世界一ですし,中国は核兵器を減らすどころかますます増強させています。核軍縮はもちろん理念としては正しい方向性を示すものでしょうが,中国共産党やロシアの独裁政権などが存在する以上は現実には極めて困難です。そのような状況下で,日本においては平和ボケの症状がどんどん増悪しており,核保有について議論することすら嫌忌されております。核保有の本来の意味は,使用することなどではなく抑止力です。この点の議論すら絶対に許さないというのはいかがなものかと思います。

 

さる8月4日の河野防衛相の記者会見などの様子を見ておりますと,マスコミをはじめとするマスメディアの平和ボケ,そして中国や韓国への阿りは度し難いものがありますね(笑)。ミサイル防衛についての自民党提言に関し,朝日新聞と並んで左巻きの東京新聞の記者が,防衛相に対し「安全保障の見直しでは周辺国からの理解が重要だが,現状は理解を得られる状況ではない。防衛政策の責任者として今後,理解を得られるのに必要なこととは何か?」などといった極めて間抜けでトンチンカンな質問をしました。防衛相はこれに対し,「周辺国とは,どこのことですか?」と尋ねると,その記者は「主に中国や韓国」と臆面もなく答えたのです。

 

これに対し防衛相は,「主に中国がミサイルを増強しているときに,なぜ,その了解がいるのか」と語気を強めたのは当たり前です(笑)。

 

引き続きその間抜けな記者は,「では,韓国に関しては?」と食い下がりました。バカに付ける薬はありません(笑)。防衛相が「何で韓国の了解が必要なのか。わが国の領土を防衛するのに。」と当たり前の答弁をしたのです。

 

仮にこの記者が政治家,そして防衛,安全保障の責任者になった場合,軍備一般や防衛システムの変更をする際に,いちいち中国や韓国に対してその可否についてお伺いを立てるというのでしょうか(笑)。気は確かかと言いたいですし,こんな人間とは口もききたくありません。

 

本日は相当にご立腹ですので,このあたりにしておきます。

2020/07/23

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今年は秋刀魚が極度の不漁で,1匹5980円などといった嘘のようなネットのニュースに愕然としましたが,幸いなことに今年は鰻の方は豊漁のようです。ありがたいです。

 

土用の丑の日も過ぎましたので,昨日はうちのカミさんと鰻を食べに行こうとしました。うちのカミさんも鰻を食べる時は体全体で幸福感を表します(笑)。しかし私は,世の中を甘く見すぎていました。その店は三河一色産の美味しい鰻を食べさせてくれるお店なのですが,予約というものをしていませんでした。

 

たった2人だから何とかなると高をくくっていたのですね。そうしたらその日は満席で,お持ち帰り(テイクアウト)ならばできるとのこと。私もカミさんもその夜は鰻を食べるという思想で頭の中はいっぱいでしたから,もう引っ込みがつきません。結局40分以上も待たされて(他にも多くのテイクアウト客がいました。),鰻弁当(上)2つのお持ち帰りをし,自宅でゆっくりと味わったのでした。

 

先日の産経新聞の産経抄にも書いてあったのですが,土用の丑の日に鰻を食べる習慣の由来については,諸説あるようです。

 

「石麻呂(いしまろ)に われ物申す 夏痩(なつやせ)によしといふものぞ 鰻(むなぎ)捕り食(め)せ」

 

これは大伴家持が友人の健康を心配して詠んだ歌ですが,万葉集の時代から鰻は夏の滋養食として知られていました。ただ私は,鰻については蒲焼だと思っております。白焼きなどはあまりピンときません。大伴家持の時代はどんな調理法を採用していたのでしょうね。時代は下って1399年の「鈴鹿家記」に初めて蒲焼という言葉が登場するのですが,その当時も今見られるような醤油,砂糖,酒,みりんで焼く調理法ではなかったようで,そのような調理法が出現したのは江戸中期(1750年)以降のようです。いずれにしても私としては鰻は蒲焼に限ります。

 

そして友人に鰻を勧めた大伴家持は,愛国者でもあります。

 

「海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへり見は せじ」(賀陸奥国出金詔書歌)

 

中国共産党の私兵である人民解放軍は日本固有の領土である尖閣諸島を明らかに盗ろうとしています。南シナ海と同様,力の空白ができた瞬間に実行されるでしょう。中国は頻繁に領海侵犯を繰り返す,日本の漁船を追い回すなど傍若無人の振る舞いをエスカレートさせています。それに対し我が国の対応はおおよそ主権国家とは言い難いものです。「抗議する」,「毅然と対応する」などといった口先だけのコメントをただただ漫然と発表し続けるのみです。これまで抗議なるものが奏功してきたでしょうか。実際にやっていることに照らして,「毅然」といった言葉が軽すぎはしないでしょうか。日本政府は,いざという時は誰かが守ってくれると甚だしい勘違いをしているのでしょうか。自分の国を自分で守れないような国のために,他国の兵隊さんの親御さんが自分の若い息子の血を流させるでしょうか。

 

尖閣諸島周辺の海洋調査を実施したり,以前から言われてきたように船溜まりを造営したり,調査のために上陸したりして,この諸島の領有権が日本に帰属し,当然に施政権もあり,実効支配もなされているという実体を備えなければ始まらないのです。大伴家持がもし生きていたら,嘆かわしい現状をどのように感じたでしょうか。

2020/07/06

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毎年,そしていつ見ても思うのですが,紫陽花(あじさい)という花は本当に美しいですね。思わず立ち止まって見入ってしまいます。しかもこの花は,晴れの日よりも雨の日が特に美しい。しっとりと雨に濡れますと,その色合いの鮮やかさがさらに増すのです。

 

「紫陽花に佇んで胸濡らしけり」 黛まどか

 

そうです。たとえ雨が降っていても,道すがら思わず見入って,思わずその場に佇んでしまうほどの美しさなのです。ただこの句では,「胸濡らしけり」には雨で濡れるという他に,失恋か何か悲しいことが含意されているのかもしれませんが・・・。

 

「紫陽花やきのふの誠けふの嘘」 正岡子規

 

これは子規の句です。花言葉というのがあり,紫陽花の花言葉は「移り気」,「浮気」,「無常」などです。紫陽花という花は,その花の色が時期によって変化するのでこのような花言葉になったようです。

 

「無常」といえば,盛者必衰の理,常なるものは決して存在しないのです。最終的には中国共産党もしかり。それにしても香港は悲惨なことになっております。香港国家安全維持法の施行により,早くも約370名もの逮捕者が出ました。「一国二制度」なるものは,中国共産党の悪行でもはや画餅となりました。

 

考えてみれば,中華人民共和国という国には,民主主義はおろか「法の支配」や「三権分立」という概念は実質的には全くありません。というのも,この国には建前上は立法,行政,司法を一応つかさどる機関は存在するものの,何しろその「三権」の上位に中国共産党が傲然と君臨しているからです。そんな国になど住みたくもありませんよね。

 

チベットやウイグルにおける人権弾圧などをとっても,正におぞましい限りです。仮に日本人が日本語の使用を禁止されて中国語の使用を強要されたり,日本の文学・芸術・伝統を否定され,誤った歴史認識で洗脳され,固有の領土にどんどん漢民族に入植されなどしたらどうしますか。なぜ日本のマスコミはチベットやウイグルにおける人権弾圧や民族的ジェノサイドとも評価できる実態を報道しないのですかね。それに日本の左翼政党はなぜこのことに口を噤むのでしょうか。アメリカのシンクタンク「ジェームスタウン財団」が公表した新疆ウイグル自治区における人権弾圧に関する報告書の内容は戦慄すべきものであり,アメリカのポンペオ国務長官もショッキングとの感想を漏らしています。

 

でも,「無常」ということで仮に中国共産党政権が瓦解したとしても,「中国の大盗賊・完全版」(高島俊男著,講談社現代新書)という名著によると,新たな「盗賊」がこの大陸を支配するだけのような気もしますが・・・。

 

2020/05/06

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私はこの連休中でも,2日に1回程度は事務所に来て仕事をしております。事務所までは徒歩通勤なのですが,歩きながら目にする光景は従前とは全く違い,街が死んだようになっております。

 

休みの日は正に「巣ごもり」の状態で,読書をするか,好きな音楽を聴くか,夜はカミさんと一緒に晩酌をし(酒でも飲まなければやってられません!),一緒になって「チャンネル桜」の各番組を見ては,日本人として極めて真っ当な考え方,保守的な思想にひたっております(笑)。

 

そんな訳で,普段よりお酒の量が増え,運動不足にもなって,少し体重が増えてしまいました。ネット情報によれば,やはり新型コロナウイルスを警戒する「巣ごもり」生活で,世間的にもお酒の量と体重が増える傾向にあるそうです。

 

それにしても,この新型コロナウイルス禍はいつまで続くのでしょうか。本当に気が滅入りますね。政府は5月31日までの非常事態宣言期間を延長しましたが,安倍首相のプロンプターを見ながらの記者会見の姿を見ていても,明らかな失政(インバウンド頼みと中国への忖度で1月だけでも中国人観光客等を92万4800人も入国させたこと,その後も諸外国に比し明らかに不徹底な入国制限に終始したこと,感染防止対策と休業補償等の経済対策の遅れなど)のこともあり,怒りを覚えるだけです。

 

何よりも,やはり政治家には高い見識と資質,能力が要求されるだけでなく(もちろん愛国心も),想像力と国民目線というものも要求されます。つまり,このような記者会見を見た国民がどう思うかを想像する力です。解除のための基準,見通し,「出口戦略」などが明確に示されない限り,5月31日までの非常事態宣言の延長を告げられた国民は不安を覚えるだけです。首相ならばそのことに思いを致さなければ・・・。その意味では,吉村大阪府知事が示した,いわゆる「大阪基準」は賛否はあれど一つのモデルになり得るでしょう。結局,その後の経過で解除は時期尚早ということにはなっても,それを状況に応じて適宜修正していけばよいのであって,やはり解除のための基準,見通し,「出口戦略」は示して欲しいのです。安倍首相のあの記者会見では,中小企業の経営者,飲食店の店主,その他の事業者としては不安感を高め,途方に暮れるだけでしょう。

 

このままでは,新型コロナウイルスによる死もさることながら,経済的な死を招来します。経済的な死には,マクロ的にはGDPの大幅減少,不況,そして倒産,廃業,さらにこれらを苦にした自殺者の増加も含まれます(かつて橋本内閣が消費増税と緊縮財政を徹底したためデフレに突入し,自殺者が増えたことも想起すべきです。)。

 

その業績等については功罪相半ばするものの,この状況下で田中角栄が首相だったらどんな経済対策を採用しただろうかと思ってしまいます。きっと,財政規律教という宗教に帰依しまくっている財務官僚を見事に説得し,今は平時ではなく戦時だということで日銀とタイアップして大胆な経済対策を断行したに違いありません。ハイパーインフレが起こるとか,円が暴落するとか,国債金利が急騰するなどといったバカな経済評論家の言うことなどを無視してね。田中元首相も,草葉の陰から,安倍首相に対して「第二次補正は絶対やれよ!」とはっぱをかけるに違いありません。

 

もちろんこのたびの新型コロナウイルスが引き起こす肺炎の恐ろしさは言うまでもありません。ただ,2019年にはインフルエンザで亡くなった方は3000人を超え,関連死を含めると1万人を超えるといわれています。いずれはワクチンもできるでしょうし,時期を見計らってこの新型コロナウイルスと共存する期間を経て(非常事態宣言の解除),終息を目指していくことになるのでしょう。従業員を一時帰休させつつ雇用調整助成金を活用したり,必ずしも十分でない上限のある事業継続金の給付を受けたり,追加融資を受けたり(これは負債の増加を意味します。),家賃の支払猶予を受けたり(結局これはいずれ支払わなければなりません。)などして乗り切るにも,事業者としてはやはり限度というものがありますからね。

 

もうこれ以上の失政は許されません。もちろん習近平の国賓招待など言語道断であり,延期ではなく中止です(笑)。安倍政権には,アベノマスクの配布(今に至るも私の自宅には届いていません。)や星野源とのコラボ動画の配信みたいなことではなく,しっかりとした,そして有効な対策を断行していただきたいと思います。

2020/04/25

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今でも自宅の書架にありますが,櫻井よしこさんが書いた「異形の大国 中国-彼らに心を許してはならない」(新潮社)の出版は平成20年4月だったのですね。もう今から12年も前のことですか・・・。その当時から評論家の櫻井よしこさんは,なりふり構わず世界の覇権を握ろうとする中国に関して,我々日本人に強く警鐘を鳴らしていた訳です。

 

この本には,「詫びず、認めず、改めず。狡猾な相手には賢く、勁くあれ!」という記載もあります。今から12年前との比較で,中国(一党独裁国家)に対する日本人の認識も少しは変化したでしょうか。

 

この中国共産党率いる一党独裁国家は,諸外国が新型コロナウイルスと必死で戦っている状況の隙をつく形で,香港の民主化主要メンバー15名を逮捕して弾圧を加えており,台湾海峡では軍事演習を展開し,先日日本にマスクを200万枚も寄贈してくれた台湾を威嚇しておりますし,既に篭絡し終わったテドロスをトップとするWHO(世界保健機関)に圧力をかけて台湾の加盟もオブザーバーとしての参加も認めないように働きかけてきました。

 

また,国際海洋法条約に基づくオランダ・ハーグの国際仲裁裁判所が,南シナ海における中国の主権を認めないという明確な判断を示したにもかかわらず,そんなもの「紙くず」だとして,南沙諸島や西沙諸島に訳の分からない「行政区」なるものを一方的に作り,これらの地域における国際的な不法占有を既成事実化しています。

 

さらには,猖獗を極めているコロナウイルス禍の最中,今年1月から3月までの人民解放軍戦闘機の威嚇的な飛行により,自衛隊機のスクランブル発進を余儀なくされた回数は150回を超え,尖閣諸島周辺における中国公船の航行は延べ約270隻となり,領海侵犯を繰り返しております。

 

にもかかわらず安倍政権は,3月上旬まで習近平国家主席を国賓として来日させることをギリギリまで検討していたというのですから,あきれ返ってしまいます。それに,ある中国高官はコロナウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれないなどと臆面もなく放言し,アメリカを怒らせています。早い段階で武漢で感染者が出て,人から人へ感染する事実を含め,感染状況につき事実隠蔽的な態度で感染を拡大し,告発し警鐘を鳴らしていた医師を拘束し,さらに自国民(中国人)の海外渡航を禁止・抑制せず,結果的に世界中に感染を拡大させた中国の責任は否定しようもないでしょう。この国は昔から,政治的工作とプロパガンダ(政治的宣伝)の国だったのですよ。

 

今朝の産経新聞の「産経抄」には,とても面白いくだりがありましたので,その一部を引用します。

 

「▼24日付日経新聞朝刊掲載の英フィナンシャル・タイムズのコラム「自滅した中国コロナ外交」が、秀逸だった。それによると米ウィスコンシン州のロス上院議長に、一通のメールが届いた。中国のウイルス感染拡大に対する取り組みを称賛する決議案を、議会に提出してほしいとの依頼だった。▼「外国の政府が州議会に接触してきて法案の可決を求めるなど聞いたこともない。」ロス氏は当初いたずらだと思っていたが、やがてメールはシカゴの中国総領事から送られてきた本物だと判明する。ロス氏は返信した。「親愛なる総領事殿、ふざけるな。」」

 

時節柄,笑い事ではありませんが,朝っぱらから思わず笑ってしまいました。

2020/03/10

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私の自宅近くには,1キロメートルほどにわたって見事な桜並木があります。この桜はオオカンザクラというもので,ソメイヨシノよりは花弁が濃い色をしています。今が満開でとてもきれいなのです。毎年ソメイヨシノよりも2,3週間ほど早く開花するので,近所の人だけでなく開花の早いことを知っている遠方からの見物客もおり,盛んにスマホなどで撮影しています。

 

 

このように,美しい桜は何事もなかったように咲き,見事な姿を見せて我々を楽しませ,慰めてくれます。

 

 

しかし世間では,何事もなかったどころの騒ぎではなく,新型コロナウイルス肺炎感染の問題で大騒ぎです。あれほど危惧されていたパンデミック(世界的大流行)に発展する様相を呈しております。

 

 

よし,事ここに至っては,政府批判をしている暇があったら挙国一致で感染拡大を防ぎ,何としても収束させなければならないでしょう。自らは地道に手洗い,うがいを励行し,人ごみを避けて免疫力(栄養と睡眠)をつけ,自分の身は自分で守るしかありません。それは分かっています。ただそれにしても,これまでの推移を考えますと,どうしても政府批判はしたくなる(笑)。あるサイトで国際関係の研究者である北野幸伯という方が寄せた記事を拝見しました。なるほどと思ったのでその要旨を紹介します。要するにこの記事の骨子というのは,これまでの日本政府の対応がどれだけ遅かったのか,危機管理が杜撰だったのかという批判です。

 

 

今から1か月以上も前の2月2日付け日本経済新聞によれば,1月31日には米国が中国本土を離れた外国人の入国を拒否する決定を行い,翌2月1日にはオーストラリア,翌2月2日にはニュージーランドが同様の決定を出し,フィリピンもこれに続き,シンガポール,モンゴルなども同様で,1月末までに62か国が中国人や中国からの渡航者に対して何らかの入国制限措置を導入していたのです。

 

 

それに引き換え,日本政府はというと,インバウンドだか何だか知りませんが,いわゆる「春節」どきにどんどんどんどん中国人観光客を入国させ,1月中の中国人入国者は92万4800人とも言われております。しかも,2月23日の時事通信の配信によれば,安倍首相は新型ウイルスが国内で流行する可能性に言及した上で,大規模な感染拡大を見据え,「総合的な基本方針」を2月末までにまとめるよう指示したというのです。

 

 

遅くとも2月の初めには諸外国が厳しい入国制限,検疫措置を講じていたのに,わが日本政府は「2月末までに基本方針をまとめる」ですと・・・。日本政府には2月末まで「基本方針」すらないのです(笑)。挙句,つい最近まで日本政府高官は中国共産党に忖度し,習近平主席の国賓訪日の予定に現時点で変更はないなどと間抜けなことを言ってもいましたよね。

 

 

この記事には,作家の百田尚樹さんの2月16日のツイッター,「皆さん、政府は無能です。国民の命を守るんだ!という意志も能力もないことが明らかになりました。自分と家族の命は自分で守りましょう!お互いに、生き抜きましょう!」といったつぶやきも紹介されていました(笑)。

 

 

笑い事ではありません。繰り返しますが,地道に手洗い,うがいを励行し,人ごみを避けて免疫力(栄養と睡眠)をつけ,自分の身は自分で守るしかないのです。

2020/02/03

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新聞やテレビニュースでは,連日,新型コロナウイルスによる肺炎拡大の情報が流されています。発祥である中国という国(中国共産党)自体が情報隠蔽的であり,同国内における真実の感染者数,真実の死亡者数はどうなっているのか分かりません。中国国内の状況もそうですし,対外的な伝染状況についてもパンデミックになりはしないかと,本当に心配なことです。

 

心配だといえば,日本政府の対応です。完全に後手後手に回っており,現在行われている水際対策等が本当に実効性があるとは思えないのです。武漢の邦人をチャーター航空機で帰国させるという措置だって,アメリカなどの諸外国が断行したのを見てようやく重い腰を上げたのですし,入国禁止措置にしたって,右に倣えといった感じでようやくこれに踏み切り,しかも極めて不完全な措置に止まっています。

 

アメリカは「公衆衛生上の緊急事態」宣言をした上で,14日以内に中国を訪れたことのある外国人の入国禁止措置を発表しました。オーストラリア政府も同様です。でも日本政府はといえば,入国申請時から14日以内に中国湖北省に滞在歴がある外国人の入国を拒否する措置にようやく踏み切っただけです。もう既に中国全土に広がる感染者が1万人を優に超えたのですから(これも中国当局の発表ですから全くアテにはなりません。実際にはもっと多いはずです。),アメリカのような全面的な措置でなければ実効性がないのです。

 

「泥縄式」というのは,「泥棒を捕えて縄を綯う」の言葉どおり,事が起こってから慌てて準備するということの喩えですが,正にこのたびの日本政府の対応が泥縄式です。しかも,相手は目に見えない新型コロナウイルスなのですから,実際には泥棒を捕まえてもいないのかもしれません。中国人旅行者のインバウンドよりも日本国民の生命,身体の安全を確保すべきでしょう。

 

気になって土曜日の産経新聞の「安倍日誌」に目をやりましたら,その日の午後,安倍首相は成蹊学園卒業生ら主催の「安倍晋三さん衆議院議員在職25周年を祝う会」に出席後,そのまま私邸に戻ったとありました。こんなんじゃ,ダメですね。

 

また,アメリカは今回の事態を重く見て,中国全土への渡航禁止勧告を出しました。現状では極めて当然の措置なのですが,これに対する中国外務省の報道官談話の内容を聞いて呆れてしまいました。中国外務省は,1月31日の夜,このアメリカの措置に関し,「率先して悪い前例をつくった。本当に薄情だ。」と批判する談話を発表したのです。反省も何もありません。

 

安倍晋三政権は,現在でも,この春にかの国のトップである習近平国家主席を「国賓」として招くという誤った方針を維持しているのでしょうか。邦人の不当拘束や日本固有の領土である尖閣諸島周辺の度重なる領海侵犯に対し,安倍首相が問題提起しても習主席は「何処吹く風」とこれを無視しています。評論家の櫻井よしこさんは国賓としての招待に大反対していますし,国民の間でも反対する意見がかなりの割合に上っております。私もその一人です。

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