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弁護士ブログ

2019/03/16

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自宅近くの並木道沿いの桜が見事,満開となりました。ここの桜はソメイヨシノではなくオオカンザクラという品種で,ソメイヨシノよりも毎年2週間ほど早く開花するのです。いいですね,桜というのは。何となくうれしくなってきましたので今夜も一杯やるとしましょう(笑)。

 

さて,私の名前は茂というのですが,とても昭和らしい名前で,亡き父が吉田茂元首相の名前を参考にして付けてくれました。もちろん父には感謝しております。ただ,戦後の首相として私がダントツに尊敬しているのは岸信介元首相です。岸信介と吉田茂を政治家として比較した場合,愛国心,誠実性,頭脳の明晰さ,判断の的確性,勇気などいずれの面でも岸信介でしょう。どうせ政治家にあやかるのなら,信介と命名してくれていたら・・なんて思ってしまいます(笑)。

 

新聞を読んでいましたら,先ごろ,「王子様」と命名された山梨県に住む高校三年の男性が,甲府家庭裁判所に名の変更(改名)審判を申し立て,無事にこれを許可する審判が出されたとのことです。何よりです。いわゆるキラキラネームにもいろいろありますが,「王子様」というのにはビックリしました。この高校生はいろいろと苦労をされたようです。カラオケなどの会員証を作る時,店員には偽名ではないかと疑われるし,高校に入って自己紹介をしたら,女子生徒に噴き出されたり・・。命名する親の方も,もう少し想像力というものを働かせるべきでしょう。例えば,自分の子どもが将来の採用面接を受ける際などに,面接官や企業の人事担当者がどのように感じるかということを。

 

先日の産経新聞の「産経抄」には,名前のことに関し,平成11年に74歳で亡くなった喜劇役者,三木のり平さんの名前のことが書かれておりました。彼の本名は田沼則子だったそうです。「のりこ」ではなく「ただし」と読む。命名したお父さんは,「孔子,孟子と、子がつく男は立派になるんだ。」と言って,妻の反対を押し切ったとのこと。

 

のり平さんが小学校に上がる時,学校に入学通知を持っていくと,「だめだよ、お姉さんの通知状を持ってきたりしたら」などと叱られたり,名前のことをからかわれて随分喧嘩などもしたようです。

 

親が付けた名前が時には子供の運命を変えてしまうこともあるという意味で,「産経抄」は,のり平さんの有名なエピソードにも触れていました。大東亜戦争が激しくなって,小学校の同級生が次々に徴兵検査を受けるようになっても,のり平さんには何の音沙汰もない。区役所に問い合わせると,戸籍謄本の彼の性別の欄が女になっていた。召集令状が来るのも遅れてしまい,入隊の日には既に戦争が終わっていたという逸話です。

 

私の場合は茂ですから,みなさん例外なく「しげる」と読んでくれますし,女性に間違われたこともありません。

2019/03/04

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予報どおりだったとはいえ,今朝起きたら雨でした。傘を差しながらの徒歩通勤でしたが,私はこの春雨というのが嫌いではありません。寒々としてはいませんし,むしろしっとりとした風情があります。

 

事務所内の私の机の片隅には,とうの昔に読んでしまった本が山積みされているのですが,その中に偶然,「春雨物語」(上田秋成著,角川ソフィア文庫)という本がありました。上田秋成といえば「雨月物語」が有名ですが,確かに「雨月物語」は素晴らしい作品です。でも,大正期には芥川龍之介,谷崎潤一郎,佐藤春夫が鼎談し(「あさましや漫筆」),「雨月物語」を真似ることはできても,「春雨物語」はとても及ばないという意味で,「雨月物語」以上の評価がなされたということもございます。

 

上田秋成の素晴らしい才能は言うまでもありませんが,一方,同時代に生きたあの「古事記伝」の本居宣長の業績や学問に対する真摯な姿勢は敬服に値します。その本居宣長と上田秋成との間で,いわゆる「日の神論争」として激論が闘わされたことは有名です。この激論に関しては,確かに上田秋成の方が合理的,そして論理的であり,今はやりのディベートとしての評価でしたら,秋成の方に軍配は上がるでしょう。でも,私はこの論争では心情的には宣長に与したい。やはり,「漢意(からごころ)」を排し,「やまとごころ」を称揚しようとした宣長の方に強いシンパシーを覚えるのです。評論家小林秀雄が述べるように,この論争については,合理性を追求する現代人としては秋成に軍配をあげつつも,それだからといって古学者宣長の学問の優秀性に疑いはないのです。

 

さて,さて,名古屋グランパスは一体全体どうしちゃったのでしょうか。春の珍事という訳でもないでしょうが,開幕2連勝で,あろうことか18チーム中首位に立ってしまっています(笑)。昨シーズンは失点の多さは最下位タイだったのに,2試合を終えて未だ失点ゼロです。

 

まだまだ今シーズンの名古屋グランパスの評価をするのは早いでしょうが,試合を観ている限り,明らかに昨シーズンと違うのは,厳しいチェックをし,素早くプレスをかけ,相手選手に好きにさせない意識が徹底しているということです。そう,守備の意識です。以前から私がくどいほどに指摘していたことです。まるで私の忠告が誰かを介して風間監督に伝わったかのようです(笑)。それにしてもオーストラリア代表のランゲラックというゴールキーパーは本当に素晴らしい。この貴重な選手は絶対に手放してはなりません!

 

そして,どうでしょう。我が栄光の読売巨人軍。今年のジャイアンツは強いですよ,ホントに(笑)。補強に成功したと見ています。そして,今年は少なくともセ・リーグのペナントは獲得するでしょう。今から開幕が楽しみで仕方ありません。

 

2019/02/25

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私たち夫婦の結婚記念日は,2月22日です。先週の金曜日に自宅でささやかながら結婚記念日のお祝いをしました。

 

結婚してからもう32年が経ちました。別にのろけるつもりはありませんが,うちのカミさんは,本当にありがたいことに,これまであまり不平,不満も述べずに家事,育児,仕事の手伝いなどをやってきてくれました。心の中では大変感謝しております(笑)。ただ,感謝の気持ちというのは心の中に抱いているだけではだめで,たまには表現しなければ相手に伝わりませんね。

 

結婚30周年の記念日は「真珠婚式」というのだそうです。2年程遅れましたが,感謝の気持ちとして真珠にちなんだ贈り物をしたのですよ(笑)。大したものではありませんがね・・・。気持ちですからね。

 

結婚記念日と申しましても,婚姻届が受理された日(入籍日)とするのか,挙式(披露宴)の日とするのか,あるいはその他の日にするのか,夫婦によってまちまちのようですが,あるアンケートによると70%を少し超える組が入籍日とし,14%程度が挙式(披露宴)の日にしているようです。

 

私たち夫婦の場合は,挙式(披露宴)の日を結婚記念日としてきました。挙式(披露宴)の日を2月22日としたのは私の提案でした。2月か3月頃にしようということは話し合っていたのですが,それだったら私がその当時大好きだったショパン(作曲家のフレデリック・フランソワ・ショパンのこと)の誕生日の2月22日にしようよということだったのです。

 

ところが,昔から,そしてその当時はショパンの誕生日は確かに2月22日とされていたのですが,その後の研究では3月1日というのが有力になっています。でも,結局私たち夫婦は,新婚旅行から帰って来た後の3月1日に婚姻届を提出し,同日受理されているようなので,入籍日は3月1日です。ですからショパンの誕生日について2月22日説を採用しても,3月1日説を採用しても,結果的には私たちの挙式(披露宴)日,入籍日はショパンの誕生日にちなんでいるということになります(笑)。

 

これは約3年前の厚生労働省の人口動態調査の結果ですが,平成27年の婚姻件数63万5156組に対し,離婚件数は22万6215組で,約2分20秒に1組が離婚している計算になります。

 

曲がりなりにも32年間も連れ添うことができ,今後も続けて行けそうなのですから(笑),ありがたいと感謝しなければなりません。

2019/02/19

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また一人,名優が逝ってしまいましたね。ブルーノ・ガンツという名優です。2月16日に77歳で亡くなりました。合掌。

 

私が初めてブルーノ・ガンツという俳優の存在を知ったのは,私が結婚する前年,彼が主演した「白い町で」(アラン・タネール監督)という映画を観たからでした(シネセゾン配給)。俳優ガンツは,人間の迷い,弱さ,悩み,煩悩などをごく自然な演技で表現し,観ている者をして自然に彼に同化させていくような独特の魅力がありました。そういった俳優でした。ただ,この「白い町で」という映画のストーリーそのものには特に感動させるようなものはなかったという記憶ですが(笑),ブルーノ・ガンツという俳優の存在はその後もずっと私の記憶に残っておりました。

 

そしてその後に彼が主役を演じた(守護天使ダミエル役),ご存知「ベルリン・天使の詩」(ヴィム・ヴェンダース監督)という映画はとても有名ですし,正に名優としての評価を確固たるものにした作品,演技でしたね。私もこの映画を観ている最中は,ストーリーがあまりよく分からない面もありましたが,その後あらすじを読んでみますと,やはり名作です。

 

実は私はその後はガンツの映画は観ておりませんでした。でも,2004年に彼が主演した「ヒトラー~最後の12日間~」という映画,彼のアドルフ・ヒトラー役は鬼気迫る名演技だったようですね。本当に味わいのある俳優でした。

 

それにしても,名古屋は人口230万人を超える都市なのに,アート系の映画を常時上演する名画座がとても少なくありませんか。これが昔から残念で,残念で仕方ありません。東京だったら,例えば,トリュフォーとかヴィスコンティ,ルイ・マル,ブニュエル,フェリーニ,ワイダなどといった昔の名監督の映画を観たいなと思い立ったら,その日どこかの名画座では上演しているような感じですよね。でも名古屋ではそうもいかないのです。これは何とかなりませんかねぇ。

2019/02/05

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ちょっと前に大寒を迎えたばかりというのに,もう春一番が吹いた地域もあるようですね。だんだん暖かくなり,そしてだんだんと日が長くなる,こういった感じが割と好きです。

 

さて,新年早々に皆様にお勧めした「東京裁判で真実は裁かれたのか?-パール判事の日本無罪論(判決書第4部)を現代に問う」(都築陽太郎著,飛鳥新社)という本をとうとう読破いたしました。東京裁判で堂々と,そして緻密に,そして極めて説得的に無罪論を展開したパール判事の洞察力,慧眼には驚かされます。改めて申し上げます。この本は,日本国民をいわゆる東京裁判史観(自虐史観)から覚醒させ,真実への到達に裨益する本です。日本国民必読の書と言えるでしょう。さあ,みなさま,早速書店へ!

 

ただひとつ難点を申し上げますと,この本で引用されているパール判決書も著者である都築陽太郎さんの翻訳にかかるものですが,はっきり申し上げて読みづらい部分が少なからずあります(苦笑)。何度も何度もその文章の趣旨を考えなければならない,推測しなければならないという面があります。所詮,日本文と英文とでは文章の組立方や構文が違いますし,これは翻訳者の都築さんの誠実さの現れかも知れませんが,ほぼ直訳に近くなっているようです。やはり読みづらいのです。せっかくのパール判事の明確な論旨展開があり,その趣旨,意図が読者に伝わってなんぼですから,もう少し大胆に意訳をしてもよかったのではないかという面もあります。ですから,実際のパール判決書の翻訳文献に当たる時は,私は大意がくみ取りやすい他の文献に依ろうと思います。

 

でもこの本は大変な労作ですよ。一読に値します。

 

読書の話のついでに,今度は先日途中で読むのをやめてしまった本もあります。私は昔々,NHKラジオの「朗読の時間」という番組で内田百閒の作品を聴き,独特の世界,雰囲気をもった作家だなと感心したものです。いずれは内田百閒の作品を読んでみたいものだと思っていたのですが,たまたま新聞の書評で「第一阿房列車」(新潮文庫)という本を手に入れましたので,早速読んでみました。こういうのが好きな人もいるんだろうな,良い本なんだろうなとは思いましたが,結局は2,3ページ読んで止めてしまいました。少なくともこの文体や斜に構えたような論調についていけなかったのです(笑)。まあ,長い人生,いろんなことがありますわ。

 

さて,本日のタイトルは「雑感」ですから,取り止めのない話が続きますが,プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手は本当に凄いですね。とうとう世界ランク1位ですか。あの全米オープンを制したと思ったら,今後は全豪オープン優勝の栄冠にも輝きました。大したものです。

 

少し気になっているのは,彼女は現在のところ二重国籍で,アメリカ国籍と日本国籍を有していますが,選手登録は日本です。しかしながら,日本の制度(国籍法)では,現在21歳の彼女の場合,22歳までにアメリカ国籍を選択するか,あるいは日本国籍を選択するかの判断を迫られるのです。アメリカ国籍を選択する場合には,日本国籍を離脱しなければならないことになり,日本国籍を維持する場合には,アメリカ国籍を離脱するか,あるいは日本国籍の選択宣言を行い,あとはアメリカ国籍の離脱努力をしなければならないことになります。

 

彼女にとっては酷な判断を余儀なくされるのかもしれませんが,果たしてどうするのでしょうか。でもどちらにしても,素晴らしいプレーヤーであり,愛すべきキャラクター,メンタリティーを有している人であることに違いはありません。

2019/01/25

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今が一年中で最も寒い季節なのでしょうか。二十四節気「大寒」の真っ最中です。うちのカミさんは,まだ朝も暗いうちから寝床を出て,いつものように美味しい朝食を作ってくれます。改めて考えてみますに,本当にありがたいことです。日課としてうちのカミさんは午前6時10分に起床し,私は午前7時の起床であり,不肖私めは50分間近くも暖かい布団の中でぬくぬくと過ごしている訳です。もっと家事の分担をしなければと,「心の中では」思っております(笑)。感謝,感謝。

 

さて,3日ほど前になりますが,自宅に寒中見舞いが届きました。寒中見舞いというのはこれまであまりいただいたことがなかったので,誰からだろうと思いました。実はそのはがきは,もう十数年前に私が勤務していたある法律事務所で一緒に仕事をしたことがある女性(事務員のKさん)が,がんで亡くなられたことを知らせる,ご両親からの丁寧な文面の寒中見舞いだったのです。

 

私は大変なショックを受けました。Kさんは確かまだ40歳代半ばだったと思うのですが,昨年4月に鬼籍に入られたことを知らされたのです。私が独立して自分の事務所をもった後も,Kさんとは毎年年賀状の交換はしておりましたので,そうとは知らずに今年も年賀状を送ってしまったのでした。

 

思い起こせばKさんという人は,割と物静かで感情を適切にコントロールでき,責任感が強く,とても真面目な人でした。私が独立した後,私はKさんを含め,やはりかつての法律事務所で一緒に仕事をしたことがある女性事務員さんらを誘って4名で楽しい夕食を共にしたことが2,3度ありました。そのような時に私は,普段職場でとても忙しそうにしている彼女らに対し,趣味のことやよもやまの世間話だけでなく,自分の体験から「決して無理はしない。」,「人からの評価を過度に気にしない。」などといったアドバイスめいたことをした記憶があります。Kさんはとても律儀な人で,そんな楽しい会食からちょっと時間が経った日に,思いがけずお菓子だったと思いますが御礼の品などを贈ってくれたりもしたものです。

 

このKさんという女性は,もちろん人から好かれ協調性もありましたが,その一方で自分の世界というものをしっかり持っている人で,ランチの時間帯はいつも一人で少し遠出をしてでも行きつけのスターバックスで過ごしていたようです。私もたまにスターバックスに向かうKさんの姿を遠巻きに見かけることがありました。今となっては懐かしい思い出です。

 

古巣のスタッフに聞けば,Kさんは一昨年の春ころに体調を崩し,ゴールデンウィーク明け頃からは病気療養し,ほどなくしてその職場を退職されたとのことでした。亡くなったのが昨年の4月ですから,一年弱の闘病生活だったのでしょう。私はそんなことは全く知りませんでした。そんなことならば,Kさんの元気なうちに先ほどのような数人の楽しい会食を,たまの頻度でいいから続けておけばよかったと悔やまれます。

 

昨年のお正月にKさんからいただいた年賀状を見つけ出しました。そこには「元松先生 大変ご無沙汰しております。先生ご家族みなさまにとってすばらしい一年になりますようお祈り申し上げます。」との暖かいメッセージが手書きで添えられておりました。亡くなる4か月ほど前のメッセージで,体調のすぐれない中で,そしてどんな思いで書いていただいたかを思うと,涙が止まらずどうしようもありませんでした。心からご冥福をお祈りいたします。合掌。

 

「無常」とは「常が無く,続かないこと」をいいますが,世の無常を改めて思いました。

 

「死期は序を待たず。死は、前よりしも来たらず、かねて後ろに迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遙かなれども、磯より潮の満つるが如し。」(徒然草第155段)

 

死期(臨終の時)は順序を待たない。死は必ず前の方からやってくるものとは限らず,いつの間にか人の背後に迫っているものだ。人は誰でもみな,死というものがあることは知っていても,死というものが急に訪れるとは思わずに待っているうちに,それは不意にやってくる。ちょうどそれは,干潟が沖の方の遙か先まで続いているから安心と思っていても,よく見れば足もとの磯の方から急に潮が満ちて来ているようなものである。

 

徒然草のこの段のこの箇所の大意は,おおよそそのようなものですね。明日という日がごく当たり前のように来るんだと安易に考えるのではなく,やはり悔いの残らないように毎日を大切に過ごしていくほかないのです。

2019/01/18

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冬至は過ぎ,だんだんと日が長くなりつつあるのは実感できますが,まだまだ寒い日が続いております。予報によると,この冬最大級の寒波が迫っているとのことでもあります。みなさん,風邪など召されませんように。ご自愛をお祈りいたします。

 

さて,先日疲れ果てて夜帰宅しますと(その日はうちのカミさんはスポーツジムで汗を流す日でした),何やら留守電が入っておりました。何だろうと思って再生してみますと,何と,市の担当者(女性の声)から,私に対して「無料健康診断を受診してください,有料の検査項目も安くなっております,既に郵送させていただいた受検票を使用して期限までに是非受検をお願いします」といった趣旨のメッセージでした。

 

私はこのメッセージを聞いてその時つくづく思いました。「日本国というのは本当に良い国だなあ。この国生まれて本当に幸せだな」と・・・。国や地方自治体としては,不健康な人を増やさない,医療費等の社会保障費の増大を可及的に抑制しなければならないとの判断なのでしょうが,何やら私の健康を心配してくれているようで,何か幸せな気分になってしまったのです(笑)。日本は助け合いの精神で,随分昔から医療も年金も国民皆保険です。公的扶助もあります。セーフティーネットというものがあるのです。どこぞの国は世界第2位の経済大国を標榜してはいますが,セーフティーネットは極めて不十分で,怪我や病気をしても前払いでないと医療すら受けられない体たらくです。大気汚染や水質汚濁は看過できず,所得格差という面でそのジニ係数は0.6を超えているとも言われています。

 

話は変わりますが,先日ゴルフでご一緒した方の話では,ある所でサイフを無くし,そのサイフの中には現金5万円くらいと複数のクレジットカード等が入っていたそうです。ところが,拾い主がちゃんとすぐに届けてくれ,無くしたままの状態でその方のところに戻って来たとのことです。私はこういった話を,以前にも私の甥の体験として聞かされたこともありますし,知人からも聞かされたことがあります。そのような国なんですね。日本という国は。ありがたいことです。

 

またまた話は変わりますが,私は昭和天皇の御製ですごく好きな歌があります。これは終戦の翌年1月の歌会始の際にお作りになった次の歌です。

 

「降り積もる 深雪(みゆき)に耐えて 色変えぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ」

 

松の木は深い雪におおわれても,その緑の色を変えもせずじっと耐えている。この松の木を日本人にたとえ,今の苦しみを耐えて再び隆盛とならんと鼓舞している歌なのです。本当に佳い歌ですね。私は大好きなのです。

2018/12/28

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私がこのブログを始めたのが2008年の11月ですから,もう10年が経ちましたが,こんなに長い期間ブログを更新できなかったことはありませんでした。実は重い,重い懸案がありましてね。ようやくこれも解決して気も晴れ晴れとしたところです(笑)。久しぶりにブログの更新です。

 

さて,先日とても奇妙で荒唐無稽な夢を見ました。そのとても奇妙な夢の内容・・・,結論から言いますと,私がスナックで「この世の果てまで(The End of the World)」という好きな歌を得意げになって歌い,歌い終わったらすぐに隣の席から「very good!」という大きな声の称賛と拍手がきたのです。

 

誰だろうと横を見ましたら,何とトランプ大統領だったのです(爆笑)。そして,よしそれならばということで,私はますます得意げになってトランプ大統領がもっと喜ぶようなアメリカンポップスのオールディーズの曲をもう1曲歌ってやろうと思い,次の歌を探している最中で夢が覚めたという訳です(笑)。

 

とても変な夢でした。何故こんな夢を見たのか皆目見当がつきません。ただ,いま国際社会では米中貿易戦争と言われる大きな経済摩擦が生じており,国際的なルールを無視して領土的野心を隠さずに膨張主義を繰り返し,やはり国際的なルールを無視して産業スパイやサイバー攻撃などで最新技術を盗み,知的財産権も尊重しない中国のやり方に,トランプ大統領とそのブレーンらが敢然と対峙している構図もあるため,その限りではトランプ大統領を頼もしく思ったのかもしれません(笑)。

 

同じ夢でも,「中国の夢」というのは,習近平という人が全人代(第18回)で「中華民族の偉大なる復興」として,いわゆる一帯一路とともに「かつて東は中国から西はローマ帝国に及ぶ広大なシルクロードを勢力下に置き、鄭和の艦隊がアフリカの角にまで進出して文化や経済と科学技術をリードした中国の栄光を取り戻す」という意味が込められているといいます。でも,「中国の夢」もいいですけど,やはり国際的なルールは順守しなければならないでしょう。産業スパイやサイバー攻撃などで最新技術を盗み,知的財産権も尊重しないようではいけませんし,仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判決を「紙くず」だとして完全に無視したり,世界貿易機関(WTO)のルール違反を繰り返したりしていたのでは,国際社会から非難を浴びてしかるべきです。

 

それに,そもそもの話ですが,米中貿易戦争といわれるやつも,中国は単に報復関税をかける挙に出るだけで,アメリカから正当にも指摘されているように,先進技術の移転強制,知的財産権の侵害,先進技術の盗取といった点について改めようともしない点に大きな問題があるのです。

 

このようなことについての私自身の内心の「苦々しさ」というものが,荒唐無稽で奇妙な夢として先日出てきたのかもしれません。

 

さて,いよいよ今年も終わりに近づいております。とりとめのない話で終了するのも気が引けるのですが,来年も良い年でありますように。皆様のご多幸を心より祈念いたしております。

 

皆様,良いお年をお迎えください。

2018/12/06

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「そうだ,もう一度あれが読みたい!」と思い立ち,自宅の部屋の隅々まで目をやってある本を探そうとしていましたら,ひょんなことから「ブルグミュラー25の練習曲」というピアノ教則本(楽譜)が目に入りました。

 

このブルグミュラー25の練習曲集というのは,当時はバイエル練習曲集を終えた頃からこれを弾いていくというのが練習過程の定番になっていました。バイエルの場合はそれぞれの曲に何の標題も付けられていない練習曲集ですが,このブルグミュラーのものは25曲のそれぞれに,例えば「牧歌」,「別れ」,「バラード」,「舟歌」,「つばめ」,「貴婦人の乗馬」などといった標題が付けられており,その標題どおりに感情移入し,いよいよ自分がピアニストになったかのように気分が高揚し練習していてもワクワクしていたものでした。この練習曲集の定価を見てみますと,「130円」とあります。そして,各曲の冒頭部分には先生からオーケーが出た印として○で囲まれた「合」の文字が鉛筆で記してあります(合格したという意味です)。もうかれこれ48年も前のことです。この練習曲集の楽譜をぺらぺらめくっておりましたら,第5番目に「無邪気」という標題の曲がありましたので,ちょっと弾いてみました。いやー,本当に懐かしい・・・。

 

話は変わりますが,無邪気といえばうちのカミさんも本当に無邪気なものです。彼女はテレビで放映されるいわゆるサスペンス・ドラマを観るのが何よりの楽しみです。そして,サスペンス・ドラマを私も横で並んで観ているような時,私がテレビの方を向いているフリをしてそっとカミさんの表情を盗み見しますと,その表情の豊かなこと,無邪気以外の何物でもありません。彼女は,ドラマの登場人物と身も心も同一化し,何のためらいもなく感情移入し,ヒロインや刑事さんらと一緒になって笑ったり,怒ったり,悲しんだり,頷いたりしているのです(笑)。横でそういった無邪気な表情を見ている方がかえってドラマより面白いくらいです(笑)。

 

カミさんのサスペンス・ドラマ好きはその歴史が古く,その昔は「火曜サスペンス劇場」とか「土曜ワイド劇場」とか,確実に計算できる番組があったりして(笑),ほとんど毎日のようにテレビ放映がありましたよね。それがその後は制作予算の制約の問題なのか,制作現場が忙しすぎるのかは知りませんが,そういったサスペンス・ドラマの定番の名物番組が徐々に無くなっていきました。そういった時期のカミさんの落胆ぶりといったら,かける言葉もないくらいでした(笑)。でも,現在でも地デジやBSでそこそここの手のドラマが放映されておりますし,彼女にとっても貴重な娯楽の一つになっているようです。

 

皆さんの周りにもいませんか。うちのカミさんのように無邪気に,ヒロインや刑事さんらと一緒になって笑ったり,怒ったり,悲しんだり,頷いたりしている人(笑)。そしてむしろ横でそういった無邪気な表情を見ている方が面白いくらいの人は・・・。

2018/11/08

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今年の夏もあれほど暑くて閉口したのに,もう秋も深まり,朝晩はそこそこ冷え込むようになりましたね。早いものでもう11月に入りました。

 

新選組のことなど,私も幕末の歴史物に割と興味があるのですが,11月といいますと坂本龍馬や伊東甲子太郎が相次いで暗殺された事件を思い浮かべます。当時は尊王攘夷派,佐幕派など政情も社会も不安定な状況でした。坂本龍馬は慶応3年(1867年)11月15日に,また一度は新選組に籍を置き,その後袂を分かった高台寺党の領袖,伊東甲子太郎は同年11月18日にそれぞれ京都で暗殺されたのです。いずれも有意な人材であったことは間違いないでしょう。

 

さて,その新選組ですが,やはり当時の時代状況からすればもはや刀や鎗の時代ではなく,火器の時代になっていたのであり,哀しいかな彼らも滅びゆく運命でした。新選組には北辰一刀流,神道無念流,天然理心流などの免許皆伝,相当の手練れがいましたが,その僅か2か月後に勃発した戊辰戦争の戦況を見ても明らかなように,スナイドル銃や大砲などの火器には到底太刀打ちできないのです。悲哀を感じます。

 

また,沖田総司は新選組の中においてもその剣術の腕前を永倉新八や斉籐一らと争ったほどの凄腕でしたが,沖田総司ももうその頃には持病の結核の症状が悪化し,戦列には加わることができなくなっていました。若くして病死するのは無念だったでしょうが,火器の前には剣術も無力でしたから,戦場で失望し無力感を覚えるよりは良かったのかもしれません。

 

子母澤寛のいわゆる新選組三部作のうち,「新選組遺聞」(中公文庫)の中の「沖田総司房良」の章には,江戸・千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅で病床にあった総司が死を迎えるまでの描写があります。先日の産経新聞の産経抄にも記載されていたのですが,この植木屋平五郎は総司をかくまい,その最期をみとった人物として新選組ファンにはよく知られております。

 

先日亡くなられた女優・江波杏子さんはその植木屋平五郎の玄孫(やしゃご)にあたる人です。往年の映画ファンにとって女優・江波杏子は,何と言っても賭博のつぼ振り師・昇り竜の「お銀」でしょう。

 

産経抄によりますと,昭和41年公開の「女の賭場」という映画では,もともとは若尾文子さんが主演するはずだったようですが,自宅の浴室でころんでケガをした若尾さんの代役で起用されたのが江波さんだそうです。ところがこれが大映のドル箱になり,江波さんもスターダムにのし上がります。76歳で亡くなる数日前までラジオドラマの収録に参加されていたようですが,とてもいい味を出していた女優さんですね。合掌。

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