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弁護士ブログ

2014/05/15

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 こういった「雑感」というタイトルの時は,ブログネタに困ったような日で,しかも概して社会に対する不満(笑)めいた内容になってしまいます。朝っぱらから「不満たらたら」なんか聞きたくないわ,という向きにはこの段階でチャンネルを変えていただいた方がいいと思います(笑)。

 

 巨人の投手陣には不安がありますね。開幕前のスポーツ紙のセ・リーグ順位予想では,巨人の優勝を予想するものがほとんどでしたが,昨夜の対ヤクルト戦の試合内容なんかを見ていますと,ホントかな(?)という気がします。

 

 今村という投手は4回3分の2の段階でもう100球近く投げ,ボール先行でカウントを悪くし,ストライクを取りにいったボールを痛打されるという悪循環・・。当然投手にも要求される賢さというものを感じさせません。4回表のヤクルトの攻撃,1-2というスコアの時,ランナーを着々とためてしまい,しかも4番のバレンティンが控えているというのにその前の打者(川端)に四球を出して満塁としています(笑)。いかにも「満塁ホームランを打ってください」とでも言わんばかりに・・・。小心者の私はこの段階でテレビのチャンネルを変えてしまいました。他の番組を見ている間,「・・・・ああ,今頃スコアは1-6になっているんだろうな・・・。」と独りごちておりました(笑)。その後,恐る恐るチャンネルを元に戻しましたところ,案の定バレンティンに満塁ホームランを打たれ,「1-6」のスコアになってしまっておりました(爆笑)。

 

 その後に投げた高木(京)も香月も土田も,着々と失点を重ねておりました。実際のところは巨人は投手陣がいまいちですね(内海も杉内もセドンも球速が遅く,キレも感じられません)。一昨日の試合では,杉内は相手ピッチャーにもタイムリーヒットを打たれていたのを思い出しました。「あっ,今日は期待できるな。」と思えるのは,菅野と大竹くらいなのです。

 

 プロ野球を観ていますと,「試合を作る」とか「試合を壊す」というような言葉がよく出てきます。チームプレーである以上は,作るのも壊すのも選手全員がその主体なのでしょうが,この言葉は特に投手に関して表現されるのではないでしょうか。それほど調子は良くないにしても,何とか抑えながら僅少差で持ちこたえて味方打線の援護を待つというのであれば,それは何とか「試合を作った」ということになるのでしょうが,先ほど述べた昨夜の試合,まだ4回なのに愚かとも言える投球をして,挙げ句に満塁ホームランを打たれ,早々に1-6にしてしまっては「試合を壊した」と言われても仕方ないでしょうね。

 

 すみません。今日は「不満たらたら」でした(笑)。

2014/04/28

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 名古屋グランパスは大変厳しい状況になりましたね。深刻です。土曜日のサガン鳥栖戦は,ホームであったにもかかわらず2-3で敗北し,これで5連敗です。J2降格という話は,強ち冗談でも何でもありません。残念ながらその可能性,危険性は十分にあるでしょう。

 

 確かにケガ人が続出していることもありますが,守備(ディフェンス)が破綻しているのです。今シーズンJ2からJ1に昇格したばかりの徳島ヴォルティスはまだ1勝も挙げられずに最下位となっており,その失点数はJ1で一番多いのですが,その次に失点が多いのが何と名古屋グランパスなのです。

 

 今シーズンが始まる前,私はこのブログでこんなにDF(ディフェンダー)を次から次に退団させてしまっても大丈夫なのかと危惧する記事を書きました。田中,増川,阿部などを次々に退団させてしまったのです。結果的には,アルビレックス新潟から獲得した本来はFWの矢野貴章をサイドバックで起用しなければならないという呆れた状況です。フロントの責任はとても大きいでしょう。

 

 守備が破綻しているため,攻撃のビルドアップができません。あるサイトで,ある読者から対鳥栖戦の戦評コメントとして「ボールを奪ってから自分たちのやりたい事がはっきりしていた鳥栖と,やりたい攻撃の形が見えない名古屋」という書き込みを目にしましたが,全くそのとおりです。

 

 本当にJ2降格ということになるのでしょうか。考えてみれば,ジュビロ磐田だって今はJ2で戦っています。ガンバ大阪やサンフレッチェ広島,浦和レッズだってJ2降格の憂き目を見たことがありました。名古屋グランパスだって,このままでは現実味を帯びた話になってしまいます。

 

 今日は,法テラス(日本司法支援センター)という所で3時間ほど法律相談の担当をしてきました。その法テラスが入っているビルの前の歩道には,長い距離にわたって名古屋グランパスの旗が街頭に飾られています。どうやらこの辺りは,「グランパスサポートタウン」のエリアだったようです。でも,その旗は幾分寂しそうにはためいていました。

2014/04/16

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 わが栄光の読売巨人軍は,8勝7敗となってしまいました。まるでカド番間近の大関のようです(笑)。甲子園での対阪神戦は3タテを喰らいました。どないなっとんねん!と,思わず大阪弁で突っ込みたくなります(笑)。打者は打てはしないわ,投手は打たれまくるわ・・・。どうしようもありません。このままでは仕事にも影響します(笑)。何とかせんかい!

 

 先週の土曜日は,自宅での仕事を頑張ってやっつけて,テレビ前で巨人対阪神戦を観ました。先発投手は能見と内海です。テレビ画面の右横には「伝統の一戦」とか「エース対決」とかの文字がありました。「伝統の一戦」というのは解せるとしても,「エース対決」というのは違和感がありました。内海投手には悪いのですが,彼はかねてから巨人のエースと言われているものの,私は「そうかな?」といつも疑問に思っておりました。エースというのは,高い確率で勝ちを期待し,計算できる投手のことを言います。昔で言えば,城之内とか,堀内とか,江川とか,斉藤とかね。でも,内海投手の場合はそこまでは期待し,計算はできないのではないでしょうか。球が速くなく,球威もそれほどではないのです。この試合は,0-9で惨敗しましたが内海投手の自責点は5点で,ボールも多かった。カウントもボール先行で,攻めるピッチングではなくいつも打者に攻められているようなそれでした。マートンには狙い澄ましたようにレフトスタンドに3ランをたたき込まれました。

 

 この試合の解説者が,一般論として「奥行きで勝負する」という言葉を使いました。実況のアナウンサーがその意味を質問しましたが,私はその時ピンと来ました。私がピンと来たように,その解説者は「要するに緩急を使うということです。」と答えました。ストライクゾーンぎりぎりにボールを上手くコントロールし,痛打されないような攻め方を「幅で勝負する」というのでしょうが,速いストレートと遅い変化球(チェンジアップ,スライダー,カーブ,シンカーなどなど)を織り交ぜ,緩急を付けて痛打を避ける攻め方を「奥行きで勝負する」というのでしょう。残念ながら,内海投手や杉内投手は,一生懸命ストレートを投げても,せいぜい時速130キロ代後半なので,緩急(奥行き)がそれほどでもありません。そこなんです(笑)。150キロ近くの速球を投げてこそ,変化球が生きてくるのです。ダルビッシュ投手なんかはそうそう打ち崩せないでしょう。

 

 さてさて,巨人は昨日の対ヤクルト戦でも4-8で敗北し,8点も取られてしまいました。実況を楽しみにしていたのですが,実況中継がありませんでした。中日対DeNA戦は地デジでもBSでもやっていたのに,血眼でチャンネルを変えても巨人戦は中継されておりませんでした。「こんな反社会的なことは許されない!」などと内心でつぶやきながら晩酌しておりました。でも,結果的には実況中継がない方が良かった。この試合,マシソンは球は速いけれどもストライクが入らず,四球を量産し,挙げ句に押し出しでも失点しました。マシソンの場合,ストライクが入らないのですから「幅で勝負」することすらできていません(笑)。いや,笑い事ではない。要するに,素晴らしい投手(エース)というのは,「幅で勝負」できるだけでなく,「奥行きで勝負」することもできる選手のことを言うのでしょう。現時点で巨人の投手陣を見渡してみた場合,エース候補の一番手は菅野投手でしょうね。

 

 いずれにしても,わが栄光の読売巨人軍よ,お願いだから頑張ってくれよ。

2014/04/10

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 よく「スポーツの秋」と言われますが,春もスポーツの季節です。いよいよマスターズが始まりますね。男子プロゴルフの4大メジャー大会はマスターズ,全米オープン,全英オープン,全米プロゴルフ選手権です。ただ,前にも申し上げたことがあると思いますが,私は4大メジャーの中でもマスターズが一番楽しみで,興味もあります。まず季節が良い。次にコースがとても綺麗(オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ)。そして,「マスターズ(名手たち)」という言葉の響きが良い。はたして今年は誰が栄光のグリーン・ジャケットを羽織るのでしょうか。

 

 4月5日の土曜日は,我が栄光の読売巨人軍を応援するために,ナゴヤドームまで行ってきました(笑)。思いの外,ドラゴンズの抵抗,善戦となりましたが,5-3でジャイアンツの勝利でした。観戦後は場所を移して祝杯を上げ(もっとも球場内でも結構いただきましたが),例によって極辛の「台湾ラーメン」で締めました。ただ,かつてはこの極辛の「台湾ラーメン」は何とか完食できていたのですが,私も年齢のせいか往年の勢いがなく(笑),友人に少し手伝ってもらいました。

 

 それにしても名古屋グランパスは非常に厳しいですね。4月6日の日曜日にはJ1の公式戦があり,相手はサンフレッチェ広島でした。ちょうどNHKで実況中継があったので,テレビで名古屋の試合ぶりを見ていたのですが,1-1というスコアの段階で早くもチャンネルを変えてしまいました。内容が悪すぎて,絶対に勝てる訳がないと確信したからです。確かに,広島は平成24年,25年のJ1のリーグ戦を連覇しているチームですが,チームの完成度には歴然とした差がありました。グランパスは今年西野監督の1年目だから仕方ないのかもしれませんが,流れるようなパスワークで攻撃の組み立てがきちんとできる広島に対し,残念ながら名古屋の現在はその対極にあります。

 

 どうなんでしょうかねえ。「補強」という面ではフロントの責任はとても重いのではないでしょうか。今のDF陣は闘莉王以外はみな若く,実戦経験も豊富であるとは到底言えず,特別指定選手の大武峻はまだ大学生(福岡大)です。田中,増川,阿部などのDF陣を次から次に放出して本当に大丈夫なのかと心配していたのですが,不安が的中しました。今はおっかなびっくりで守備をしていて,DF陣は手一杯です。とても攻撃をビルドアップしていけるような状況ではありません。守備が安定しないと攻撃に移れないのです。ましてや今の状況では両サイドバックの攻め上がりなど期待できず,攻撃の幅もありません。

 

 「補強」に成功したとは言えず,獲得した野田選手は前半戦はもうムリだと思いますし,ヘジスに至っては2軍のままです。さらには,フロントは外国人枠を1つ余らせてもおります(笑)。一体全体どんなチームにしたいのでしょうか。フロントは補強に失敗したと断罪されても文句は言えないでしょうね。案の定,日曜日の広島戦は2-5という悲惨な結果となっております。

 

 素人のくせに本当に生意気なことを書いておりますが(笑),私もグランパスには何とか頑張って欲しいのでござるよ。野球は巨人,サッカーは名古屋・・・。

2014/03/28

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 その弁護士の先生は,もう70歳を超え,所属の弁護士会では押しも押されぬ存在で,多くの会員からの尊敬を集めています(M先生といいます。)。私もM先生については,同じロータリー仲間でもありますし,弁護士としても,そして人間としても畏敬の念を抱いております。

 

 そのM先生と私,そしてその他の仲間と一緒にゴルフのラウンドを楽しんでいた時のことです。4番は眼前に大きな池が広がっているショートホール(パー3)です。M先生はボールをティーアップし,2回ほど素振りをくれてから勢いよくティーショットを打ちました。するとボールは,無情にも眼前の池に「ジャボーン!」と意地悪な音を立てて水面下に沈んでいきました。その直後,M先生は「もう,こんな人生いやだ!」とみんなに聞こえる声で呟いたのです(笑)。一同,爆笑です。

 

 しかし,M先生を待ち受けていた人生の試練は,残念ながらそれだけではありませんでした。8番はトリッキーなミドルホール(パー4)です。M先生は苦労されながらもグリーン近くまで寄せられたのですが,グリーン奥の船のような形をした難しいバンカーにボールを入れてしまったのです。M先生に与えられたそこからの修羅場のような試練,それを何とか乗り越えられた顛末については,筆舌に尽くし難く,形容もし難く,また無理にお伝えしようとすると思わず目頭が熱くなってしまうため(笑),割愛します。ただ,そのホールのスコアが「17打」だったということだけを報道しておきます。

 

 確かに,ゴルフで一ラウンド(18ホール)しますと,それはあたかも人生のようですし,これほど自分の思い通りにならないスポーツもないのではないかと思います。本当に憎らしいくらいです(笑)。ドライバーで250ヤードくらい飛ばしてやろうとしたら「ポコッ」と音を立てて50ヤードくらいしか進まず,同伴者から「ナイス,チョット!」と揶揄されたり,第3打を池に入れ,その池の手前で打ち直してもまた池に入ったり,バンカーショットでいわゆる「ホームラン」を打ってOBにし,気落ちしてバンカー内で打ち直したら,今度はグリーンの向こう側のバンカーに入れ,同情したキャディーさんに「バンカー,ならしておきますから。」と言ってもらって息を切らしながら向こう側のバンカーに走って行ったり,第2打が大きく逸れて隣のホールのティーインググラウンド付近までボールが転がり,その隣ホールの4人に見られながら,そしてドキドキしながら元のホールに打ち戻したりなどなど・・・。

 

 これほど自分の思い通りにならない,そして人生の試練が与えられる競技もないのです。思わずM先生のように「もう,こんな人生いやだ!」と呟きたくなるのです。

 

 でもM先生は,その日も淡々とラウンドを続けられ,時には冗談も言い合いながら決して同伴者を不愉快にはしません。私は,M先生のそれまでの人生の辛いページでの出来事も,強い精神力で乗り切って来られたと聞き及んでおります。考えてみますに,池ポチャの直後に「もう,こんな人生いやだ!」という諧謔的な名言を吐かれるということは,何よりも心に余裕があるからではないでしょうか。

 

 あらためてM先生に畏敬の念を抱いたラウンドではありました。

2014/03/04

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 がっかりしました。名古屋グランパスの開幕戦のことです。この日はテレビの前に座り,試合(対清水エスパルス戦)の一部始終を実際に観ました。でも,くどいようですが,はっきり申し上げるとがっかりしたのです。

 

 もう少し組織的なサッカーができているかと期待したのですが,前年よりもほんの少し良くなっている程度でした。最終ラインからのビルドアップといいますか,組み立てができていませんし,中盤や前線でのボールキープもいまいちでした。前から思っていたし,この試合を観て確信しましたのは,グランパスというチームはチェックの厳しい相手,強くプレスを掛けてくる相手に弱いですね。プレスやチェックの緩い相手にはそれなりにボールキープができ,攻撃の形を作ることがそこそこできますが,その逆の相手だととたんに中盤でしっかり組み立てることができなくなってしまいます(何しろ前を向いてのプレーが少なく,後ろにボールを戻すシーンの続出なのです)。

 

 さきほど,プレスやチェックのことを言いましたが,グランパスの選手は何であれだけ相手選手に対するプレスやチャックが緩いのでしょうか。素人考えかもしれませんが,厳しくチェック等すれば相手選手のパスミスを誘ったり,ボールを奪ったりできる可能性が高くなるのではないでしょうか。名指しをしたくはありませんが,DFの本多勇喜選手は相手選手に好きなようにクロスボールを上げられていました。もっと厳しくプレスを掛けたり,しつこくいかんかい!(笑)。このテレビ中継の解説者は早野宏史さんだったのですが,「ああ,下がってちゃダメですね。これじゃ簡単にクロスを上げられますよ・・・。」などとコメントしていましたが,正にその通りだったのです。こういうディフェンスをしていたら,相手選手にとってはノープレッシャーで好きなように正確なクロスボールをゴール前に放り込むことができます。残念だったのは,何でベンチからそういう状態を修正するような指示が出ていなかったのかということです。先日,名古屋グランパスのサイドバックとして活躍されていた元選手の方と一緒にお酒をいただく機会があったのですが,私も彼の現役時代に競技場まで足を運んでゲームを観たことがあり,彼はもっと厳しくチェックし,そんなに簡単にはクロスボールを上げさせたりはしていませんでしたよ。

 

 数年前までは名古屋グランパスというのはJリーグ屈指の戦力を備えていると言われていたのですが,よくよく考えてみると,現在では日本代表は一人もいませんし,そうとも言えないのではないでしょうか。バックにはあのトヨタ自動車が控えているのですから,もう少しお金を使ってでもそれなりの戦力を整えましょうよ。今どんな選手が欲しいかというと,FWにしても攻撃的MFにしても,パスコースがなければ自力で局面を打開していけるようなキレのあるドリブラーが2人ほど欲しいですね。

 

 まあ,まだ始まったばかりでもありますし,ある程度は長い目で見ていかなければなりません。当分の間は,生暖かい目で見守っていきたいと存じます(笑)。

2013/12/10

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 サンフレッチェ広島のJリーグ連覇は見事でしたね。集中力があるし,森保一監督はチームを作ることができています。それにひきかえ,名古屋グランパスは・・・(笑)。サンフレッチェ広島は,名古屋グランパスと同じくJリーグ元年からのJ1チームですが,実は2度にわたってJ2に降格したことがあり,広島は2003年と2008年はJ2で戦っております。修羅場をくぐったわけですね。そして再びよみがえり,2012年と2013年,連覇を果たしたのです。立派なものです。

 

 さてさて,名古屋グランパスもようやく私の再三の建言を受け入れ(笑),監督交代を決断しました。公式にはまだ発表されておりませんが,元ガンバ大阪の監督であった西野朗氏が名古屋グランパスの新監督に就任するようです。監督というのは,何よりもチームというものを作り上げ,戦術を確立し,これを選手間に浸透させ,合目的的かつ有効な練習をさせなければなりませんし,課題や問題点の修正など学習能力も高くなければなりません。また,確立した戦術に基本的には依拠しつつも,次の対戦相手をビデオで十分に研究し,その特徴をつかみ,対戦相手ごとに勝つための綿密な作戦を立てるなどマメな努力をしなければなりません。アーセナルのアーセン・ベンゲル監督のように。

 

 西野朗氏は,監督としてある程度実績はありますし,今述べたような監督が本来なすべき仕事を,ストイコビッチ監督よりはしてくれると期待しております(笑)。ただ気になるのは,コストカットもいいのですが,名古屋グランパスはディフェンダー陣をかなり放出するようですね。今シーズンの総失点数でいうと,広島の29点に比して,名古屋は48点であり,守備の破綻が顕著です。攻撃もいまいちでしたが,守備にも大きな問題がありました。ディフェンダー陣の補強をしなくても良いのでしょうか。もう一つ不安なのは,闘莉王の発言力が強すぎることです。つい先ごろも,彼はザッケローニ監督の日本代表選出にも異議を唱えております(笑)。闘莉王さん,西野新監督の言うことはちゃんと聞きなさいよ(笑)。

 

 いずれにしても,名古屋グランパスの最近の試合内容は不甲斐なく,情けなく,面白くもありませんでした。組織的で,意図がよく分かる,そしてスペクタクルなサッカーを来シーズンは是非見せて欲しいものです。

2013/10/31

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 昨日も一生懸命仕事して,夜はわが栄光の読売巨人軍の必勝を期して晩酌に臨んだというのに(笑),テレビのスイッチを入れたら,また2回までに4点も取られている・・・。いったい,ぜんたい,どうなっとるんじゃあああああーーーーー。堪忍袋の緒が切れるぞーっ。

 

 第3戦も杉内が2回までに4点を取られ,昨日の第4戦もホールトンがやはり2回までに4点を取られている。ただでさえ打線が湿りまくっているのに,こんな序盤ばかりでは勝負にならんでしょう。大体が巨人の投手陣は立ち上がりに難があることで有名です。特に杉内とホールトン。昨日の晩酌ではショーチューをいただきましたが,得点経過のリプレイを見ていてショーチューが鼻から出そうになりました(爆笑)。ホールトンの立ち上がりといったら,先頭打者に四球,2番打者に死球,そして3番打者を打ち取ったのは良いのですが,4番打者にホームラン・・・。いきなりの3点です。これではいけません。

 

 1-4の段階で,私はもう絶望してしまい,テーブルの上にあったコロッケ2個,メンチカツ2個をぱくぱくと食いまくりました。いわゆるヤケ食いというやつです。お酒も飲んでいるのですから,この絶望的な晩の摂取カロリーはものすごいことになったのではないでしょうか。自暴自棄というか,もうどうにでもなれという感じでヤケ食いし,私はしめやかにテレビのスイッチを消してから,こうべを垂れて静かに自室で読書の時間に入りました(笑)。

 

 お風呂に入って再度読書の時間。しかし,その後に落胆気味にスポーツニュースを見ましたら,なんと,わが栄光の読売巨人軍が6-5で逆転勝利したというではありませんか。よ,よかったー。勝負は下駄をはくまで分かりません。

 

 しかし,今日(第5戦)こそが天王山だと思います。今日勝たなければだめだと思います。今日負けてしまえば,再び仙台に行き,もう1敗もできない。今日勝たなければだめなのです。

 

 しかし,日本シリーズに関する過去のデータだけを見てみれば,巨人にはあまり有利とは言えません。産経新聞によれば,第4戦までに○●●○のケースは過去に6度ありますが,この星の並びで第4戦と第5戦を連勝したチームは過去にないそうです(悲報)。そして,第4戦を終えて2勝2敗となったケースは過去に24度ありますが,そのうちタイに持ち込んだチームが日本一になったのは10度で,優勝確率は41.7%に過ぎません。

 

 それでも,私が少年の頃にワクワクさせてくれた巨人軍の名将,亡き川上哲治さんのためにも是非とも連覇(日本一)を達成するのだ!巨人軍よ!

2013/09/25

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 あー,またこんな話題かー,と思われそうですが,地元の名古屋グランパスを愛すればこそなのでご容赦ください。

 

 土曜日の対FC東京戦での惨敗の様子を目にして,私の心の中ではとうとう「疑念」が「確信」に変わってしまいました。「疑念」というのは,これまでにもこのブログで指摘してきたように,ストイコビッチ監督の監督としての能力です。そして「確信」というのは,もはや名古屋グランパスのフロントはストイコビッチ監督の解任に踏み切るか,本人自身が潔く辞任する必要性についての「確信」なのです。ストイコビッチ氏は確かに素晴らしい選手でしたし,1990年イタリアワールドカップではユーゴスラヴィア代表として世界の注目を浴びました。でも監督としてはねェ・・・,もう「レジェンド」だからなどとは言っていられません。

 

 特に今年は得点の少なさと失点の多さが目立ちます。でもこの二つは実は密接に関連しているのです。つまり,しっかりした守備ができていないと攻撃のビルドアップもできないからです。振り返って見ますと,ストイコビッチ監督は攻撃面ばかりを重視し,本当は一番大切な守備,しかも組織的な守備の構築にはほとんど興味がないのではないでしょうか。チェック(プレス)が甘く,中盤ではほとんど相手チームにボールを奪われています。失点を重ね,次第に焦り,終了時間が迫るとDFの闘莉王を最前線に繰り出して苦し紛れのパワーゲームに賭けるというシーンを何度見たことか(笑)。

 

 もう昔の話ですが,ファビオ・カペッロ監督率いるACミランだって,マルチェロ・リッピ監督率いるユベントスだって,ルイス・ファン・ハール監督率いるアヤックスだって,すごく組織的で強固な守備が構築されていて,それだからこそ攻撃にも凄い迫力があったのです。ストイコビッチ監督は6年もチームを任されているのですが,未だに「組織」を構築できていません。年度年度で選手に変遷はあっても,「組織」の構築や戦術の徹底はできるはずです。天皇杯での早々の敗退,清水エスパルス戦やFC東京戦でのふがいない戦いぶりを見ていますと,監督としての限界を感じます。よく「ものを頼むときには忙しい人に頼め」ということが言われますが,忙しい人というのはやはり能力があって,間に合うからです。ストイコビッチ監督は,6年間もグランパスの監督をやってくれて大変ご苦労なことではありました。しかしその間,彼の元に海外からの監督としてのオファーがあったのかどうかは知りませんが,あまりそういった話は聞きません。

 

 先日の天皇杯での敗退の際,一人のサポーターが怒りのあまりベンチに向かって唾を吐くという嫌な行動をとりました。結局このサポーターは,ホームゲーム2試合の入場禁止という処分を受けました。もちろんこういった嫌な行動は正統化はできませんし,私も眉をひそめてしまいます。ただ,その内心の思いは判らないでもないのですよ。今のグランパスの試合ぶりは悲惨ですもの。アーセン・ヴェンゲル監督の時代には観客数が2万人を超えていたと思います。私もその2万人超の観客の一人だったんですもの。でも今は1万3000人くらいが関の山です。この目でグランパスの試合を生で見てみたいという気が起こらないのです。

 

 名古屋グランパスのワクワクするようなサッカーを,来シーズンには是非見てみたいものです。

2013/09/11

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 このたびの二度目の東京オリンピック招致の成功については,それはそれは多くの関係者の地道な努力とチームワークが結実したからだと思います。その中でも私が痛感したのは,こういった国を挙げての行事の招致活動は,何よりも一国のリーダー,日本で言えば内閣総理大臣(首相)の強い意志と,合目的的な活動が不可欠だということです。

 

 安倍晋三首相はロシアのサンクトペテルブルクで開かれたG20の会合を終えるや,長駆ブエノスアイレスのIOC総会に駆けつけ,例の素晴らしいスピーチを行いました。スピーチの最後の「私は日本の総理大臣として彼らの安全と未来に責任を持っています。日本にやってくるアスリートにも責任をもっています。」というフレーズは安倍首相のアドリブだったそうです。このようにコミットすることがどれだけ大切なことか。ロイター通信は「安倍首相の演説が東京五輪大会決定への決め手となった」と伝えているくらいです。

 

 産経新聞の記事によれば,東京が4年前に立候補した当時の首相は,何とあの鳩山由紀夫でしたが,彼は当初は「時代錯誤的発想」などと言って招致に反対していました。これでは勝てる訳がありませんよね(笑)。これに対し,安倍首相は政権発足直後から招致に熱心で,初外遊となった今年1月の東南アジア歴訪の出発前の勉強会では,「訪問国のIOC委員の情報が全くない。なぜ調べないのか。」と,早速外務省幹部に雷を落としています(笑)。強い意志を感じますね。安倍首相は,タイ訪問の際にも自分の左胸に付けた五輪招致キャンペーンのピンバッジを外してインラック首相に手渡し,インラック首相はそのバッジを受け取るとその場で自分の胸に付け,ほほえみ返してきたといいます。また6月に横浜で開いたアフリカ開発会議でもそつなく東京五輪招致への協力を各国に呼びかけております。

 

 安倍首相の行動は合目的的かつ有効なもので,縦割り行政の垣根を取り払い,省庁横断で極秘チームをつくり,IOC委員の滞在先に官界,民間双方から人を派遣して説得を開始したのです。くどいようですが,強い意志を感じます。そしてブエノスアイレスで開かれたIOC総会のスピーチ内容を当日朝まで推敲を重ねたといいます。

 

 あのプレゼンの際の安倍首相の態度は堂々としていて,自信に満ちておりました。何と言いますか,「空気」が違うのです。野田佳彦や菅直人などがあの場に置き換えられていたらどうでしょうか(笑)。「空気」に加え,「覚悟」も明らかに違うでしょう。

 

 また,東京のプレゼンは総じて誠実な内容で,敬意(リスペクト)もあり,IOC委員などからは好感をもたれたと思います。マドリードの敗因にはいろいろな要素があるでしょうが,サマランチ・ジュニアIOC理事の態度とスピーチは他国(日本,トルコ)への敬意を欠いた不適切なものでした。東京とイスタンブールについて,彼は「(次の)2024年五輪招致での幸運を祈る。」と言ったのです。あたかも,あなたがた(東京,イスタンブール)は4年後にもう一度頑張れ,とでも言わんばかりでした。あれで数票が逃げてしまったのではないでしょうか(笑)。

 

 いずれにしても,昭和39年の東京オリンピックの開催が決定されたのは,昭和34年5月26日に西ドイツのミュンヘンで開催されたIOC総会においてでしたが,その時の首相は私も尊敬する岸信介でした。安倍首相のおじいさんです。リーダーの強い意志という点で共通しているだけでなく,因縁といいますか,運命のようなものを感じます。

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