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弁護士ブログ

2014/11/10

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 先週の話になるんですけど,金曜日の夜空に浮かんでいた月の見事なこと・・・。思わず足を止めて,見とれてしまいました。真ん丸で,大きくて,明るい月でした。私も帰路にありましたので,この月を見た途端に晩酌したくなりましたし,何故かバッハの教会カンタータを聴きたくなりました。週末で少しリラックスしていましたしね。

 

 ほろ酔いかげんでその日の晩にまず聴いたのが,教会カンタータ106番「神の時こそ、いと良き時」です。その日は何故かこの曲が聴きたかったのです。以前にもこのブログでご紹介したことがある曲ですが,べらぼうに佳い曲ですよ。この曲はバッハ作品の中でも初期の曲ですが,しみじみと情感たっぷりに聴かせてくれます。本当に心にしみ入る感じです。この曲は,バッハの母方の伯父の葬儀のために作られたとも,あるいは知人の娘さんの葬儀のためとも言われており,定説がありません。でも,「神の時」というのは神の思し召しで迎える死の時を意味しますから,葬儀,追悼のための曲だったことは間違いありません。

 

 さきほど,「しみじみと情感たっぷりに」と言いましたが,冒頭のリコーダー2本の奏でる旋律(ソナティーナ)が心にしみ入るのです(ヴィオラ・ダ・ガンバもこれに寄り添います)。私が小学生や中学生の頃は,音楽の授業でリコーダーを演奏したことがありました。皆さんもそうだったのではないでしょうか。手軽に奏でることができる楽器ではありますが,この106番などを聴いておりますと,このリコーダーが大活躍で,改めてこの楽器の魅力が堪能できます。

 

 リコーダーが活躍するバッハの曲でその他にすぐに思い出すのが,ブランデンブルク協奏曲の第4番です。これも2本のリコーダーが競い合うように軽快で優美な旋律を奏でます。10月5日(日)に横浜みなとみらいホール(大)で聴いたこの曲が今でも鮮明に頭の中に残っております(ミュンヘン・バッハ管弦楽団の演奏)。会場で聴いていて感動したのは,シュテファン・テミングとイーガル・カミンカという当代一流の若手リコーダー奏者がバイオリン奏者を間に挟んで互いに向き合い,競い合うように軽快で優美な旋律を奏でていたのです。リコーダーという楽器の素晴らしさを再認識しました。

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