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弁護士ブログ

2011/11/30

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 皆さんは,バッハの「ゴルトベルク変奏曲」をお聴きになったことはあるでしょうか。本当に素晴らしいでございますことよ。この変奏曲は主題となる印象的なアリアが冒頭と最後に置かれており,主題ですから当然に印象深いメロディーなんですが,昔から私が特に好きで,弾けたらいいなと憧れていたのは,むしろ第1変奏でした。

 

 この第1変奏は,特に素晴らしいと思います。インターネットで,「ゴルトベルク変奏曲」,「第1変奏」というキーワードを入れて検索すれば,動画でもアップされていますから,騙されたと思って一度お聴きになってはいかがでしょうか。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」は,亡きグレン・グールドの若かりし頃の録音と最晩年の録音が特に有名ですが,私は最晩年の録音の方が好きです。また現在活躍しているピアニストの中では,アンドラーシュ・シフの演奏が好きです。誠実さがにじみ出ています。

 

 先日,昼食を終え,私の事務所から歩いて約10分のところにある楽器屋さんに行き,待望の「ゴルトベルク変奏曲」の楽譜を手に入れました。そして,週末にはその中の憧れの第1変奏の練習に着手したのです。正に待望の着手です。着手することとちゃんと弾けることとは全く別の問題です(爆笑)。練習に着手したのはいいけれども,所詮私の能力ですから,悪戦苦闘しておりますが,何とか前半部分は弾いてみました。完全にマスターするまでには,これから先も長いと思いますが,絶対にマスターしようと思います。約束します。民主党の腐ったようなマニフェストなんかより明らかに実現性が高いと思います。ト長調(♯が1つだけ)ですし,練習すればそれほど困難な曲ではないですから。くどいようですが,本当に佳い曲なのですよ。

 

 話はずいぶんと変わりますが,U-22のサッカー日本代表は,2-1で何とかシリアを破って予選突破に弾みをつけました。でも,国歌斉唱の時,何で彼らは「君が代」をちゃんと歌わないのでしょうか。カメラが追っていくのが恥ずかしいのでしょうか。あるいは,反日左翼の日教組の影響で小学校の頃から国歌をまともに教えて貰えなかったのでしょうか。国歌斉唱の時には,どの国の選手も大きな声で誇りをもって歌っているか,あるいは胸に手を当てるかしております。当然のことです。しかしU-22の日本代表選手のほとんどは,肩を組んだままで口を動かしておりません。自分の国歌も歌えないような者は,もう応援してやらないよ?

2011/11/24

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 ずいぶん寒くなりましたが,今朝も徒歩通勤でした。いつも思うことなのですが,マナーの悪い自転車乗りには憎悪すら覚えます。今朝も,とんでもないバカを目の当たりにしました。その男は歳の頃30代後半といったところでしょうか,その男は先行する自転車を猛スピード,全速力といってもいいでしょう,極めて危険な速度で追い抜いていったのです。その対向方向からは歩行者である私が歩いているのに,徐行等をして歩行者と安全にすれ違おうといった配慮は全くありません。すれ違いざまに私は思わず「バカ!」と言ってしまいました。

 

 それくらい,その男の自転車のスピードは猛スピード,全速力,危険なものであり,考えたくもないことですが,仮に幼児や小学生,高齢者などの交通弱者に衝突したなら,即死もあり得ると思います。常識とモラル,ごく普通の危険予知能力を備えた人間であれば,不測の事態に備えた運転をするでしょうに,あの男のあの猛スピードでは到底不測の事態には対処しきれません。

 

 事故統計によると,例えば平成10年度と平成20年度とを比較すると,自転車対歩行者の事故件数は,その10年間で約4.5倍に急増しております。自転車対歩行者の衝突により,歩行者が死亡するケースもあります。恐ろしいことです。このような歩行者と自転車との衝突事故の急増という実情を反映してか,私達の業界でも,平成21年9月には,「自転車事故過失相殺の分析-歩行者と自転車との事故・自転車同士の事故の裁判例」(財団法人日弁連交通事故相談センター東京支部 過失相殺研究部会編著,ぎょうせい)という本まで出版されました。

 

 そもそも,道路交通法上は,自転車は「軽車両」と位置づけられ,自動車や自動二輪と同じ「車両」なのですから,歩道と車道の区別のあるところでは自転車は車道を走行するのが原則です。例外的に自転車が歩道上を走行することが認められているのは,①歩道に「自転車歩道通行可」の道路標識がある場合,②子供や高齢者が自転車に乗る場合,③車道または交通の状況からみて,やむを得ない場合に限られております。しかも自転車が歩道を走行する場合でも,歩行者優先であり,自転車は車道寄りを徐行しなければならず,歩行者の妨げになるような場合には一時停止しなければなりません。にもかかわらず,実際に町で遭遇する一部自転車の無法な走行はこのようなルールからは相当に逸脱したものになっております(横暴な自転車乗りのために,歩行者として恐怖心から一時停止を余儀なくされたことが何度もあるでしょう)。自転車に乗りながら携帯電話をいじくっているバカもおります。

 

 マナーや公共道徳面での日本人の劣化には著しいものがあります。物理的に歩道と自転車通行帯とを区別する設備がされつつありますが,それも勿論歓迎です。ただ,戦後数十年かけて徐々に劣化したマナーや公共道徳は,やはり今後数十年の長いスパンで家庭教育と躾け,学校教育の場面で個々に努力し,回復させていくしかないでしょう。かつて存在した「江戸しぐさ」の懐かしさよ。昭和生まれのお前が何で懐かしがるかって?そりゃ,昭和の時代にも「江戸しぐさ」の名残は十分にあったからですよ。

2011/11/22

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 ブータン国王と王妃は,ご成婚後,ハネムーンともいうべき旅行先にそのたっての願いとして日本を選んでくれました。その立ち居振る舞いの素晴らしさは,私達日本人の心を動かしたのではないでしょうか。宮中晩餐会での乾杯の際,王妃は自分の持つグラスが皇太子殿下のグラスの上にいかないように,腰を少しかがめておられましたし,金閣寺をご覧になった際には,国王は案内役の僧侶が雨に濡れないようにと傘を差し出しておられました。

 

 それにあの感動的な国会での演説。その素晴らしい内容を振り返ってみますに,国王は,「日本人はその歴史と伝統,世界史上で果たした役割など,もっともっと自信をもって欲しい」と訴えかけられたのだと確信しております。そういう内容でしたし,とても社交辞令などとは思えない真心からのメッセージだと受け止めました。国王夫妻の立ち居振る舞いといい,国会演説といい,我々の心に風を送られたような気がいたします。

 

 ブータンは,台湾,インドネシア,パラオ,タイ,トルコ,ポーランド,フィンランド,バルト3国などと並ぶ親日国の一つです。ブータンは,日本が国連安全保障理事会の常任理事国に加入する問題の場面では,いつも日本を強く支援してくれております。ブータンがこのように親日的な理由には様々あるでしょう。ともに仏教国であること,また先ほど述べたように,いわゆる自虐史観とは対極にある史観,つまり長いスパンで世界史を虚心坦懐に見たとき,日本がその世界史上で果たした役割(アジアの解放),戦後の日本のODA(円借款や技術供与等)などがあるでしょう。それとどうしても忘れてはならないのは,西岡京治という素晴らしい日本人のブータンでの活躍です。この西岡さんは,ブータンにおいて悪戦苦闘しながら農業振興に身を捧げ,同国の農業の発展に多大の貢献をした人です。この西岡さんがブータンの農業振興に果たした役割については,動画でもアップされておりますが,泣けてくるほどです。彼は1992年にブータンで急逝しましたが,西岡さんの葬儀はブータン国葬となったのです。

 

 そのブータンは,中国という一党独裁の膨張国家により,その国土の約18パーセントの領土を奪われています。中国の人民解放軍は年数キロ単位で徐々にブータンとの国境(ブータンのガサ県の最北部)を超えて侵蝕し,勝手に掘っ立て小屋をたてたり,西部開発と称して勝手に道路を敷設したりし,2005年にはこれが発覚したのです。ブータン政府としては,中国に対し,1998年に締結した国境策定協定に違反しているとして抗議を行ったのですが,この無軌道な膨張国家に理は通じません。ブータンはその国土の約18パーセント(約8100平方キロメートル)を掠め取られてしまったのです。本当に,強い公憤を覚えます。

2011/11/18

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 来日中のブータン国王ジグミ・ケサル国王は,昨日,国会で演説を行いました。その演説の全文を目にした時,不覚にも涙が止まりませんでした。長くなり,また断片的にはなりますが,その一部を引用してみましょう。

 

「私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことを覚えております。そのときからずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。」

 

「皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であったアジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。」

 

「このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへの願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。」

 

「皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。」

 

「(ブータンは)小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。」

 

「ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも反映を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。」

 

 心温まる素晴らしい演説でした。でも私はこの全文に目を通した後,このまま日本国民がこれからの教育の重要性を自覚せず,また平和ボケのまま覚醒せず,歴史と伝統を軽視しいわゆる自虐史観のまま眠りこけたままになっていては,この演説内容にあるような評価を受ける資格は完全に無くなってしまうと思いました。

 

 それにしても,NHKはこの演説の全てを放送したのでしょうか。また新聞各社はこの素晴らしい演説の全文を掲載したのでしょうか。マスゴミ,いやマスコミもダメなのです。

 

 一川という名の防衛相は,ブータン国王夫妻を招いた宮中晩餐会を欠席した上で,あろうことか同じ民主党の参議院議員の政治パーティーに出席したばかりか,そのパーティーでは「(宮中晩餐会より)こちらの方が大事だ。」などと発言し,官房長官から厳重注意を受けております。語るに落ちたとはこのことです。民主党にはこんなバカしかおりません。あいかわらずGHQによる占領政策の効果が維持されておりますし,こんな手合いの存在そのものがそもそも占領政策の成果なのでしょう。

 

 素晴らしい演説の余韻に浸りたかったのですが,どうしても最後に言ってしまいました。

2011/11/17

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 新撰組には伊東甲子太郎,篠原泰之進,服部武雄,藤堂平助,加納鷲雄などの人材がおりましたが,彼らは慶応3年(1867年)に御陵衛士として新撰組とは袂を分かちました。当時は一口に「尊皇攘夷」と言っても,思い描く構想やアプローチの仕方は様々で,新撰組は公武合体ないし佐幕派,伊東甲子太郎らはどちらかというと勤王倒幕派に近かったのだろうと思います。これでは袂を分かつしかありませんね。

 

 伊東らは最終的には高台寺の塔頭の月真院を屯所としたので,「高台寺党」とも呼ばれます。明日,11月18日はこの高台寺党のリーダー格であった伊東甲子太郎の命日なのです。七条油小路で彼は新撰組に暗殺されました。その僅か3日前の11月15日には,あの坂本龍馬も近江屋で暗殺されております(下手人には諸説あり)。物騒な時勢だったのですね。幕末の京都ですもの,当然といえば当然ですか。

 

 実は今年の2月には京都の七条油小路を歩き,伊東絶命の地といわれる本光寺に行って参りました。伊東甲子太郎の殉難の地碑は,油小路沿いの本光寺の門内にあるので,見せてもらおうと思いましたら門が閉まっていました。その当時は本光寺のご住職がお亡くなりになって間がなく,後任が決まるまでの間は,門の鍵は道路のはす向かいの床屋さんのご主人に預けられているということが分かりました。それを知ったのは,門前で困惑している私に,その床屋のご主人が気さくに声を掛けてくれたからです(笑)。その当時このご主人は,私のように伊東甲子太郎の殉難の地碑を見に来る観光客のためにその都度門の鍵をあけてくださり,若干の案内をしてくれていたのです。

 

 リーダー格であった伊東甲子太郎の命を奪われた高台寺党は,七条油小路の辻に置かれていた伊東の遺体を引き取りに行った際,待ち伏せしていた新撰組に襲撃され,二刀流の手練れで新撰組随一ともいわれた剣豪服部武雄,それに藤堂平助らも絶命します。でも,高台寺党はその後,篠原泰之進らが馬上の近藤勇を鉄砲で射撃し,肩に重傷を負わせ,それ以降の近藤勇は体調面もすぐれず,どうやら新撰組の指揮を執ることについての意欲が徐々に失われていったようですし,流山で新政府軍に捕縛された「大久保大和」と名乗る近藤勇をそれと見破ったのは,やはり高台寺党の加納鷲雄でした。

 

 新撰組と高台寺党,因縁浅からぬものがあります。

2011/11/16

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 いわゆるTPPの議論が喧しいです。あの野田という人,一見は誠実そうに対応しているようで,実は本当に独善的かつ無責任,不誠実,不勉強といわざるを得ません。こういう人でも首相がつとまる国って,いったい・・・。でも考えてみれば,鳩山由紀夫,菅直人と続いていたわけですから,今更驚くことはありませんか。でも本当に情けない。

 

 11月11日には参議院でTPPの集中審議があり,自由民主党の佐藤ゆかり議員が質問に立ちました。佐藤議員は,いわゆるISD条項の危険性について質問したのです。前にもこのブログで触れましたが,ISD条項というのは,国が自分の国の公共の利益(例えば,環境の保全とか食の安全など)のために政策的に定めた法令などによって,海外の投資家が不利益を被った場合には(例えば,その法令の規制によってその投資家・企業の商売の一部ができなくなったなど),世界銀行の傘下にある「国際投資紛争解決センター」という第三者機関(仲裁機関)に訴えることができるという制度を定めた条項です。ところが,この機関の審査は非公開ですし,何でそのような結論が導かれたのかという理由部分が不透明であり,したがって個々の判断理由が先例的な価値を持たないがために予測不可能な点に大きな問題があります。また,さらに問題なのは,その審理は「その法令による規制,政策が投資家にどの程度の損害を与えたか」が重視され,「その国の公共の利益がどのようなものであったか(なぜそのような規制を定める必要があったか,それによりどのような利益が守られようとしていたのか)」は考慮されません。この毒素条項ともいうべきISD条項を含むTPPが成立してしまうと,それは批准を伴う条約であり,法形式間の効力でいうと,条約が国内法(法律)に優先するため,大変なことになってしまいます。かつてはこのISD条項によって,カナダもメキシコも酷い目に遭っております(笑)。

 

 自由民主党の佐藤議員は,「TPPのISD条項によって国内法が曲げられてしまう恐れがあるのではないか」と述べて,野田という人にその問題性,危険性を質したところ,この人は何と,「国内法で対応出来るよう交渉していく」と答弁したのです(爆笑)。この頓珍漢な答弁で,審議は当然にストップしました。要するに,この野田という人は,効力面で条約が法律に優越することを理解していなかったばかりか,直後に自ら認めたように,ISD条項の意味すら理解していなかったのです。びっくりしたなぁ,もう(笑)。こういう人がAPECでTPP交渉参加を明言してしまうのです。さきほど私は,この野田という人のことを「一見は誠実そうに対応しているようで,実は本当に独善的かつ無責任,不誠実,不勉強といわざるを得ません。」と言ってしまいましたが,あながち嘘ではないでしょう?

 

 ちなみに,「びっくりしなたぁ、もう。」というのは,昭和を代表するコメディアンだった三波伸介(初代)さんのギャグでした。私も昭和の人間ですから,思わず口をついてしまいました。

2011/11/15

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 症状固定という概念は医学上の用語です。要するに,治療をこれ以上続けても大きな改善はもう望めず,長期的な時間の幅で見ると,回復・増悪がなくなった状態をいいます。そういう意味では私のゴルフも,もう症状固定かもしれません(笑)。

 

 先週の土曜日(11月12日)には,気が置けない仲間の人たちと,絶好のコンディションの中でゴルフをしました。しかし,スコアは100台で,散々なゴルフでした。何が散々だったかというと,ドライバーのティーショットです。ドライバーが全然ダメで,ショートホールを除く14ホールは全部ドライバーでティーショットを打ったのですが,まともなものは1本だけであり,1勝13敗でした(笑)。これでは100を切ることはできません。100ヤードほど先に転がったボールを見て,同伴の仲間からは「ナイスチョット!」と声を掛けられる始末(笑)。

 

 私だって,ほんの一瞬間だけでしたが,かつては80台で回ったことが一度だけありました。その頃は,気分転換も兼ねてよく練習場に足を運んだものです。そして熱心に練習したものです。ああ,こんな風にすれば良い球が打てるんだな,ああ,またやった,こんな風に打つからこんな球しかでないんだ,などと考えながら・・。先日の土曜日の散々なドライバーを見て,私も再びゴルフ練習場に足を運ぼうと決意しました。このままだと,本当に私のゴルフは症状固定になってしまいそうですから。それに,ゴルフでもう一花咲かせたいのです。

 

 話は全く変わりますが,私は雀という小鳥が大好きです。前にもこのブログで書いたことがありますが,朝の徒歩通勤などの際に雀のかわいらしい姿を見ると,癒されます。私がこの世で悪業を積んでしまい,来世ではどうしても畜生の世界に生まれ変わらざるを得ないとするならば,できれば雀がいいです(笑)。

 

 それにしても,ふと足を止めて雀の姿に見入っている自分。どういう精神状態なのでしょうか。意識するしないにかかわらず,自分の感じるストレスや不安などを背景に,癒しというものを求めようとしているのか,それとも,割と精神的にも安定していて,その余裕からその道行きの自然の事物に関心を持ったり季節の移り変わりを感じているのか。

2011/11/11

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 野田首相は,「『失われた20年』の経済状況を立て直すにはTPPの交渉に参加するしかない」と述べました。うすうす感じておりましたが,どうやらこの人物は物事を深く考える能力がないようです。一国の首相であれば,財務省の走狗に成り下がってしまうのではなく,この20年間,日本経済がガタガタになってしまった経過と原因について本気で勉強すべきでしょう。一つの見識を示したものに「平成経済20年史」(紺谷典子著,幻冬社新書)という本があります。「『失われた20年』の経済状況を立て直すにはTPPの交渉に参加するしかない」などと言いますが,そもそもこの記録的な円高の嵐の中で,どうやって輸出を伸ばすんですか。今本当にやらなければならないことは,デフレ脱却と効果的で実効性のある円高対策でしょう。

 

 どうやら,TPP推進論者の構成を分析してみると,①経団連の米倉会長らのように関税障壁や非関税障壁の可及的な撤廃によって自社が儲かるぞと目論んでいる政商のような方々,②TPPに参加すれば,安全保障面で「宗主国」であるアメリカが軍事的にもっともっと日本を守ってくれるようになるぞという「幻想」を抱いている方々,③「平成の開国」というチャッチフレーズの下,「バスに乗り遅れるな」,「このままだと日本は世界の孤児になってしまう」というワンフレーズに漠然と危機感を覚え,付和雷同しようとしている方々の3種類に分類できるような気がします(笑)。

 

 ①の政商のような方々はともかくとして,有効な円高対策を高じなければ輸出など伸びません。それに,日本が交渉に参加するとして,参加(予定)10か国のGDPのシェアはアメリカや約7割,日本が約2割で,この2か国で約9割に達しているのですよ。ですから,TPPといっても実質的には日米FTAなのです。そのアメリカは輸出倍増計画で自国の貿易赤字を極力減らし,雇用を極力増やそうとしています。アメリカの雇用が増えるということは,日本の雇用が失われるということです。今,米韓FTAの批准で韓国の国会がすごいことになっているのは,韓国が「不平等条約」を飲まされたからです(笑)。少なくとも今後,日本のアメリカに対する貿易黒字がさらにどんどん伸びる素地がないじゃありませんか。それにTPPで「アジアの需要を取り込め」などといい加減な連中がほざいておりますが,そのTPPに中国や韓国,インドネシアなどは参加しているんですか?

 

 ②については,論外です。財政的にアメリカは今後はそれどころではないし,何よりも,自分の国を自分で守ろうともしない国のために血を流してはくれません。あまりにも当然のことです。日米安全保障条約と日米同盟の下で,今後日本は自主防衛への道程に臨むべきでしょう。

 

 ③については,かつての小泉政権下の選挙で,有権者の多くは,「構造改革」,「規制緩和」,「民でできることは民で」,「グローバリズム」,「抵抗勢力」などの言葉に幻惑され,いわゆる劇場型選挙がなされました(マスゴミ,いやマスコミもそれを扇動しました)。小泉政権下の「構造改革」については様々な評価がありますが,結果的には,アメリカのハゲタカファンドが丸儲けをし,グローバリズムの名の下で日本の金融機関にも外資が進出し,駅前の商店街は閉められたシャッターばかり,所得格差が広がり,非正規雇用の割合も激増しました。今回のTPPも「平成の開国」などといったワンフレーズに惑わされてはいけません。いわゆる混合診療もテーマに上がるでしょうし,アメリカは,今度は郵政民営化後の「簡保」や農協の「共済」を狙っているのでしょう。

 

 最後に,アメリカは勿論,ドイツもイギリスもフランスも穀物自給率は100%以上かそれに近い水準を確保しております。日本は,高付加価値の商品作物(野菜や果物)だけを作っていれば良いということにはなりません。カロリーベースでの穀物自給率を高めることは,正に食の安全保障なのです。食えなければ国を守れません。将来,食料面で「ABCD包囲網」をやられてしまったらどうなりますか。農業だけが悪者になっているようですが,交渉テーマは21ほどもあります。農業だけではないのです。それに,非関税障壁部分での規制撤廃,緩和もゴリ押されるでしょう。食の安全などにも影響してきます。それに,あの,ISD条項は・・・。TPP推進論者は,農業の効率化,体力強化を図るきっかけになると言っておりますが,具体的にはどんな方策を描いているのでしょうか。

 

 本当に最後になりますが,これは交渉に参加するだけである,ダメだったら離脱すればいいではないかという論があります。TPPというのは,交渉当事国も多く,国際的な協定締結交渉です。隣町の寄り合いの会合にちょっと顔を出してくるわといった安易なものではありません。国益をかけての交渉なのです。今の民主党政権,国益を国益とも感じない売国奴然としていては国益は守れませんし,離脱する勇気すらないでしょう。アメリカはかつて,先進国レベルで米国流の投資ルールをグローバル化しようと考え,1995年からOECDの場でMAI(多国間投資協定)の成立を目指しましたが,1998年にアメリカの意図に不審を抱いたフランスが協議から離脱したため,そのMAI構想も頓挫しました。また,アメリカは,今度はFTAA(米州自由貿易地域)を呼びかけることによって,米国ルールのグローバル化を南アメリカ大陸に拡大しようとしましたが,2003年,ブラジルなどが強く反発して失敗に終わったという歴史があります。日本の国益を守るという観点から,こんな民主党政権で,このような毅然とした離脱,反対をする勇気と覚悟があるのでしょうか。

 

 本当に困ったものです。

2011/11/09

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 実は以前から少しばかり気になっているものに,「調性格論」というものがあります。シェーンベルクの音楽のように調性を超えた無調音楽ならばともかくとして,普通の音楽には調性というものがあります。ほら,例えば,イ短調とか,ニ長調とか,嬰ハ短調とか,変ホ長調とかです。

 

 そしてそれぞれの調には性格というものがあるとして,昔から「調性格論」なるものが議論されてきました。私がこういうことを初めて知ったのは,「マタイ受難曲」(礒山雅著,東京書籍)という本の中で,ヨハン・マッテゾンという音楽学者の「調性格論」に言及されていたからです。このマッテゾンという人は,私にとっては神のような存在であるヨハン・セバスティアン・バッハと同時代に生きた人です。

 

 このマッテゾンの「調性格論」の一部から順不同に紹介すれば,次のようになっております。

 

ニ長調・・・幾分鋭く頑固,騒動,陽気,好戦的,元気を鼓舞するようなもの
イ短調・・・少し嘆く,品位ある落ち着き,眠りを誘うが不快なものは全くない
変ホ長調・・非常に悲愴,深刻に訴えかける,官能的な豊かさを嫌う
ロ短調・・・奇怪,不快,憂鬱,めったに用いられない
ヘ長調・・・世界で最も美しい感情を表現する,洗練を極める,寛大,沈着,愛,徳
ハ短調・・・並外れて愛らしい,哀しい,温和すぎる
嬰ヘ短調・・ひどい憂鬱,悩ましげに恋に夢中になっているような感じ,孤独,厭世

ト長調・・・人を引きつけ雄弁に語る,輝き,真面目,活発
ホ長調・・・絶望,死ぬほど辛い悲嘆,恋に溺れて全く救いのない状態
ト短調・・・最も美しい調性,優美,心地よい,憧れ

 

 などなどです。肯定的なものもあれば,否定的なものもあります。その調性の個々の曲を思い浮かべると,確かに一理あるなと思える面もありますが,「えっ?」と思ってしまうものもあります。例えば,ショパンのバラード第1番は私が好きな曲で,ト短調だったと思いますが,マッテゾンの性格付けどおりでしょう。でも,ショパンの作品9の2の夜想曲(ノクターン)は変ホ長調ですが,マッテゾンの性格付けには違和感を覚えます(笑)。それに,バッハの「ミサ曲ロ短調」は畢生の大作であり,私はむちゃくちゃに好きなんですが,ロ短調の性格付けの悲惨なこと(爆笑)。

 

 マッテゾン自身も,この性格論は主観的なものであり,曖昧な面を含んでいることは認めているようです。それに,実はマッテゾン以外の音楽学者の中にも「調性格論」を論じている人がいて(例えば,ミース,シューバルトなど),それこそ千差万別の性格付けです。でも,それもまた面白いと思います。花言葉だって,何か確たる根拠があるとは思えません。そういう意味では,「調性格論」もちょうど花言葉のような感じでしょうか。

2011/11/07

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 娘のあかねちゃんの極端なクモ嫌いのことについては,以前にもこのブログで触れました。あかねちゃんは,クモのことを蛇蝎のように嫌っているのです(笑)。この子の部屋には,小学校高学年の時に購入したベッドがあるのですが,そのベッドの一隅には割と細く折りたたんだ産経新聞が置かれておりました。

 

 いくらお父さんが産経新聞を好きだからって,政治のことに興味を持つには若干早いんではないかと思いましたが,私は即座にそこに置かれた新聞の意味を悟りました。・・・そうです,この新聞は,天敵のクモが部屋に出現する有事に備えて,いつでもクモを叩いて退治する「武器」だったのです。ゴキブリがよくそのようにされてしまうようですが,クモも可哀想ですし,産経新聞もいい迷惑です。

 

 居間と台所を仕切るカウンターと戸棚の間にある7,8センチほどの隙間には,ずーっと長い間,司馬遼太郎の「坂の上の雲 第三巻」(文春文庫)が置かれたままになっております。これを置いたのはうちのカミさんです。しかし,その本の読みかけの場所を表す「しおり」の位置は遅々として進んでおりません。

 

 カミさんとしては,「この本は面白い」と言いつつも(虚勢を張りつつも),やはり家事が忙しかったり,テレビドラマの方が好きだったり,疲れて眠くなったりで,この本がなかなか読めないでいるようです。読み始めた本を途中で放り出せば,また旦那から冷やかしを言われたりするのがいやなのでしょうか,「まだ途中放棄はしていない」,「まだ読みかけ中なんだけど」ということを示すために,あの場所に置いたままにしておくのでしょう(笑)。家事のほとんどを任せてしまっているので,私も言葉を慎まなければなりません。

 

 私の部屋の書棚の一番上には,いつからだったか缶チューハイの空き缶3本が林立しております。もうかれこれ2か月ほどになるでしょう。うちで晩酌する時には,ビールでも缶チューハイでも2本までと決めてはおりますが,興が乗った時などは思わず3本目が欲しくなります。でも家族は私の3本目に対しては冷淡な視線を浴びせます。娘のあかねちゃんは,私が缶チューハイのふたを「プシュッ!」と開けると,すかさずお酌をしてくれます。本当に良い子に育ちました(笑)。ですが,そういうサービスも2本までです(苦笑)。

 

 書棚の一番上に林立した3本の空き缶は,この2か月の間,夕食を終えて自室に入る際,今日は飲み足りないなと思ったような日に,私が冷蔵庫からこっそりと忍ばせて持ち運んだものです。比較的マメに掃除をするカミさんがこの3本の空き缶に手を付けないのは,何らかの抗議でしょうか。

 

 本日は,大変失礼しました。ネタに事欠いて,どうでもいいようなことばかり書き連ねました。そんなヒマがあったら,仕事に精を出すべきでしょう(笑)。

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