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弁護士ブログ

2009/09/29

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 テレビの大食い企画はもうやめてよ・・・。この前の日曜日,夜の時間帯の3時間にわたって「元祖!大食い王決定戦」という番組が流れていた。以前にもこのブログに書いたことがあるし,自分のブログだから好き勝手に書くが,僕はこういう番組は好きではない。いや嫌いである。

 

 見ただけで胸が悪くなるような大量の料理,空になった皿の山,苦痛に顔をゆがめ,今にも吐きそうな感じになってまで食べ続けるフード・ファイターの姿。食べる速さと量を競うのだから,食べ方などはどうでもいい状態・・・・・。この人たちのこの時の胃袋の状態はどうなっているのだろうかと,いやでも想像してしまう。胃が張り裂けんばかりになっているのだろう。見ていると,本人同意の上でのあたかも拷問のようである。

 

 「そんなにイヤなら,見なきゃいいだろ。」と言われてしまえば,確かにそれまでではある。ちなみに,インターネットで「大食い 視聴率」とキーワードを入れて検索してみたら,その日のこの大食い企画のことに言及されており,3時間という長時間番組であったにもかかわらず,関東地区の平均視聴率が19.7%と高く,瞬間最高視聴率が28%に達したようだ。こういうデータからすると,やっぱり僕のような意見は恐らく少数意見なのだろう(泣)。

 

 だけどね。このジジイは敢えて言う。「日本国民に告ぐ!(フィヒテ風),もう大食い企画などはやめよ!こういう番組に釘付けになるようなまねはするな!」と。飽食の時代といわれているが,もっと食べ物を大切にしよう。この瞬間にも夥しい人々が飢餓で死亡している。こんな企画のために食料を無駄にするくらいなら,食料不足の難民キャンプで炊き出しをしたらどうだ。それに,食べ物というのは,「いただきます。」といって,味わいながら,美味しいと言いながら食べるもの。苦痛に顔をゆがめながら,吐きそうになりながら食べるものではない!テレビ番組に「バラエティー」というジャンルがあるように,確かに限りある電波を独占するのであれば番組にも多種多様なものを取り入れるべきではあろう。でも余計なお世話だろうが,どうせ夜の3時間を使うなら,もっとためになる企画をして欲しい。

 

 この大食い企画はテレビ東京系列の番組である。もともとテレビ東京系列の番組は僕は好きな方なのである。例えば,旅番組なんかはとてもイイと思うし,楽しんでいる。でも,さきほど挙げた視聴率は,テレビ東京としては今年一番の成績のようだ。おそらくは担当者や首脳陣もこれに気をよくしてますます過激なフードファイトものを企画してしまうのではないか。やはり所詮僕のような考えは少数意見なのだろう。

2009/09/28

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 ジャイアンツは無事にセ・リーグ三連覇を達成したが,僕が小学生から高校生にかけて達成されたジャイアンツのV9を支えた名二塁手土井正三さんが先日亡くなった。背番号は6。しぶといバッターでバントも上手く,「いぶし銀」といった感じの選手だった。当時の記憶に残るオーダーとしては,1番センター柴田,2番セカンド土井,3番ファースト王,4番サード長嶋,5番レフト末次,6番ライト国松,7番キャッチャー森,8番ショート黒江,9番ピッチャー○○というオーダー。ピッチャーも錚々たるメンバーだったが,僕が特に好きだったのは先発は城之内投手,リリーフ・ストッパーは「8時半の男」といわれた宮田投手である。とにかく,先日鬼籍に入られた土井選手は,ジャイアンツのV9を支えた戦士だった。心からご冥福をお祈りします。

 

 その土井さんに関する読売新聞の記事の中で,長嶋茂雄さんのエピソードに触れられていた。土井さんが亡くなる2週間ほど前に長嶋さんが病床にあった土井さんを見舞った。土井さんは最初は夢だと思っていたようだけど,長嶋さんが「おい土井!夢じゃないよ!オレだよ。」と声をかけた時は,土井さんは涙を浮かべて喜んだとのこと。また,その2年ほど前に,巨人軍通算5000勝記念のOB戦に長嶋さんも臨み,土井さんもその病床から車いすで東京ドームを訪れた。その控え室で,長嶋さんは,名女優オードリー・ヘプバーンの豪華写真集を土井さんにプレゼントしたとのこと。というのも,土井さんは,自分のみる夢に出てくるほどのヘプバーンの大ファンだったからだそうだ。

 

 こういうエピソードに触れるにつけても,長嶋さんという人は本当に優しい人柄だと思う。優しい大人。

 

 サウイフ モノニ ワタシハ ナリタイ(宮沢賢治風)

2009/09/25

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 やりました。我が栄光の巨人軍,セ・リーグのペナントを制しました。よかったー。3連覇であり,2リーグ制に移行してからは実に33回目の制覇である。先日も,NHKのある番組で,長島茂雄選手,王貞治選手の現役時代の輝かしく,懐かしい映像が流されていた。少年時代の記憶が蘇ってきた。特に長嶋選手のプレーは自分が死ぬまで忘れないであろう。当時は,近くの河川敷で毎日のように野球をやっていたから・・・。それに亡き父は特に僕を可愛がってくれ,決して裕福ではなかったがユニフォームを買ってくれた。背番号はもちろん「3」。背番号3のユニフォームを身につけた僕はとにかく誇らしくて仕方がなく,試合が全くない日であるにもかかわらず,あたかもこれがあるように装って,グラブをバットに刺し,これをかついで町内を練り歩いていたものだ。

 

 願わくば,やはり日本一である。最近ではクライマックスシリーズという賛否両論あるシステムができた。先日のある週刊誌の見出しの中に,「あると思います。CS(クライマックスシリーズ)で,阪神が日本一!?」なんていうのがあった。天津木村風の乗りと,勝率5割に満たないチームが日本一という奇抜さに思わず笑ってしまった。・・・・・・・・で,でも,可能性としては確かにある。頼むよ,原巨人!日本一になってくれ。

 

 巨人のセ・リーグ優勝が決まった翌日の読売新聞の朝刊には,セ・リーグのその他5球団の各監督のコメントが掲載されていた。中日の落合監督以外は全て武士道をわきまえたような,大人のコメントだった。何もほめてくれとはいわないが,落合監督のコメントにはいつも興ざめである。いつも思うのだが,この人のプレス対応はいかながものか。「今日は何もない。」,「内部のことは聞くな。」,「お前らに分からんだろうが・・。」,「・・・・・」などといったコメント(無言のものもあり)が新聞に書かれている。ウザい記者だって立派な社会人であり,職業としてコメントを求めているのであるから,プレス対応はきちんとした方が良いと思う。

 

 やはり監督というものは,少なくとも,少なくともだが,自分のチームの選手がホームランを打った時くらいは,破顔一笑,喜びまくって選手と握手し,背中をたたいて祝福してやるべきだ。長嶋元監督,王元監督,原監督のように。それがまた選手の士気を鼓舞することになる。我が栄光の巨人軍はずっとそんな監督に率いてもらいたい。

2009/09/24

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 前回のブログでは「いやな言葉」というタイトルでとりとめのないことを書いた。今回は「うれしい言葉」である。今日のネタをブログで書く気になったのは,先日,いきつけの床屋さんで散髪してもらった時に,ちょっとしたことがあったからである。その床屋さんには,もうかれこれ30年近くも通っていると思う。その床屋さんは,先代が数年前に他界されてからはその奥さんと娘さんの2人で営業している。先代が亡くなってからは,僕の頭は主に娘さんが刈ってくれることが多い。先日,その娘さんとの間で次のようなやりとりがあった。

 

僕「あー,さっぱりした。ずいぶん切ってくれたんだ。」
娘さん「いつもどおりの長さにしましたよ。」
僕「どれどれ?(カットされて床に落ちている髪の毛を確認する)」
娘さん「・・・・・・・・・・・」
僕「あぁ,結構落ちてるわ。前に来てからそんなに長く空いたかしら?」
娘さん「うーん。・・・先生,多いから。」
僕「・・・・・・・・・・」

 

 この瞬間,僕は例えようもなくうれしい気持ちになった。胸がこそばゆくなったような・・・。ただ,生来心配性でひねくれている僕としては,この胸がこそばゆいまま,喜んでいていいのかどうか不安になった。そして当然のことながら,その直後からは,僕の可愛い脳細胞ちゃんたちの間で,次に述べるような侃々諤々の議論がわき起こったのである。

 

→「おい,みんな。『・・・先生,多いから。』という言葉の意味だがな,一体何が多いという意味だと思う?」→「そりゃ,おめぇ,髪の毛の量に決まってるじゃないか。あたりめぇだろ!」→「そやかて,その直前には前回来店した時からの間隔が話題になったんでっしゃろ。来る回数が多いという意味とちゃいまっか?」→「何言ってんのよ,ぼけナス!ご主人様の普段の髪の量に決まってるじゃないの。『ずいぶん切った』とか,床に落ちた髪の量が問題になっているのよ。そういう文脈で解釈すべきだわ。」→「まぁ,まぁ。『ぼけナス』というのは,脳細胞仲間同士に対する尊敬を欠いていて,少し言葉を選ぶべきでしょうが,まぁ,『・・・先生,多いから。』という言葉の意味は,前後の脈絡からいって,素直に普段の髪の量という風に解釈するのが自然ではないでしょうか(大方の仲間はこの解釈に異論なし)。」→「おみゃぁさんたち,問題はよー,普段から髪の量が多いという言葉をよー,額面どおり素直に受け取っていいかどうかだわ。ヒジョーに悩ましいがねー。」→「いいこと!この娘さんはご主人様が三十年来の顧客だってことはよく分かってるし,その物腰からしてもご主人様にこれっぽっちも悪意なんかもってないわ。」→「で,でも・・・。人間いつ魔が差すとも限らないんじゃねえかな。この時は少し機嫌が悪くて皮肉のひとつでも言ってやれという気になったということも考えられるし,少し悪のりしてご主人様が気にしてる髪のことで冗談のひとつでも言っちゃえということかもしれねぇし・・・」→「イヤ,この娘さんの人柄からすれば,悪意を感じる方がおかしい。それに,ご主人様は,年齢の割には髪の毛の量は善戦しているんじゃないか。素直に解釈すればいいと思う。」→「皆の衆。どうじゃろう。ご主人様には,人間の矜持というものに思い至ってもらい,たかが髪の毛の量のことでクヨクヨしたり,一つの言葉の意味の解釈で時間を費やすのではなく,もっと大所高所に立って堂々と天下国家を論じてもらいたいと思うのじゃ。わしが代表でこのことをご主人様に伝えたいと思うが,どうじゃ?」→「異議なし(一同)。」

 

 いずれにしても,最終的に僕は,「・・・先生,多いから。」という言葉を大変うれしく受け取り,その日の晩酌は特に酒がすすんだのである。

2009/09/18

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 粛清,何となくいやな言葉である。結構長いことかけて「マオ 誰も知らなかった毛沢東(上・下)」(ユン・チアン,ジョン・ハリディ著,土屋京子訳,講談社)という本を読んでいるが,この本の中にも至る所に粛清という言葉が出てくる。この本で記述されている個々の粛清は身の毛もよだつものである。粛清といえば,1863年(文久3年)の9月16日,季節的にはちょうど今頃であるが,新選組の芹沢鴨が内部で粛清されている。

 

 数年前に京都旅行に行った時には,その現場となった八木邸に入り,割と生々しい柱などの刀傷を見た。芹沢鴨という人間は,その当時の新選組では近藤勇と双璧の筆頭局長であり,体躯もたくましく,弁も立ち,誰と張り合っても位負けしないような雰囲気をもっていたという。出自も,水戸藩の郷士の出であり,近藤等からは一目置かれていた存在だが,何せ素行が悪かった。大和屋焼き討ち事件はその最たるもので,直接はこれがきっかけで会津藩から粛清の命令が出たという。

 

 その9月16日の夜は土砂降りの雨のだったようだが,芹沢鴨は配下の平山五郎とともに,土方歳三,沖田総司,山南敬助,原田左之助らに粛清されたのである。芹沢は,酒に酔ってもいたが,置いてあった机に躓いて体勢を崩した時に沖田から一太刀浴びた。芹沢とは倫ならぬ仲であった愛人お梅もこの時に命を奪われている。この粛清劇には,あの山南敬助も加わっているのだから,新選組が組織を盤石にして,脱皮を図るためにはどうしてもこの粛清が必要だったということであろう。

 

 芹沢にとってみれば,無念の死であったろうが,その後の新選組の行く末を考えると,むしろその方が幸せだったという側面もあるだろう。芹沢鴨があの甲陽鎮撫隊の一員として少し間抜けな戦に加わっている姿は想像できないし,哀れだからである。

 

 今回の総選挙では,自由民主党が国民から粛清された感じでもある。僕は,二日酔いしながらこのまとまりのないブログを何とか書いているが,あまり支離滅裂なことばかり書いていると,読者から粛清されてしまうかもしれない(笑)。でも,粛清が必要な時もあるのであろうけど,粛清って何度聞いてもいやな言葉だなあ(笑)。

2009/09/16

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 昨日は本当に疲れた。午前10時少し前に事務所を出てからは一日中外で仕事をし,結局事務所に戻ることもなく出先から直接帰宅した。こんな風にお仕事を頑張った日は,晩酌のご褒美である。自宅でチューハイを飲みながら,巨人阪神戦のナイター中継を見ていた。

 

 我が巨人軍も大したものである。今年のセ・リーグのペナントを獲得することはほぼ間違いない。そうするとこれでセ・リーグ三連覇だ。嬉しい。阪神も頑張ればクライマックスシリーズに進出できるという意味でモチベーションは失せておらず,この日の試合でも頑張っていた。

 

 それにしても,巨人阪神戦で今も想い出すシーンは,僕が小学生の時に起こったできごとである。昨日の読売新聞の記事で想い出したんだけど,昭和43年9月18日,ダブルヘッダーの第2試合で,3番打者の王選手が後頭部に死球を受けて担架に乗せられ救急車で運ばれて行った後,敵討ちとばかりに,4番長嶋茂雄選手(燃える男)が見事な3ランホームランを打ったシーンである。首位巨人をゲーム差なしの僅か5厘差で追う2位阪神との間の殺気だった異様な雰囲気。というのも,王選手は前の打席でも先発バッキー投手から右脇腹に死球を受けており,この打席でもバッキー投手から2球続けて体スレスレの所に投げられていたのである。さすがに温厚な王選手もバッキー投手に詰め寄った所,両チームで乱闘騒ぎとなり,巨人の荒川コーチ(王選手の一本足打法の生みの親)と阪神のバッキー投手が怪我をして退場。不穏な空気の中で,代わった権藤投手の投げた球が王選手の後頭部を直撃したのだ。倒れた王選手の所に真っ先に駆け寄ったのが盟友長嶋茂雄選手。

 

 燃える男長嶋は,「これはケンカだ。ケンカに負ける訳にはいかない。」と燃えに燃え,権藤投手の球を渾身の一振りで跳ね返し,見事レフトスタンドに3ランを放ったのである。長嶋選手は王選手の敵を討ったというし,病院にいた王選手は長嶋選手に敵を討ってもらったという。凄いシーンだった。小学生だった僕は眠れないほど興奮した。翌日,教室の後ろで,クラスメートの前で昨夜のそのシーンを僕一人で相変わらず興奮して再現していたことも覚えている。

 

 実はその試合で,長嶋選手は8回にも2ランホームランを放っている。こういう選手だったのですよ,長嶋という人は。長嶋選手がプロ野球選手として放った本塁打は444本,安打は2471本であり,これを上回る選手は他にも複数存在するが,長嶋選手が国民的英雄であるのは,何よりもファンがここで打ってくださいという時に,打ってくれたという勝負強さと,天性の明るいキャラ,スター性があったからであろう。本当に印象に残る名選手であった。小学校の時に長嶋選手の勇姿を見たら,もう長嶋選手のファンにならざるを得ないし,巨人のファンはやめられないのである。いわゆるひとつの長嶋語録もほほえましいしネ(笑)。

2009/09/15

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 先週土曜日には,気のおけない人たちとのゴルフコンペがあった。途中で傘をさすほどの雨に降られたりはしたが,な,何と,今度こそ復調の兆しがあったのである。・・・・・・・そうです,この不肖わたくしがコンペで見事に優勝してしまったのです(笑)。

 

 午前4時半に起床し,マタイ受難曲の音取りCDを聞きながら,鈴鹿方面にあるゴルフ場に向かった。このゴルフ場を訪れたのはもう7,8年振りくらいである。最初のホールにカートで出発すると,クラブハウス付近で,何と3匹の野生のサルに出くわした。ゴルフ場で,しかもクラブハウス付近でサルにお会いできるなんて信じられなかったが,置物やぬいぐるみではなく,紛れもない本物の野生のサルだった。いやー,日本のサルは本当に可愛いなと思った。

 

 かわいいサルに歓迎された幸せな気分で1番ホールのティーショット。まずまずの出だしであった。そして,そのままそんなに大たたきをするホールもなく,最後までいってしまった。往年の輝き取り戻すにはまだ時間がかかるだろうし,この日のスコアだってとても自慢できるものではなかったが,ダブルペリア方式のハンディに恵まれ,堂々の優勝である。宿敵のY弁護士にはグロスでは及ばなかったが,準宿敵のA弁護士には勝利した。

 

 ここんとこの絶不調の原因は自分なりに分かっているつもりであり,その原因となる悪い点をできるだけ抑制していくことがスコアアップの道である。・・・・・少しずつ良くなっていく自分を感じている(笑)。少しずつね・・・(笑)。確かに宿敵Y弁護士は安定したショットが多く,上手くなっているような気がする。しかしながら,最近ではこの僕を見下しているかのような言動もあり(笑),このあたりで天才元松の実力を思い知らせるべき時期に来ているのである。さしずめ,9月22日にもY弁護士との直接対決が待っているし,この復調の兆しを再度確認したい。Y弁護士が再び天才元松の軍門に下るシーンを夢見ている(笑)。

2009/09/14

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 とりとめのない話といっても,音楽の話である。

 

 先週のある日は,仕事上,車を運転しながら移動することが多い一日だった。そういう時は,音楽を楽しみながら移動する。よく聴くNHKFMにチューニングしてみると,「にっぽんのうた・世界の歌」という番組がやっていた。最初に流された曲は,亡くなった名優渥美清さんが歌う「ふるさと」であった。感動した。渥美さんの温かみがあり情感のこもった歌声もよかったし,何よりその詩である。

 

「兎追ひし かの山 小鮒釣りし かの川 夢は今も めぐりて 忘れがたき 故郷」
「如何にいます 父母 恙なしや 友がき 雨に風に つけても 思ひ出づる 故郷」
「志を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷 水は清き 故郷」

 

 何とも,佳い詩ではないか。今もこういう曲を小学生にはきちんと伝えているのだろうか。この詩のイメージが日本人の原風景,また心象風景であり,誠に胸に迫り来る名曲だと思う。

 

 目頭ジーンと感動していたところ,今度は同じ番組で作曲家武満徹さんの歌が数曲紹介された。実は僕は武満徹さんの現代音楽に分類される前衛的な曲は苦手だなという漠然とした意識があったのだが,武満徹さんが作った数多くの歌の中には素晴らしいものがある。この日に車の中で耳にした「小さな空」,「燃える秋」,「翼」などはつくづく佳い曲だなと思った。そういえば,NHKのある番組で評論家の立花隆さんが武満徹さんのことを回想して,感極まって人目をはばからず涙しながら話していたシーンがあったのを思い出した。生前,武満さんと深い親交があったのだろうと思われるが,そんなシーンを見るにつけても武満さんという人は温かい人だったのだろう。武満さんが世を去る直前には,入院先であのバッハのマタイ受難曲を聴いていたという。この人もマタイ受難曲が大好きだったそうだ。

 

 さて,その日の夕刻には,やはりNHKFMのある番組でビートルズ特集をやっていた。遺産分割調停を終えて,四日市から名古屋へ帰る途中で「レット・イット・ビー」という名曲を聴いた。中学生の時に始めてこの曲を聴いた時の感動が蘇った。1970年の曲なのに,ちっとも古いとは感じない。ビートルズ解散直前のポール・マッカートニーの切ないヴォーカルが胸にしみる。

 

 この日は佳い曲ばかりに触れることができた。いやー,音楽って本当にいいですねー。

2009/09/10

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 いやー,ようやく夏を越した。若い元気な頃は,およそ夏を「越す」などといった表現は思いもつかなかったが,今年は体にこたえたわ。夏と言っても,梅雨明けが8月までずれ込み,本格的な夏は1か月にも満たなかったはずなんだけれど,概して体調面では不調だった。完全に夏に対する苦手意識が生じている。

 

 さてようやく秋めいてきた。一年中で一番好きな季節である。多くなる抜け毛のことを除けば(笑)。抜け毛ちゃんの一本一本に対し,断腸の思いで心から冥福をお祈りしている(四十九日といわず一刻も早く僕の頭皮から生まれ変わって欲しい)。ところで,日頃は自宅から事務所までできるだけ歩いて通勤するようにしているが,これからの季節は快適なので,ますます徒歩通勤率が高くなる。

 

 その通勤経路は,その日の気分によってまちまちである。夕刻(帰途)は特に散歩気分になるのだが,先日偶然にその途上で江戸期の俳人井上士朗の自宅跡を見つけた。それは,日蓮宗の大光寺というお寺の敷地内にあり,案内板もあった。僕の自宅から歩いて7,8分の所であるが,今まで気づかなかった。

 

 この井上士朗という俳人は医師でもあり,江戸後期の寛政の三大家といわれ,「尾張名古屋はシロ(士朗)でもつ」などと言われたようだ。本来,シロは城(名古屋城)のことだけど。寛政期は名古屋は全国でも俳句がさかん。各地を行脚する俳人は名古屋によく立ち寄ったそうで,井上士朗は全国的にも高い評価を得ていたと伝えられている。

 

 「足軽のかたまりて行く寒さかな」
 「万代や山の上よりけふの月」

 

 それと,僕の自宅のすぐ近くには,「日本の近代女優第一号」と言われた川上貞奴の旧邸宅(今は「文化のみち二葉館」と命名されている)がある。ひょっとすると,まだ他にも目にしていない「史跡」があるかもしれない。通勤に支障のない程度に,もっと散歩のエリアを広げてみたい。

2009/09/08

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 世間知らずで,ものを知らないということを実感した。昨日のブログで,プランクトンのようなものが眼の前をうろうろ動き回るという体験を書いた。そうしたら,そのブログを読んだ我が事務所の事務員さんから,「それって,飛蚊症じゃないですか?」と言われた。

 

 飛蚊症?いくらものを知らない僕だって,飛蚊症という言葉が世に存在していることは知っていた。でも僕のあの日常的な体験が飛蚊症なんだろうか。そこで,飛蚊症のことをよく調べてみたら,確かに僕のあの日常的な体験は飛蚊症のようである。まさか飛蚊症だったとは・・・。だって,飛蚊症って「蚊が飛ぶ」と書くでしょう。どこをどう見たって,僕の眼の前をうろうろ動き回っているのは蚊には見えませんよ。やっぱりプランクトンのような,ミミズのような感じです。

 

 でもどうやらいわゆる飛蚊症のようですね。それにしても僕の場合は,子どものことからそのような体験があるから,飛蚊症の中でも生理的飛蚊症なのではないかと思う。幼少の頃から天才の名を欲しいままにしていたけど(笑),飛蚊症も早熟だったんだ。それにしても昨日は恥ずかしいことを書いてしまった。おめめをクチュクチュ洗えば一時的にでもプランクトン様のものは消え失せるような楽観的なことをのたまっていたが,どうやらこの飛蚊症は眼の内部を満たす硝子体の混濁によって起こる症状のようだから,いくらおめめを洗ってもダメ(笑)。

 

 多少のプランクトン様のものが眼の前をうろついても,今のところは日常生活には特に支障はないが,この飛蚊症は,時には網膜剥離の初期症状や糖尿病網膜症の症状として現れることもあるようだから,様子を見て眼科を受診したいと思う。忘れなければ・・・。

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