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弁護士ブログ

2009/09/10

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 いやー,ようやく夏を越した。若い元気な頃は,およそ夏を「越す」などといった表現は思いもつかなかったが,今年は体にこたえたわ。夏と言っても,梅雨明けが8月までずれ込み,本格的な夏は1か月にも満たなかったはずなんだけれど,概して体調面では不調だった。完全に夏に対する苦手意識が生じている。

 

 さてようやく秋めいてきた。一年中で一番好きな季節である。多くなる抜け毛のことを除けば(笑)。抜け毛ちゃんの一本一本に対し,断腸の思いで心から冥福をお祈りしている(四十九日といわず一刻も早く僕の頭皮から生まれ変わって欲しい)。ところで,日頃は自宅から事務所までできるだけ歩いて通勤するようにしているが,これからの季節は快適なので,ますます徒歩通勤率が高くなる。

 

 その通勤経路は,その日の気分によってまちまちである。夕刻(帰途)は特に散歩気分になるのだが,先日偶然にその途上で江戸期の俳人井上士朗の自宅跡を見つけた。それは,日蓮宗の大光寺というお寺の敷地内にあり,案内板もあった。僕の自宅から歩いて7,8分の所であるが,今まで気づかなかった。

 

 この井上士朗という俳人は医師でもあり,江戸後期の寛政の三大家といわれ,「尾張名古屋はシロ(士朗)でもつ」などと言われたようだ。本来,シロは城(名古屋城)のことだけど。寛政期は名古屋は全国でも俳句がさかん。各地を行脚する俳人は名古屋によく立ち寄ったそうで,井上士朗は全国的にも高い評価を得ていたと伝えられている。

 

 「足軽のかたまりて行く寒さかな」
 「万代や山の上よりけふの月」

 

 それと,僕の自宅のすぐ近くには,「日本の近代女優第一号」と言われた川上貞奴の旧邸宅(今は「文化のみち二葉館」と命名されている)がある。ひょっとすると,まだ他にも目にしていない「史跡」があるかもしれない。通勤に支障のない程度に,もっと散歩のエリアを広げてみたい。

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