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弁護士ブログ

2009/10/23

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 やりました!我が栄光の巨人軍。前夜の悔しさを晴らす1勝です。これでアドバンテージ分を含めて2勝1敗です。問題は今晩であります。2勝2敗とされてしまうのと,3勝1敗と王手をかけるのとでは大違いだからです。頼むよー,ラミちゃん。ガッツ。慎之助・・・。

 

 さて,ある日の昼下がり,ビルの管理会社の担当者がうちの事務所を訪れ,国土交通省作成のパンフレットを1枚置いて行った。うちの事務員さんが応対したのだけど,そのパンフレットのタイトルには「自転車と歩行者の走行空間を分離する社会実験をおこないます」とある。「社会実験」とは,これまた大上段に構えたタイトルだが,僕としては非常に期待のもてる実験であると思う。なぜならば,この実験の背景にあるのは,そのパンフレットで指摘されているとおり,歩行者と自転車が錯綜しているため,(歩道の)利用者が危険を感じる状況が発生しており,利用者からは歩行者と自転車を分離することを望む声があがっているからだ。

 

 僕も常日頃からそのように思っていた。というのも,通勤や裁判所行きには徒歩で行くことが多いのだけれど,1日に少なくとも5,6回は,極めてマナーの悪い,危険な自転車走行に不愉快になることが多いからである。つい先日も,歩道上で信号待ちをして立っていたら,僕のすぐ近くにいた人との間を全く徐行もせずに縫うようにして走行していった輩がいた。非常に危険であり,とても不測の事態に対応できるような走行方法ではない。また,歩行者が多数いるというのに,自転車を駆って猛スピードで歩道上を走行していく手合いもいる。信号の変わり目などでは,とにかくその交差点を渡りきろうとして全く周りに注意を払わない不心得者もいる。このような無秩序状態だから,最近の僕は歩行経路を変えるにもいちいち後方を確認するようにしている。

 

 ある晩,顧問先の社長さんたちと夕食を共にした時などは,やはり皆さん同じようなことを痛感しておられたようだ。自転車に乗る者が「江戸しぐさ」のようにみんなができるだけ気持ちよく通行できるように気を配ったり,少なくともこんな走行をしていたら歩行者に恐怖感を与えてしまうだろうなと想像したりすることでできないようであれば,もはや物理的な工作,すなわち時速30キロメートル以上は出せないような構造にすべきだなどと議論していたのである。

 

 統計では,この10年間のうちに自転車と歩行者との交通事故の数が約4.5倍になっているそうだ。道路交通法上は,自転車は車道を走行するのが原則になっているし,歩道上は歩行者が優先であり,自転車は車道寄りを「徐行」することになっている。しかし,現実はそうではない。件のパンフレットによると,今回の「社会実験」は,うちの事務所のあるビルの面したすごく広い道路の車道1車線を削り,車道上のバリケードなどを設置して車と自転車とを分離し,さらに,歩行者の歩道と自転車の通行帯をも分離し,歩行者が安心して歩行できるような空間を確保するというもののようだ。よいと思うし,ビルの前の道だけでなく,できるだけそのような措置を講じてもらいたいものである。・・・・・・・・決して自転車そのものが悪い訳ではない。・・・・・・・でも,マナーの悪い人が少なからずいるし,概してスピードの出し過ぎなのである。

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