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弁護士ブログ

2009/10/13

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 朝,歩いての通勤はよいものだ。特に秋の澄み切った空,清々しい空気を吸いながらの散歩通勤は格別によい。毎朝の通勤経路は,その日の気分任せ。今日は少し細い路地裏のような所を通ってきたが,鳩が1匹,すずめが5,6匹,仲良く路上で何かをついばんでいた。僕はできるだけ彼らをびっくりさせまいと静かにそばを通り過ぎようとしたが,やはり小さなすずめ達は飛び立って逃げた。でも,鳩はほんの少し移動しただけでそのまま自分のペースを崩さなかった。鳩というのは,人なつっこくて,憎めない。

 

 でも,わが日本国の首相をやっている鳩山由紀夫という人は,はっきり言っていかがなものかと思う。例の偽装献金問題にしても,大方の国民は首相の説明責任は果たされていないと思っているのに,捜査に影響を与えるなどといった口実で,以前の記者会見での発言以上の説明を果たそうともしない。その政治資金管理団体が,故人や献金もしていない人の名前を勝手に使ったりした。それを秘書が勝手にやったということで幕引きをしようとしている。かつて鳩山氏は,他の人の同種のスキャンダルの際には,秘書の責任は議員の責任であると明確に述べていたにもかかわらず・・・。定見がない。この問題が発覚した後,問題の収支報告書の献金者名が訂正されたが,その訂正された献金者名の一部も再び虚偽であったことが取りざたされている。さすがに,問題発覚後の訂正部分まで鳩山氏が全くあずかり知らなかったという言い訳は通用しないだろう。それに,5万円以下のいわゆる匿名献金についても,その中に仮に親族等からの「献金」分が含まれたりしていたら,実質的には贈与であり税法上の問題も出てくる。

 

 また,鳩山氏は,外遊に当たって諸外国の歓心をかうかのように,未だ国民的な議論が尽くされていないにもかかわらず,しかも国会での所信表明もしていないにもかかわらず,対外的には半ば国際公約をして回っている。「東アジア共同体」,「永住外国人の地方参政権付与問題」,「温室効果ガス25%削減」などである。このうちの,例えば「東アジア共同体」について,触れ回っている当の鳩山氏自身も,その具体的内容はどのようなものなのか,どのようなステップで実現するのかなどについてつっこんだ質問を受けても明確に答えられないに違いない。現に,読売新聞の報道によると,この「東アジア共同体」の枠内にアメリカが入るのかどうかについて,岡田外相は「入らない」と明言しているのに対し,鳩山首相は「入る可能性を否定しない」としている。閣内で言っていることが違うのである。この問題に限らず,日米同盟の相手方であるアメリカは鳩山首相率いる日本政府への警戒感を隠さないようになっている。外交というのは,一度信頼感を喪失してしまったら取り返しのつかないことになる。さらに,鳩山氏は,永住外国人への地方参政権付与がなされるべきだとの認識を示し,その際に「日本列島は日本人だけの所有物ではない」とまで述べている。

 

 鳩山氏本人は,赤っぽいジャケットか何かを着て,そのご婦人と共にファッションショーに特別出演していたりする。この大切な日本国の舵取りをするために,もっと他にやることがあるのに・・・。朝の通勤の時に出会った鳩は好きだが,この首相の場合は,どうも・・・。

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