ナゴヤドームで行われた巨人対中日戦,金曜日のナイトゲームと土曜日のデーゲームの観戦をさせていただきました。ある2つの企業の社長さんから,それぞれ年間シートのチケットを2枚ずついただいたのです。大変ありがたいことです。
金曜日は娘と2人で観戦しました。娘は普段着のままでドーム内に入場しましたが,席に着くなり坂本選手のユニフォーム(背番号6)に着替えました。本当に良い子に育ったものです(笑)。先発のポレダもなかなかの良いピッチングをしておりましたので,何とか勝ちたいと思っておりましたところ,ジャイアンツが4-2で接戦を制しました。娘は小学生時代,少年野球チームの紅一点として活躍しており,その頃は高橋由伸モデルのグラブを使用しておりました(笑)。この試合では代打で出場した高橋由伸が見事決勝タイムリーを放ちましたので,彼のヒーローインタビューまで聞き終えて帰途につきました。満足な夜でございました。
さて,翌土曜日のデーゲームはうちのカミさんと一緒にナゴヤドームで観戦しました。特に今年は巨人打線は低調なのですが,特にこの日はそれこそ愛想が尽きるほどでした。全然打てないのです。私はというと確かに生ビールを2杯くらいいただき,ほろ酔いで気分はまずまずだったのですが,試合内容は何ともストレスのたまるものでした。まあ,無理もないか・・・。今までのところ我が栄光の読売巨人軍のチーム打率は,何と12球団中11位なんですから・・・(なお,その下にいるのが阪神タイガース)。
巨人は6回ツーアウトまで何と0安打・・・。巨人打線のあまりの不甲斐なさに失望し,私は7回表の巨人の攻撃が0点で終わったのを見届けて(その時点では0-1),うちのカミさんと一緒に球場を後にしました(笑)。カミさんはその後お友だちと楽しい飲み会があるということで私とは別行動となり,私はというと特に予定もないので,頭を垂れてトボトボとナゴヤドームから何と自宅まで徒歩で帰宅しました。ジャイアンツに対する愚痴をぶつぶつと内心で繰り返しながら・・・。
自宅に着くと娘が何やらリビングで課題か何かをやっておりましたが,帰宅した私の顔を見るやいなや「お父さん,今日も勝って良かったね!」と言うのです。私は,「ええっ?」と思わず奇声を上げた次第です(笑)。私が巨人打線に愛想を尽かして球場を後にした次のイニング(8回表)に,何とあの低調だった巨人打線が一挙に4点を取って見事逆転したのです。す,すごい・・・。
私はその時思いました。本当のファンなら最後まで応援しなければならないということを。それが本当のファンなのでしょう。途中で諦めてはいけません(笑)。
我が栄光の読売巨人軍は翌日曜日のデーゲームも制し,チーム打率が12球団中トップの中日を3タテです。がははっ・・・。
だって,本当に素晴らしいんですもん,桜の花は・・・。昨日の帰宅途中に仰いだ夜桜の素晴らしいこと。そして今朝はと言えば,しっとり雨に濡れた桜の,これまた素晴らしいこと。桜の花をつぶさに見ると,あの理想的な花弁の造形・配置とうす桃色の色彩は例えようもありません。
それに朝の徒歩通勤の際にそば屋やうどん屋からほんのりと漂ってくる鰹だしの香り。桜といい,鰹だしの香りといい,日本人に生まれて本当に幸せだと思います。
さてそれにしても,我が栄光の読売巨人軍は今年はどうですかね。昨晩は夜桜の美しさに見とれながら帰宅し,気合いを入れて晩酌をしながら(笑),中日戦の模様をテレビで見ていたのですが,失望することの多い試合でした。
打線の方は何とか8安打を放ったのでまずまずではありましたが,得点は3点どまりでした。それより何より,一抹の不安を覚えたのは投手陣です。昨年の不甲斐なさを見ているようでした。既視感がありました(笑)。ひょっとして敦賀気比の方が強いんじゃ・・・。
杉内はもうベテランなんですから,ノーアウトで連続四球を出してランナーを溜めるようなことをしていてはいけません。守っている方はイヤになりますよ,本当に。マシソンはどうも冷静さを欠く嫌いがあり,安打されると,これが続いてしまう傾向は去年のままです。高木(京)も相変わらずで,何でいきなり押し出しの四球なんでしょうか(笑)。そんなんじゃダメですよ。
「連続禁酒法」の施行下ではありますが,本日も気合いを入れて晩酌しながら(笑),ジャイアンツの試合ぶりを注視したいと存じます。実際には当分の間は,生暖かく見守るつもりです(笑)。オープン戦の成績が12球団中で11位なんですから,無い物ねだりがいけないことは分かっていても,ジャイアンツは強くなければならないのです。私的には・・・。
昨日の試合を見ていて,思わず泣けてきそうになりました(笑)。巨人ですよ,巨人・・・。どう考えても今年も日本一は難しそうですね。
そもそも1勝のアドバンテージがあるとしても,ホーム(東京ドーム)での大事な初戦なのに,内海投手ですもの。未だにマスコミや一部の人は「エース」などと表現していますが,彼が「エース」なんだったら,12球団を見渡せば,「エース」がかなりの数に上るでしょう。初回にいきなり3失点というのは,もう内海投手にとっては宿痾のようになっております。球速がないというのは本当に気の毒です。打線も全くダメです。打てないのです。
それに私が泣きそうになったのは,昨日の試合です。本日のブログは,本当に不満たらたらの内容になってしまって恐縮ですが,澤村という投手にもいつもながらガッカリです。球速はあるのですが,制球力がなく,「巧さ」というものを全く感じません。打席に立った阪神の投手を相手に平気でストレートの四球を出し,にやけているのですから怒れてきます。結局連打を浴びてこの回2失点・・。いつも思うのですが,この投手は「独り相撲」なのです。学習というものをしません。コーチや同僚が駆け寄って声を掛けると,めんどくさそうに何度も頷くのですが,実際には何も頭には入っていないのではないでしょうか。そして,例の危険球退場(頭部に死球を与えた)のシーンですが,マウンドを降りる時の彼の態度が余りにもふてぶてしく,これは本当にいただけません。
打線も相変わらずダメなままです。さすがの私も,ちょっと諦めムードなのであります。
10月17日は,ショパンの命日です。夜は巨人の試合なんか見ずに,ショパンの夜想曲集(ちょっと古いのですが,アルトゥール・ルービンシュタインのピアノ)でも聴こうかと思います。
ジャイアンツがとても好きなんですが,それが何か(笑)。秋分の日(23日)に引き続き,昨夜(25日)もナゴヤドームに行っちゃいました。仲間がチケットをくれたからです。ありがたいことです。それに昨夜は,広島が敗れて巨人が勝つか引き分ければ巨人の優勝が決まるという,重要な一戦でしたから・・・。
結果は皆さんご存じのとおり,巨人の優勝は持ち越しとなりました。タクシーの中では,巨人が1回表の攻撃で早くも2点を先制したというラジオからの実況の声が聞こえ,私は球場に着くやいなや生ビールと枝豆を手に入れ,喜び勇んで観客席につきました。今宵,巨人の胴上げをこの目で直に見ることが出来る「至福の時」が迎えられればいいなと思いながら観戦していたのですが・・・。
でも,よくよく考えてみれば,原監督も昨夜は何が何でも勝ちに行こうとは思っていなかったのでしょうね。投手ローテーションの谷間とはいえ,先発がセドンなのですから。球速も球威もないし,すぐに3ボールになってストライクを置きにいった球を痛打されたり,簡単に四球を出したりで,次第に私はほろ酔いながらもイライラしておりました(笑)。3回の裏で2-4と試合をひっくり返される始末。マウンドを降りるセドンの両肩には,球の遅い投手の悲哀が漂っておりました。
また,村田選手は相変わらずです。チャンスにめっぽう弱い。これは見事なほどです(笑)。ビールと枝豆をいただきながら,私の頭の中で思わず一句浮かんだのです。
「ランナーが いると打てない 村田くん」
秀句でしょう(笑)。深みと味わいのある佳作というべきです。しかし昨日の試合は,またまた直後に浮かんだ次のような句も真実を語っておりました。
「ランナーが なくても打てない 村田くん」
まあ,我が栄光の読売巨人軍,お楽しみはこれからだ。新聞は産経,野球は読売という古くからの格言もありますしね(笑)。いずれにしても,今日こそは胴上げしてね。
昨日は気候も清々しくなった秋分の日。カミさんと娘と私の3人でナゴヤドームに出かけました。娘は背番号6の坂本選手のユニフォームを着用して・・・(笑)。我が栄光の読売巨人軍のマジックナンバーが1つでも減り,セ・リーグ3連覇に近づく瞬間をこの目でしかと見届けるためです。
中日には0-1と先制を許しましたが,3回の攻防を見届けてから,家族3人で場内のレストランに行きました。バイキング方式でしたが,料理はプレートに1度しか盛ることが出来ないというルールでしたから,3人とも山盛り(笑)。貧乏性で食い意地の張った3人ですと,どうしてもそうなります。互いに他者のプレートの山盛り状態に苦笑しながら,ビールと一緒に食事開始。
爽やかな外気に触れながら食事をしている最中,何やら球場内で騒々しい瞬間が数回あり,ひょっとして試合が動いたのかしら,と思ったのですが,私達は楽しい食事を続けました。「杉内は34歳なのにストレートの球速では49歳の山本(昌)に1キロ負けてるよ。」などと素人の悪態をつきながら・・・。そしてほろ酔い気分で観客席に戻ったのは6回裏の中日の攻撃でした。スコアボードを見ると,何と巨人が3-1と逆転しているではありませんか。気分的に調子づいた私は早速,場内販売の女の子に手で合図してレモンチューハイを注文(笑)。
さて,そして問題の7回表の巨人の攻撃です。私としては手にしたチューハイをチビチビやりながら,「もうちょっとセーフティーリードが欲しいなあ。」と思っていましたら,先頭打者の亀井が四球を選び,未完の大器,大田が何とセンターバックスクリーンへ鋭い弾道の本塁打。あたしは至福の時を迎えたのです(笑)。これで5-1。しかし,結局この7回表の巨人軍の攻撃は,打者16人,6安打,10得点・・・,約40分間にわたっての「執拗な」攻撃が続いたのです。私は,ひょっとして「打者2巡の猛攻になるのかしらん。」などと要らぬ心配をしたものです。これで13-1と相成りました。
我が巨人軍にこれほどの打撃力があったとは・・・。まあ,中日の投手も制球力が悪く,四球を多く出して走者を溜めましたから,こうなってしまいます。7回裏の中日の攻撃を見届け,混雑を避けるために8回表の途中で帰途につきました(試合結果は15-1)。
ジャイアンツの猛打・・・。そこで私は決意したのであります。ゴルフでの私の打棒が振るうように,ドライバーのヘッドカバーを巨人軍のマスコットであるジャビットくんに代えようと・・・。もう通信販売で注文済みであり,うまくいけば明日(25日)我が家に届きます(笑)。これで今度のコンペは万全となります(笑)。
平日でしたけど,ゴルフを楽しみました。お盆はそこそこ,そして黙々と仕事をしましたので,私にとっては少し遅くなったお盆休みということなのです。先日の三島,沼津行きも含めて・・・。
それにしてもキャディーさんという仕事は大変ですね。今日はこの9月から独り立ちする予定という若手のキャディーさんが先輩キャディーさんと一緒に私たちに付いてくれました。でも,まだ経験が浅いせいか,残りの距離を正確に言えなかったり,グリーン上でラインに関するアドバイスを求められてもなかなか答えられなかったり,その他の要領がいまいちだったり・・・。先輩に厳しく指導されていました。しかし,改めて思いますけど,キャディーという仕事は大変です。ボールの行方を正確に追い,クラブを管理し,各プレーヤーごとにその状況に応じて適切なクラブを事前に用意してあげたり,残り距離やラインについての適切な情報を提供したり,などなど。何事も経験ですから,何とか頑張って欲しいと思います。
ゴルフの話題ついでに,昨日のブログのタイトルは「ちょっとした気遣い」でしたが,今年の全米プロゴルフ選手権(4大メジャー大会の一つ)では,マキロイと熾烈な優勝争いをしていたミケルソンとファウラーの気遣いが話題になりましたね。
豪雨による中断が響いて,最終組のマキロイがスタートしたのは何と午後4時19分でした。後続に2打リードしたマキロイが17番を終えた頃には夕闇に包まれ,日没サスペンデッドかと思われました。プロゴルファーといえども,調子は日替わりですから,もしサスペンデッドになって翌月曜日の再開となれば,たった1ホールのことであっても流れが変わってしまうかもしれません。
そこで,一つ前の組でプレーし,熾烈な優勝争いを繰り広げていたミケルソンとファウラーは,18番のティーショットを打ち終えた後,自分たちが第2打を打つ前に,最終組のマキロイにティーショットを打たせるという配慮を示したのです。そのホールのティーショットさえ打っておけばホールアウトが許されるからです(日没サスペンデッドを避けることができます。)。
それでも刻一刻と夕闇が深まっていきます。さて,マキロイと熾烈な優勝争いをしていた前の組のミケルソンとファウラーはどうしたか。ファウラーはイーグルパット,ミケルソンは第3打目のアプローチを残しながら,わざわざプレーを止めてグリーンを空け,まだ視界のあるうちに最終組のマキロイに第2打を打たせるという配慮もしたのです。
プロだったら誰もが手にしたいメジャータイトルです。結果的にはマキロイが全英オープンに続いて全米プロゴルフ選手権も制覇し,ミケルソンは1打差の2位,ファウラーは2打差の3位タイの成績を収めました。心温まるシーンですね。私は特に,フィル・ミケルソンのプレー態度の素晴らしさにいつも感心しています。決して激したり,あろうことか道具に当たったりなど絶対にしません。人格がにじみ出るようなプレースタイルなのです。
優勝者のマキロイの試合後のコメントは次のようなものでした。
「彼らの品位や人格をよく表していた行動だった。2人のすばらしいスポーツマンシップに感謝したくて、優勝スピーチで何回も(感謝の言葉を)繰り返したんだ。」
今の名古屋グランパスはJ2への降格圏内を行ったり来たりの悲惨な状態になっていますが,フロントは何を考えているんでしょうかね。今シーズン前には素人の私でも「大丈夫か」と心配するほどDFの主力を次から次に放出し,現在ではJ1の18チーム中でワースト3の失点数です。
ふと,チームとしては全盛時代だったアーセン・ベンゲル監督時代のことを思い出しました。私もよく瑞穂陸上競技場に足を運びましたもの・・。良いサッカーをしておりました。素晴らしく有能な監督でした。ベンゲル監督が名古屋グランパスを離れ,あのイングランドプレミアリーグのアーセナルの監督に就任したのが1996年ですから,もう18年も経ちます。月日の経つのは本当に早いものです。それ以来,現在に至るまでずっとアーセナルの監督を務め,ベンゲル監督が指揮した16シーズン中8シーズンは,アーセナルは優勝か2位を獲得しています。あのプレミアリーグで・・,凄い実績です。
くどいようですが,ベンゲル監督時代の名古屋グランパスはコンパクトでパスがよくつながり,スペクタクルで見ていて楽しい良いサッカーをしておりました。本当に懐かしい・・・。
事故で四肢のうち三肢を失いながらも,アセアンパラゲームでメダルを獲得したシンガポール人の男性がおります。彼は2012年12月,軍艦の係留ロープと電動ウィンチとの間に挟まれ,その事故で両足,左腕,右手の指3本を失う不幸に見舞われたのですが,見事に卓球競技で銅メダルを獲得したのです。このシンガポール人男性は,アーセナルの大ファンでした。その男性の所に,ベンゲル監督から手紙が届き,その手紙には「お気の毒に存じます。アーセナルを代表して、あなたの幸せを祈ります。・・・また、あなたは熱心なアーセナルファンだと伺いました。非常にうれしく思います。」などと書かれていたそうです。その男性が感激し,感謝の気持ちを表したことは言うまでもありません。
そのベンゲル監督も64歳となり,名門アーセナルの監督在職期間の最長記録を更新しました。優秀で聡明な人ですから,まだまだキャリアと実績を積み上げられることでしょう。そのベンゲル監督は,日本で過ごした2年間の経験を元に,日本について次のように発言しています。
「日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。これは私の確信であり事実だ。問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。信じられるかい?こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。本当に奇妙な人達だ。しかし我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。」
おいっ!朝日新聞とやら,ちゃんと聞いてるか(笑)。反日的で日本人と日本国を貶めるような捏造記事,誤報記事ばかり書いているんじゃないぞ。
言っても詮無いこととは知りながら,思わず心の中で「長嶋さん・・・」と呟いてしまいます。わが栄光の巨人軍の長嶋茂雄選手の生涯打率は3割5厘です。17年間にわたる現役生活,そして8094に上る打数でその生涯打率が3割を超えているのです。本当に凄いことだと思います。
私がまだ小学生で野球少年だった頃,テレビの前で巨人戦を熱狂して観ておりましたが,やはり長嶋さんはここぞという時に打ってくれました。ここぞという時に・・。チャンスに強かったのです。その勝負強さが私を夢中にさせました。よく言われることですが,長嶋選手は記録よりも記憶に残るプレーヤーだったのです。もちろん記録だって素晴らしい。2471安打,444本塁打ですからね。
この週末の巨人戦を観ていても,何かしら巨人の強さというものを感じません。選手は一生懸命にやってはいるんでしょうが,今年ばかりは例年ほどは応援する気が起こらないのです。正直に言うと,巨人軍(ジャイアンツ)という抽象的な存在は勿論好きであり応援したいけれど,現時点で巨人軍を構成している個々の選手については必ずしもそうではありません。例えば,村田修一選手。ランナーがいない時はそこそこ打つんですが,チャンスの時は打ってはくれません(笑)。彼の場合,併殺打の数も現在セ・リーグのダントツ首位です(苦笑)。チャンスの時にことごとく凡退するこの選手たちを見て,思わず長嶋さんの現役時代を,そして少年の私を熱中させたあの姿を思い出してしまうのです。もっとも長嶋さんと比較すること自体,村田選手たちには酷であり,長嶋さんには失礼なのかもしれません。
これはどうしようもないのでしょうが,そしてくどいようですが,今の巨人にはあまり魅力的な選手がおりませんね。愚痴を言ってもしょうがありませんが・・・。でも愚痴を言っていますね(笑)。
明日からは2位の阪神との対決です。2位の阪神も割とモタモタしてくれておりますので,こんな巨人でもまだ首位をキープしておりますが,事と次第によっては今回の3連戦で首位が入れ替わる可能性もあります。
いずれにしても,最近,心の中で「長嶋さん・・・」と呟くことが多いのです。
油断大敵と言うよりは,むしろ,わが栄光の読売巨人軍は今年のセ・リーグの優勝が危うくなっているのではないでしょうか。どうしようもありません(苦笑)。
7月25日の金曜日,何とか1週間を乗り切ったご褒美に我が家の食卓でビールをゴクゴクと味わおうと思ったら,ジャイアンツは中日に早くも劣勢で,結局0-10で大敗しました。菅野が完膚無きまでに打ち込まれ,ジャイアンツは散発5安打です。こういう試合を観たのは久しぶりですが,投打が壊れてしまっているのではないでしょうか。テレビを観ていて,すごく不安になりました。
昨日の晩はというと,DeNAに1-9で完敗です。ジャイアンツのヒットは僅か4本で,相手チームには16安打も献上しております。おまけに相手チームの久保という投手に2安打も打たれてしまっています。澤村投手は相変わらずですね。君は筋肉を付けることより,多少球速は落ちてもコントロールを重視するよう軌道修正をしなければもうダメですよ。私がじっくりコーチしてあげようか?(笑)。澤村投手は初回から5回まで毎回先頭打者を出塁させております。これではダメです。話にならないのです。今の巨人打線ですから,3回までに5点も取られてしまってはお手上げでしょうに・・・。ホントにもう・・・。それと,阿部捕手は太りすぎてあまり体が動かなくなっているのでしょうか。澤村の暴投も確かに悪いし,見苦しいのですが,捕手がボールをあんなに簡単に後逸するようではあきまへん。打つ方でも今は全然ですから,新人の小林捕手に経験を積ませた方が良いと思います。
今年ほど巨人の打線がコロコロ変わるのも珍しく,こんなの最近では見たことがありません。長野なんかは8番を打ったかと思うと,何と4番を打ち,その直後にはスタメン落ちという状況です。総じて今の巨人打線は低調ではありますが,原監督ももう少し落ち着いて選手起用をしていかないと,選手も内心穏やかじゃないと思いますよ。
2位の阪神と3位の広島がお付き合いでモタモタしてくれていますので,今も辛うじて首位を保ってはおりますが,今年の優勝は本当におぼつかない状況です。今日は勝ってね。「闘魂こめて」をテレビの前で力一杯歌って応援しますから。
2014年サッカーW杯ブラジル大会も無事に終了しましたね。ドイツが優勝しました。知人の間で,出場32か国中どの国が優勝するかという賭けに参加しておりまして,ドイツに賭けた私は満足です(笑)。
いくら精神力が強靱で,肉体的にも屈強な男達も,高温多湿の気候,長期間にわたる遠征,長距離移動,連戦,体調管理の難しさなど,心身に相当こたえるようです。さすがのドイツ代表も決勝戦の対アルゼンチン戦ではバテ気味でした。明らかにパフォーマンスが落ちていました。それでもちゃんと勝ち切るというところがさすがです。
それにしても全世界にはいろいろな名門クラブチームが存在しますが,ドイツブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンというクラブの現在は凄いですね。このたびW杯で優勝したドイツ代表のうち,このクラブに在籍している選手が7人もいます。決勝戦で決勝点を挙げたゲッツェ(FW),そして得点王を争ったミュラー(FW),クロース(MF),ジュヴァインシュタイガー(MF),ラーム(MF),ボアテング(DF),そしてあの超人的なセーブを魅せまくったノイアー(GK)です。それに加えてこのクラブチームには,あのオランダ代表のロッベンやスイス代表のシャキリもいるのです。いやー,すごいわ・・・。
さて,一足先に宴のあとを迎えた日本代表と日本サッカー協会ですが,スポーツ新聞を賑わしているのは次期代表監督の人選のことです。もう「確定」みたいな書かれ方をしているのが元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレです。体格的(特に身長)には日本人とそれほど代わらないメキシコ代表をかつてW杯16強まで押し上げた実績もあり,その他スペインリーグでもエスパニョールの監督を経験した方だそうです。
私はこのアギーレという人をよく知りませんが,次のロシア大会まで割と長い期間日本代表を預けるのですから,もう少しじっくりと検討してもよいのではないかと思いますし,日本サッカー協会自体,今回の不甲斐ない結果の要因が何だったのかという点について,総括が有効になされたと言えるのでしょうか。まずはそれからではないでしょうか。日本サッカー協会の原という人が中心になって人選や交渉に当たってるようですが,顔で判断してはいけませんが(笑),2つのインテリジェンス,すなわちインテリジェンス(知性)とインテリジェンス(情報収集,諜報)の2つの面で本当に備わっていらっしゃるのかなと思います。まだアギーレという人に決まった訳ではありませんし,スポーツ紙が書いていることにどこまで信憑性があるのかは疑問ですが,紙上では相当に高額な報酬をふっかけられたとか,自分の二男をコーチとして入閣させるよう求められたとか,少し違和感のある記事にも接します。
「アギーレ」と聞いて,私がまだ若い頃,ヴェルナー・ヘルツォーク監督の「アギーレ/神の怒り」というとてつもなく印象的な映画を観たことを思い出しました。アギーレ役の名優クラウス・キンスキーの鬼気迫る演技・・・。ジャングルの中の息詰まる行軍,仲間割れと粛清,・・・結局は悲劇的な結末を迎えるストーリーだったような・・。変なことを言ってすみません(笑)。サッカー協会による真摯な総括を経たとは言えないまま,次期代表監督の人選があまりにも早く内定しつつある状況に一抹の不安を覚えただけです。もちろん私も日本人であり,日本代表を応援していますから,「アギーレ新監督」に決定したら是非とも日本代表を強くして欲しいと思いますし,監督として結果を出して欲しいと思っております。