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弁護士ブログ

2023/09/26

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もうだいぶ昔の話になりますが,私がまだ20代半ばの独身時代には,いわゆる名画座と呼ばれる映画館でいろんな映画を数々観たものです。その当時から私は,テレビでロードショーとして予告宣伝しているようなメジャーな映画よりも,アート系の映画や古い映画を好んで観ていました。

 

そんな中で,たまたま「アメリカ交響楽」という映画を観たことも記憶に残っています。この映画を観る前には何の下調べもしていませんでしたから,これがアメリカの作曲家ジョージ・ガーシュインの伝記映画だとは知らなかったのです。全編にわたってガーシュインの音楽が流れ,彼の類まれな音楽的才能が開花し,徐々に成功していくシーンの連続で,何かワクワクするような映画だったと記憶しています。9月26日はガーシュインの誕生日のようですね。

 

「ラプソディー・イン・ブルー」,「パリのアメリカ人」,「ポーギーとベス」(特にこの劇中で歌われる「サマータイム」)などお馴染みの名曲は私も大好きですし,「ピアノ協奏曲ヘ長調」も誠に素晴らしい。「ラプソディー・イン・ブルー」などは「シンフォニック・ジャズ」の傑作と評価されているように,ガーシュインの音楽にはクラシック音楽とジャズとが見事に融合した独特の魅力があります。

 

そういえば,私の愛蔵するCDの中に,フランスのピアニストであり作曲家でもあるジャック・ルーシェの「プレイ・バッハ」というアルバムがあります。これはバッハの平均律クラヴィーア曲集やインヴェンション,「G線上のアリア」,「主よ、人の望みの喜びよ」,コラール前奏曲「目覚めよと呼ぶ声あり」などのバッハの珠玉の名作をジャズ風にアレンジした内容です。クラシック音楽とジャズは結構合うんですよね,融合できるのです。

 

ガーシュインは何と38歳の若さで亡くなり,短命だったのですが,その限られた活動期間にもかかわらず大小合わせてかなりの数の作品を世に問うております。その恵まれた才能からして,長生きさえすればもっともっと多くの傑作を生み出したに違いないのでしょうが,とても残念ですね。バッハの「マタイ受難曲」を蘇演させたメンデルスゾーンも38歳で亡くなっておりますし,ショパンも39歳で亡くなっております。やはり病気には勝てません。

 

しかしながら,彼らが生み出した傑作群は後世に伝わり,今でも我々を精神的に癒し,楽しませてくれます。

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