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弁護士ブログ

2015/12/16

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 あー,今日のカレーうどんは本当に美味しかった。ランチどきに食べたカレーうどん・・・。実に良かった。カレーのルゥといいますか,つゆが絶品だったのに加え,桜エビのかきあげ入りですよ(笑)。これが本当に合うのです。カリカリの天ぷらの部分が徐々につゆに溶け込むのですよ・・・。これならば一週間に一回は是非行きたい(笑)。実に良い店を見つけたものです。

 

 さてさて,「獅子身中の虫(その1)」をアップしてから大分経ちます。もう止めようかなと思ったのですが,「その1」と銘打った以上,どうしても「その2」で完結したい。そういう性分なんです,私は(笑)。

 

 前回述べましたように,あの沖縄県知事の翁長という人間は,米軍普天間飛行場の辺野古移設に徹底的に反対し,いろいろな工作をしていますが,やはりこの安全保障,軍事の問題は国の根幹にかかわるものであり,あくまでも国の政策の問題なのです。

 

 さて,以下の記述も,私が東京出張の際に新幹線の中で読んだ「Wedge(ウエッジ)」という雑誌の中に掲載されていた,拓殖大学海外事情研究所長の川上高司さんという方の論考(稿)の引用,受け売りになってしまいますが,大変に説得力のある意見です。そもそもですが,米軍の在沖海兵隊の抑止力とはどのようなもので,なぜ沖縄にいなければならないのか・・・。地政学的,戦略的意味が十分過ぎるくらいにあるのです。

 

 つまり,海兵隊が沖縄にいて中国に対して睨みをきかせているからこそ,尖閣諸島をはじめとする離島への抑止力は機能するのであり,海兵隊は陸海空三軍の機能を兼ね備えた即応性の高い独特の部隊なのです。このことから海兵隊は,地上部隊の基地,航空部隊の飛行場,演習場,港湾施設,補給施設の5つの施設とともに200マイル(約322キロ)圏内に集中配備されていなければならないのです。

 

 そのニーズをみたし,さらに米軍の有事の作戦計画(OPAN)に間に合うように展開できる場所は,沖縄をおいて他にはない。というのも,沖縄は海兵隊が尖閣諸島,朝鮮半島,台湾へ展開できる最適な戦略上の要地に位置し,MV22(オスプレイ)だと普天間基地から空中給油なしで尖閣諸島まで約1時間,台湾まで約1時間半で飛来可能です。

 

 沖縄本島や先島諸島などいわゆる南西諸島は,日本の国防の最前線です。今でも中国が傲岸不遜な態度で領海侵犯を繰り返しているように,国内の構造的矛盾や人民の不満を外国との紛争で紛らわす目的で,知らぬ間に,あるいは公然と,日本のご先祖様がこれまでずっと守ってきた島嶼部の一部を侵略されたらどうしますか。抑止力は「能力」と「意思」,それに抑止を受ける側の「認知力」の3つの要素によって成り立ちます。海兵隊の沖縄からの撤退は(これに代わる日本独自の海兵隊組織を創設,維持しない限り),「認知力」の意味で中国に間違ったメッセージを与えてしまいます。

 

 つまり,海兵隊が沖縄にいて自衛隊との一体化を深化させればさせるほど,中国の軍事的脅威は低減します。逆に,南シナ海の例を見ても分かるように,海兵隊がいなくなった場合の沖縄周辺の海は,あの南シナ海と同じ状況になるのは明らかです。沖縄から米軍が県外・国外へ移転した場合,中国が「力の真空」に乗じて勢力を伸ばすのは間違いないからです。

 

 これまで述べてきたように,沖縄の翁長という県知事がやっていることは,あたかも尖閣諸島や,さらにこれを含む沖縄の海を南シナ海と同じ状況にしようとしているかのようです。正に獅子身中の虫と言わざるを得ないのですよ。

 

 「獅子身中の虫(その1)」をもう一度お読みいただき,その上で今回のブログをお読みいただければ分かりやすいと思います(笑)。

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