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弁護士ブログ

2011/11/04

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 東京都の小金井市では,可燃ごみが年間約1万3500トンほど出るそうですが,既存施設が老朽化したため,平成19年からは同市での可燃ごみ処理を停止し,周辺自治体に委託してきました。今年度は多摩川衛生組合(稲城市,狛江市,府中市,国立市)に8000トンを委託し,残りは昭島市に委託する計画だったようです。

 

 ところが,今年春の統一地方選挙で小金井市長に当選した佐藤和雄という人は,その選挙戦で「4年間で20億円のごみ処理費用」を「ムダ遣い」と主張して当選を果たしました(笑)。ですから,その就任直後から昭島市が反発して委託計画が頓挫し,その後も周辺自治体のごみ受け入れの目処が立たず,その責任をとっての辞任だそうです(笑)。毎日新聞の報道によれば,現場では,多摩川衛生組合への委託量も11月中旬には搬出枠の8000トンに達する見通しのようで,小金井市内のごみ収集停止が懸念される事態になっているそうです。

 

 そもそも,責任ある首長候補者であれば,既存のごみ処理施設が老朽化したのであれば,奮闘努力して予算措置を講じ,施設を新設して今後の安定的なごみ処理を目指すというのが候補者たる見識というものでしょう。それなのに,受け入れてくれている周辺自治体の住民感情をよそに,「ムダ遣い」ですって(笑)。周辺自治体の反発を買うことは見易い道理ではないでしょうか。この佐藤和雄という市長の頭の中には,「4年間で20億円のごみ処理費用」を「ムダ遣い」と主張した後に,どんな落としどころ,成算があったのでしょうか。誠に浅はかとしか言いようがありません。この人は元アカヒ,いや朝日新聞の記者だったようで,特定のイデオロギーあるいは思想傾向の下,有権者に耳あたりの良いフレーズときれい事を,後先考えずに選挙戦で述べたのでしょうね。それにしても,市長を辞めるだけでその責任をとったことになるのでしたら,本当に気楽な商売ですね。

 

 また,小金井市の有権者もこんな市長を当選させてしまったのですが,自分達の属する市内で発生した可燃ごみの搬出,処理を受け入れてくれた周辺自治体及びその住民に申し訳ないなという気持ちと,「自分のことは自分で」という気持ちはないのでしょうか。人間がその地域で日常生活を営んでいる以上,やはりごみは出ますからね。これも見易い道理なのではないでしょうか。小金井市民は,自分の地域で生じたごみを他地域に押しつけながらも,「4年間で20億円のごみ処理費用」を「ムダ遣い」との主張に共鳴したのでしょうかね。この小金井という町は,あの希代の俗物であり反日左翼である菅直人の選挙区です。反日左翼やいわゆる都市インテリを好むような風土なのでしょうか。

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