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弁護士ブログ

2010/09/09

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 ブログを更新できない日というのは,たいていはすごく忙しい日か,あるいは二日酔いの日である。それはそれとして,どうやら秋らしくなってはきた。自宅の北側の部屋(最近家族からあまり弾かれる機会が少なくなって寂しそうにしているピアノのある部屋)の北側の窓から涼しい風が入るようになってきたからである。また,今朝の空には秋ならではの雲があった。

 

 良い本を読み終えた。「真珠湾の真実-ルーズベルト欺瞞の日々」(ロバート・B・スティネット著,妹尾作太男監訳,荒井稔・丸田和美訳,文藝春秋)という本である。日本軍の真珠湾攻撃は全くの奇襲であり,アメリカ政府や軍にとっては不意打ちだったという説を根底から覆す内容の本である。実は当時のアメリカは,技術的,施設的に日本の無線通信を傍受することが可能で,かつ暗号を解読し,その内容を把握することも可能であったのであり,決して真珠湾攻撃はアメリカ政府や軍にとって不意打ちではなかったのである。ナチスドイツの攻撃にさらされている友邦イギリスを助け,ナチスによるホロコースト(ユダヤ人虐殺)を一刻も早く止めさせる必要があった。また,アメリカとしては中国を初めとするアジア地域での自国の権益を確保したいという思惑もあり,日本は邪魔な存在であって,日本に対するいわゆる「オレンジプラン」も策定していた。しかしその当時のアメリカは孤立主義をとっており,国民の大半は第二次世界大戦に参戦することに反対していた。

 

 しかしアメリカ政府,ルーズベルト大統領(彼はユダヤ系のいわゆるエージェントという説も有力である)としては,経済封鎖等によって日本を徹底的に追い詰め,日本の方から「第一撃」を加えさせればアメリカ国民の参戦意思も決定的になると考えた。従前からのオレンジプラン,海軍情報部極東課長であったアーサー・H・マッカラム海軍少佐作成にかかる「(日本に対する)戦争挑発行動八項目覚書」の実行,ABCD包囲網,大西洋憲章に込められたアメリカ参戦密約が着々と進められていったのである。要するに,歴史の真実は,経済封鎖により窮地に陥った日本に「第一撃」を加えさせて,参戦の大義を得たアメリカが太平洋側から参戦を果たすという構図である。「裏口からの参戦(backdoor to the war)」というやつである。

 

 では,真珠湾攻撃で犠牲になった軍や民間人の死をどのように説明するのか。ルーズベルトはそれも承知でやむを得ないと考えていたのか。それはそのように解さざるを得ない。少なくとも,真珠湾攻撃の前,日本軍による無線通信の傍受情報は,あろうことか太平洋艦隊司令長官であったハズバンド・E・キンメル大将や,陸軍ハワイ部隊司令官であったウォルター・ショート中将には提供されていなかったという異常な背景があったからである。真珠湾攻撃が決して不意打ちではなく,むしろアメリカ政府が日本を経済的に追い込み,挑発して「第一撃」をさせるように計画的にし向けていったのではないか,「真珠湾攻撃」を事前に十分に把握していたのではないかという疑念については,アメリカ国内において戦中も戦後も指摘されていた。本書は,アメリカの「情報の自由法」を活用して得られた膨大な量の通信傍受記録などの第一級の史料や,生存する当時の軍関係者からのインタビューなどに基づいて著述されており,相当の説得力をもっている。

 

 あのダクラス・マッカーサー将軍は,戦後にアメリカ議会において大東亜戦争は日本の防衛戦争であったと明確に証言している。歴史というものは,その認識の仕方によっては,自国に全く誇りが持てなくなったり,無力になったりして,国の精神的土台を揺るがしかねないものである。その意味では歴史の真実を知ることは大いに意味がある。最近やたらとマスコミで流行っている池上彰のような人間に教えてもらう「歴史」は全く取るに足らないのです(笑)。

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