名古屋の無料法律相談ならあかね法律事務所


無料法律相談受付電話番号052-223-2101

受付時間(平日)
9:00〜18:00

無料電話
法律相談
無料面談
法律相談
アクセス

MENU

弁護士ブログ

2010/01/12

[カテゴリ]

 

 実は1月5日の仕事始めのころから,体調はそれほど良くはなかった。少しだるくて,微熱があるような・・・。どうせ年末年始の暴飲暴食がたたったのだろうと思っていた。そこに加えて大晦日以降の冷え込み。

 

 案の定,風邪をひいていた。どうにもこうにもこれはいかんなと思ったのは1月7日(木)の朝である。明らかに熱っぽいし,のどが痛いし,鼻水がこんこんと湧き出るのである。早速病院に予約の電話を入れて受診したところ,やっぱり風邪であった。気になったのでインフルエンザ検査もしてもらったが,これは陰性であり一安心である。このブログを書いている今でもまだ本調子ではないものの,もう風邪はほとんど治りかけている。この数日間は特に昼間は食欲がなく,あまり大したものは食べていなかったので,結果的に若干のダイエットに成功した。

 

 年末年始の休み中は毎年そうなんだけど,よく食べ,よく飲み,よく横になるため,このような不摂生の報いが体にてきめんに出てしまう。要するにブタになるのだ。そうなったかどうかのバロメーターは,僕の場合は朝の出勤時に着るワイシャツの一番上のボタンがはめ易いかどうかである。ブタになっている時は,なかなかはまらず,きつ過ぎてオエーッとなってしまうこともある。そうなった時は,心の底から自分がイヤになる。そうなるまで飲み食いするな!と自分を罵倒したくなるのだ。少し上品な言い方をすると健啖家というのであろうが,自分の場合は要するに食い意地が張っているのである。

 

 ・・・・・・まぁ,幸いにして今回の風邪により,あまり食欲がなかった分だけ,若干のダイエットに成功させてもらった。これを機会に往年の輝かしい私,つまり標準体重に戻そうと思っている。目標の標準体重までは,恐らくあと3キロほど痩せなければならないであろうと認識している。それにしても,この風邪による体調不良のさなかに気づいたのは,こういう時は,サンドイッチなんかよりも,あんパンがとても美味しいということだった。あんパンといっても,こしあんではなく粒あんのやつである。このたびはあんパンの美味さを再認識させてもらった。

2010/01/07

[カテゴリ]

 

 長野県伊那方面にとても律儀な方がおられる。かつてこの方の事件依頼を受け,代理人として交渉などをし,数年前に無事解決となった。事件の内容はもちろん言えないが,内容的にはこの方にとっても望外の喜びだったろう。ただ,事件終了後の弁護士報酬は7~8回の分割払いとさせていただいた。その分割払いが半分くらい終わったある日,この方から「申し訳ありませんが,支払を1か月遅らせてもらえませんでしょうか。」という丁寧な電話連絡があった。

 

 この方も比較的高齢で経済的には余裕のある方ではなく,しかもこのような丁寧な電話連絡。僕はとてもうれしくも恐縮し,言葉に気を遣いつつも丁寧に以後の支払を免除させていただきたい旨を申し上げた。この方は再三にわたってそのような措置を固辞されたものの,僕の方から何とかそのようにしてもらった。それからである,この方からは毎年冬になると,美味しい日本酒が当事務所に贈られてくるようになったのである。僕としては,申し訳ない,もう十分にお気持ちはいただきましたから,などと言いながらもお言葉に甘えていた。

 

 そうしていたところ,先日,この方から僕あてに近況報告などの電話があり,「ここ数か月体調を崩して寝込んでおり,申し訳ありませんが今年はお酒をお贈りすることができないのです。」とのこと。何と律儀な方なのであろうか。こういう方がおられることがうれしかった。もう,お気持ちだけで十分である。

 

 さて,伊那と酒といえば,前にもこのブログで一度触れたが,井上井月という放浪の俳人である。彼は江戸後期から明治中期にかけて活躍し,伊那方面を約三十年間にわたって漂泊,放浪しつつ句を残した。種田山頭火はこの井上井月のことを心から慕い,一度故郷の山口からはるばる伊那へ行乞しつつ,井月の墓参りを試みたが,あと一歩というところで肺炎を患い,墓参りを断念している。でも山頭火の井月に対する思慕の念は絶ちがたく,その四年後に再び故郷の山口からはるばる伊那を訪れ,ようやく墓参りを果たす。その時,山頭火は井月の墓を前にして四つの句を残している。

 

 「お墓したしくお酒をそゝぐ」
 「お墓撫でさすりつゝ、はるばるまゐりました」
 「駒ヶ根をまへにいつもひとりでしたね」
 「供へるものとては、野の木瓜の二枝三枝」

 

 本当に山頭火というのは自由律で素直な感情を表現したのだなと思うし,このような句に接するにつけても,井月に対する思慕,敬愛の念が強かったことを改めて感じる。

2010/01/06

[カテゴリ]

 

 ・・・・・・うぅーーーっ,寒い・・・・。最近年のせいか,若い頃より寒さを感じる(懐もだけど)。皆さん,寒くないですか。昨日は「小寒」だったようです。小寒というのは,二十四節気の一つで,「寒の入り」ともいい,これから大寒に向けて,一年で最も寒い時期を迎える。あぁ,これからもっと寒い大寒(1月20日ころ)まで迎えてしまうのか。民主党政権による政治の方も,本当に寒い。ある雑誌に思わず吹き出してしまった面白いコピーがあった。「やらせてみればこの始末」(爆笑)

 

 さて,寒い日は,何しろ体を温めて乗り切るしかない。体を温めて,心身共に充実させて人生を全うしていくしかないのだ!そこで,体を温める方法で僕が実践しているものを3つほど挙げようと思う。

 

 第1は,「酒は百薬の長」というように,お酒は体が温まる。特に今の季節は日本酒の熱燗がよろしい。ただし,これは適量でなければならない。もうちょっと飲みたいという段階でやめる(1合くらいで十分に温まるものだ)。適量のお酒はリラックスできるし,よく眠れる。

 

 第2は,半身浴である。入浴時の体の温まり方に関しては,熱めのお湯に肩までドップリ浸かる方法と,ぬるめのお湯で半身浴する方法との優劣が議論されることもある。確かに,熱めのお湯に肩までドップリ浸かる方法は,サーモグラフィー映像などで見ると体の表面が赤っぽくなっているが,冷めやすいようである。でも半身浴は,体表面が赤っぽくはないものの,体の芯から温まり,冷めにくい。ふとんに入ってもポカポカ感の持続性がある。それに半身浴中(約30分)は好きな本が読める。ただし,今頃の時期は,半身浴の最中は両肩と背中をバスタオルなどで覆う方が良い。

 

 第3は,入浴剤。お気に入りは,クナイプ社製のハーブエッセンスと岩塩が合体した入浴剤である。これはいい。こりゃあ,温まるわぁー。その中でも特にお気に入りなのは,オレンジ・リンデンバウム(菩提樹)とワコルダー(杜松)である。

 

 以上で体の温めは十分であり,これに栄養を足して元気に冬は乗り切れる。

2010/01/05

[カテゴリ]

         
 皆様,新年あけましておめでとうございます。月並みではありますが,本年もどうぞよろしくお願いいたします。・・・おっと,このブログに対し,多くの皆様からの割れんばかりの暖かい拍手とご声援をいただき,私としても気も狂わんばかりに喜んでおります(笑)。さてと・・・・,今年はどんな年になりますか。大晦日には「あぁ,良い年だったなぁ。」と振り返ることのできる年でありますように。お互いにねっ!

 

 年末年始は,大晦日と元旦に実家で過ごした以外は,自宅での読書三昧であった。前から読みたいと思っていた若狹和朋氏が書いた「日本人が知ってはならない歴史」,「続・日本人が知ってはならない歴史」,「日本人が知ってはならない歴史・戦後編」の3部作(朱鳥社)を全部読んでしまった。これは日本人なら一度は読んでおいた方が良いと思う。「知ってはならない」というのは逆説的な表現で,「知っておかなければならない」というほどの意味である。箇所によっては著者が本当に読者を意識しているのかと思うほど,独特の言い回しでどんどん論を進めていって多少読みにくさを感ずる部分もあるが,日本の近現代史の歴史認識に関し,「目からウロコ」が落ちる部分が多い。控えめな表現を使っても「必読」であろう。キーワードとして残っているのは,マルクス主義のフランクフルト学派,コミンテルン,エージェントとなったユダヤ人の世界認識,ロボトミー手術,東京裁判の欺瞞性などである。政治的なプロパガンダではなく,あくまでも史実に基づく正しい歴史認識はとても重要だと思う。この本の中で特に印象に残った言葉は,歴史を失うということは将来を失うという言葉である。批判を承知で敢えて言うが,少なくとももうそろそろ東京裁判史観のみの認識からは脱却しなければならないと思う。そうでなければ誇りをもってこの国を守っていくことができない。

 

 この3部作はいずれも必読なのではあるが,特に3作目の「日本人が知ってはならない歴史・戦後編」の第1章「昭和陛下の墓参り」の中の「祭文」を読んでいて,恥ずかしながら思わず大粒の涙がこぼれてしまった。

 

 さて,大粒の涙で眸を洗われた後に僕が目にしたものは,高校1年生の愛娘あてに来た年賀状の山の高さが,僕のそれと遜色ないという厳然たる事実であった。愛娘というのは,あかねちゃんといい,当事務所の名前の由来ともなっている。一句ひねれば,

   「幾星霜 愛子(まなご)の賀状 そびえ立つ」

(大意)
 (もう私もずいぶん年をとってしまったものだ。髪には霜のように白いものがまじり,それがはっきりわかるようになってしまった。愛する娘あてに来た年賀状が机に積まれているが,その山の高いこと。私あてに来た年賀状の山の高さと遜色ないまでになっている。ついこの間まで,ハイハイしながら私の所に寄って,片言の言葉で何かをせがんでいた赤ちゃんだったのに。もう一人前に人脈を築き上げ,級友などから私あてと同じくらいの数の年賀状をもらうようになっている。このようにして世代の交代をむかえるのだなあ。)

 

 あー,恥ずかしい。「幾星霜」なんて季語にはなってないんじゃないか(笑)。

ブログ内検索

カレンダー

2010年1月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリー


PAGE TOP