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弁護士ブログ

2009/08/04

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 今年の梅雨は長かった。長梅雨というのだろうか。僕の住んでいる地方は,昨日ようやく梅雨明け宣言が出された。降雨量も多かった。降雨といえば,山口県防府市及びその周辺の豪雨災害があった。防府市の老人ホームが土石流災害に襲われ,多数の人が亡くなった。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りすると同時に,その他被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

 

 山口県防府市は,漂泊の俳人,種田山頭火の生まれ故郷である。

 

「雨ふるふるさとははだしであるく」

 

 山頭火の有名な句の一つである。この句自体は,山口県小郡市で作られたもののようだが,小郡と故郷の防府とは近い。ふるさとの雨を詠じた句。山頭火はどんな気持ちでこの句作をしたのであろうか。山頭火自身の自句評を引用すると,「雨ふるふるさとはなつかしい。はだしで歩いてゐると、蹠の感触が少年の夢をよびかえす。そこに白髪の感傷家がさまよふてゐるとは。」(村上護著,「山頭火名句鑑賞」91頁,春陽堂)。雨の日の行乞も決して楽ではなかったろうが,山頭火の場合は,もうそんな苦楽の感情を超越していたのかもしれない。

 

 また,山頭火は,故郷について次のようなことも述べている。「故郷忘れ難しといふ。まことにそのとほりである。故郷はとうてい捨てきれないものである。それを愛する人は愛する意味に於いて、それを憎む人は憎む意味に於いて。(中略)しかし、拒まれても嘲られても、それを捨て得ないところに、人間性のいたましい発露がある。錦衣還郷が人情ならば、襤褸をさげて故国の山河をさまよふのもまた人情である。」(村上護著,「山頭火名句鑑賞」85頁,春陽堂)。これまた山頭火にあっては,虚栄,卑下などといった感情も超越していたのだ。

 

 「うまれた家はあとかたもないほうたる」

 

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