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弁護士ブログ

2021/08/21

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「サザエさん」の磯野波平さんの毛髪の頭皮定着力には恐るべきものがあります。正に脅威と言ってもいい。人間の毛髪サイクル上は,大抵は4~5年で生え変わるはずですが,波平さんは半世紀以上も頭頂に1本だけ毛髪が存在し,しかも抜けたり生え変わったりした形跡がありません(笑)。

 

毛髪と言えば,私も自分の毛量を気にしていた時期がありましたが,もう最近では別に年相応で良いと達観しております。諦観というのが正確か(笑)。自分の年齢からすればむしろ善戦しているのじゃないかとさえ思っております。自分と同じ年齢層の人の多くは,禿頭(とくとう)に近かったり,相当に薄かったりしていますからね。

 

でも,そうは言っても気にはなります。どうしても・・・(笑)。自分の髪の毛は相当に白くなりましたが,歳をとってもある程度の毛量は維持したい。ところで,私はいつも晩酌を楽しんでいるのですが,飲酒と育毛との関係はどうなんだろうとの疑問を抱き,いろいろと研究をしてみましたが,概ね確信に至る結論に至りました。要するに,過度の飲酒は育毛に悪いということになりますし,過度でなくてもあまり良い影響は与えないという結論です。以下,飲酒と育毛の関係について,私が到達した結論について述べたいと思います。

 

第1に,髪の成長に必要な栄養素がアルコールの分解に使用されてしまうということです。飲酒で摂取したアルコールは分解されなければなりませんが,飲んだお酒(アルコール)は肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解され,その後に酢酸に分解されます。そしてお酒を飲みすぎ,アセトアルデヒドから酢酸への分解が追いつかなくなると,これを補うためにアミノ酸が動員されるのですが,アミノ酸というのは髪の成長には欠かせない栄養素なのです。ですからアミノ酸が不足することで髪に十分な栄養が与えられなくなります。

 

第2に,多量の飲酒(アルコール摂取)があると,アセトアルデヒドが分解しきれずに体内に残り,そうなりますと男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが増加すると考えられています。このジヒドロテストステロンは男性型脱毛症の原因物質となる悪玉ホルモンであり,これが頭皮にある男性ホルモンレセプター(5αリダクターゼ)と結合すると抜け毛の指令を出す脱毛因子が増殖するのです。

 

第3に,飲酒によって懸念されるのが糖質の過剰摂取です。確かに,ビール,日本酒,ワインなどにも当然糖質が含まれておりますし,私などはやはりおつまみが必要な人間ですから,糖質の過剰摂取傾向となります。そうなりますと,糖質の過剰摂取により中性脂肪が増え,これによって血液がドロドロになり血行不良,当然頭皮も血行不良となります。髪の毛への栄養は血液(頭皮の毛細血管)を通じて供給されているので,当然栄養が十分に行き渡らず,育毛が妨げられるのです。

 

第4に,これは自分でも思い当たるのですが,お酒を飲みすぎますと睡眠の質が低下して成長ホルモンの分泌量が減少します。飲みすぎたなという晩は,確かに夜中に目覚めたり,眠りが浅かったりして睡眠の質が低下します。この年齢で成長ホルモンも何もあったものではないとも思いますが,髪の成長,修復に欠かせない成長ホルモンが1日のうちで最も多く分泌されるのが入眠開始から1~2時間ほどで(ピーク),その後4~5時間かけて全身をめぐるようです。やはり睡眠の質そして成長ホルモンの分泌という観点からも過度の飲酒は禁物のようです。

 

以上,飲酒と育毛との関係について確信に至った4項目を列挙しましたが,あとは実行です。幸いにして,最近では1週間のうち3日ほどはちゃんと休肝日を設けております。すると体重減少というおまけも付いてきました。

 

特に,私は頭の形があまり良くないので(笑),波平さんのような禿頭にはなりたくないのです。休肝日確保の習慣を是非とも続けたいと思っている今日この頃です。

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