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2015/11/26

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 秋雨です。春雨もそうですけど,私は雨はそんなに嫌いではありません。雨だと何かホッとする感じもします。雨ですと,闘争的な気分が少し和らいで,精神的にもしっとりしてくるのですよ。

 

 自律神経は交感神経と副交感神経とのバランスで成り立っていますが,雨の時は闘争的な交感神経優位の状態から,リラックスした副交感神経優位の状態になっているのではないでしょうか。少なくとも私はそう感じます。そんな観点からの研究結果,実験結果はないのでしょうか(笑)。

 

 先日,栗ご飯をいただきました。栗の季節です。俳句の世界では栗は晩秋の季語だそうです。栗と言えば,いつも思いつくのが井上井月の次の句です。

 

 「落栗の 座を定むるや 窪溜り」

 

 本当に佳い句だと思います。接した時,すぐに頭にその情景が自然に浮かぶような句が秀句なのでしょうね。木から栗がぽとんと落ち,ころころ転がりながら最後は土の少し窪んだ場所に落ち着いて止まる光景です。ただこの句は,井上井月にとっては境涯句でもありそうです。井月の出自は定かではないところもありますが,越後の長岡藩の出ではないかと言われています。全国を放浪し,30代後半に長野の伊那谷に来て,残り約30年間の余生をそこで送ったのです。栗がその窪だまりに落ちついたように・・・。その井上井月の作品をとりわけ高く評価していたのが,かの芥川龍之介です。

 

 ところで,私はもう2年前になりますが,上田秋成の「雨月物語」を読んでいたく感動しました。改めて日本文学の素晴らしさを感じたものです。その上田秋成には「春雨物語」という作品もあります。これもいつか読んでみたいと思っておりましたが,最近「春雨物語」(上田秋成,井上泰至訳註,角川ソフィア文庫)を手に入れました。この本は原文だけでなく,現代語訳も付いています。予定では2週間後くらいには読み始めることができそうです(笑)。

 

 上田秋成の作品としては,その「春雨物語」よりは「雨月物語」の方が有名だと思いますが,さきほどの本の解説によれば,大正期には芥川龍之介,谷崎潤一郎,佐藤春夫によって,秋成小説の価値について鼎談が行われ(「あさましや漫筆」),それによれば「雨月物語」をまねることはできても,「春雨物語」はとても及ばないという,「雨月物語」以上の評価がこの作品集(春雨物語)になされたそうです。

 

 予定を早めて一刻も早く読みたくなりました。

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