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2015/10/29

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  カラスは童謡の歌詞にも出てきますが,昔からどうにも好きになれません。特に朝の徒歩出勤をしている際に,カラスが生ゴミの袋を突いて破り,集配車が来る前に道歩道いっぱいにゴミを散乱させたりしている光景を見るとなおさらです。しかも,人間を恐れることはなく,私が普通に歩いて近寄ってもほんの少しゴミ袋から離れるだけで再び集まって袋の中をあさっています。時には私を威嚇するかのように顔の近くを飛び過ぎたりもします。今後彼らが振る舞いを改めない限りは,どうにも好感が持てません(笑)。

 

 それにひきかえ,すずめは可愛い。くどいようですが私はすずめが大好きなのです(笑)。

 

 前にもこのブログで書いたことがありますが,漂泊そして行乞の俳人種田山頭火を物心両面で支えた木村緑平という人もすずめが大好きだったことで有名です。共に自由律俳句の荻原井泉水の門下であり,「層雲」の同人です。

 

 木村緑平という人は,明治豊国鉱業所病院に勤務していた医師でした。種田山頭火が旅先で無銭飲食をしてしまった際に郵便小為替で送金してあげたり,身元引受人になってあげたりもしましたし,山頭火も当時筑豊(炭坑町)の糸田にあった緑平宅を15回も訪ね,互いに酒を酌み交わした仲です。山頭火は緑平のことを「心友」と表現していました。

 

 その木村緑平,大のすずめ好きです(笑)。私もそう(笑)。だって,これは理屈抜きですし,可愛いんですもの。緑平はすずめの句を得意にしており,「すずめの緑平」と言われていました。緑平のすずめに関する代表的な句をご紹介しておきましょう。

 

「かくれん坊の雀の尻が草から出てゐる」
「今日はお留守というやうな顔の雀が日南に」
「香春へ日が出る雀の子みんな東に向く」
「雀生まれてゐる花の下を掃く」
「世と合わず行春の雀に米をまく」

 

 2番目の句は,山頭火が亡くなった後にその住み処であった一草庵を訪れた際に詠んだ句です。本当に味わいのある句です。また,最後の句は緑平の境涯句とも言うべきもので,確かに緑平は医師でしたが世渡りは下手で貧乏でした。しかし心優しく老後は脳溢血で倒れた妻の介護をしていました。緑平は雀になりたかったのかもしれません。緑平の雀の句は何と3000句を超えます。

 

 さて,雀ついでに申しますと,前にこのブログでも紹介した尾崎放哉の次の句も,私は大変好きなのです。

 

「雀のあたたかさを握る はなしてやる」

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