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弁護士ブログ

2015/10/16

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  今回は相当にご立腹です。本当にご立腹です。ところで,相当にご立腹なのは,誰在ろう,この私です(笑)。何に対して立腹しているかというと,国連教育科学文化機関(ユネスコ)が,中国が申請していた「南京大虐殺」についても,あろうことか世界記憶遺産に登録してしまったことに対してです。

 

 はっきり申し上げてバカ丸出しです。ユネスコなんて,そしてその要職にある人物なんて所詮はその程度なのですかね(笑)。あのプロパガンダ国家である中国の「南京大虐殺」の申請なんて明らかに政治利用です。

 

 ロシアは,日本が申請して世界記憶遺産に登録された「シベリア抑留」について政治利用だとして批判していますが,日本は「シベリア抑留」の申請について政治利用をするような目的,動機はありません。それより何より,「シベリア抑留」といわゆる「南京大虐殺」との決定的な違いは,事実(ファクト)かどうかという点です。この点については全く異なるのです。すなわち,「シベリア抑留」についての事実関係は,日本とロシアで互いに認めている事実(ファクト)であるのに対して,いわゆる「南京大虐殺」については事実(ファクト)ではなく,プロパガンダなのです(識者によってその虚偽性や疑問点が次々と暴かれていますし,明らかな偽造・修正写真も資料中に存在しています)。この点が決定的に違うのです。それを今回ユネスコは一緒くたにする間違いを犯してしまったと言わざるを得ません。

 

 まあ,この世界記憶遺産なるものは,国際条約に基づかず,個人や団体でも申請でき,その審査は割と恣意的で杜撰です。新聞報道によれば,申請案件を審査する国際諮問委員会(IAC)の委員は14人です。公文書保管の専門家というのが表向きの説明でありながら,実際には「ユネスコの事業職出身者のような門外漢もいる」そうですし,委員の出身国からの推薦もなく,イリナ・ボコバなる女性事務局長が任命したようですし,この「南京大虐殺」なる申請を登録してしまうことを最終的に決定したのもこの人物です。

 

 ところでこのイリナ・ボコバなる人物は,ブルガリアの元外相ですが,ブルガリア人民共和国時代にはバリバリの共産党員でした。この人物が中国と良好な関係にあることは国連関係者の中では有名で,この9月には北京での抗日戦争勝利記念にも出席しており,9月の訪中の際には,習近平の夫人と会談しています。また,この人物は次期国連事務総長の候補の一人でもあり,このポストに就くには,国連安保理常任理事国である中国の支持が不可欠なのは言うまでもなく,中国に迎合しているのでしょうね。全く馬鹿げております。

 

 さてさて,考えてみれば,日本がユネスコ向けに拠出している分担金の額は約43億円です。ユネスコ分担金の主要国の分担割合は,アメリカ22%,日本11%,ドイツ7%,フランス6%,イギリス5%などとなっていますが,現在アメリカは分担金の拠出を停止していますので,実質的には日本が最大の拠出国になっているというのが現状です。今回の中国の馬鹿げたプロパガンダ申請に迎合するような国際機関に成り下がっているのですから,抗議の意味でユネスコに対する分担金を停止してやれっ!それぐらい私はご立腹です。

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