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弁護士ブログ

2013/06/14

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 我が栄光の読売巨人軍,投打がかみあう時とそうでない時の差が激しい嫌いがありますが,何とかセ・リーグ首位をキープしております(笑)。こんなこと書くと,お叱りをいただきそうですが,今シーズンは中日ファンの人に何と声を掛けて良いのか苦慮しております。放出したブランコ選手が大活躍し,私もどうしてなのかな,と思っておりました。そんなにドラゴンズでは働きにくかったのか?(笑)。

 

 ブランコ選手の中日最後のシーズンであった去年は,年間を通して24本塁打,77打点でした。しかし,DeNAに移籍した今シーズンは,まだ6月半ばだというのに23本塁打,61打点に達しております。どうやらドラゴンズでは働きにくかったんではなく,公式ボールに原因があったようです。もちろんブランコ選手の活躍にケチをつけるつもりは毛頭ありませんが,「飛ぶボール」への変更が相当程度原因していることは明らかでしょう。何しろプロ野球全体の今シーズンのこれまでの本塁打数を昨年同期と比較してみれば歴然としております。

 

 このたびの日本野球機構(NPB)のボール変更の隠蔽はひどいですね。それにしても,加藤良三というコミッショナーの記者会見を聞いていて,そして見ていて,怒りと軽蔑の念がわき上がってきました。彼は「(これは)不祥事だとは思っておりません。」という戯言を二度も強調して述べていました。この人間は,反発係数の基準に満たないボールを修正・変更して基準値内に収めたのだから不祥事ではないなどと強弁したいのでしょうが,全く説得力がありません。ボールを変更した事実があったにもかかわらず「変更はない」と虚偽の説明をしていたのでしょう,本人(加藤コミッショナー)は知らされていなかったというけど組織上のガバナンス欠如は明らかでしょう,ファンや選手は真実を知らされないまま観戦,プレーをしていたのでしょう,飛ぶボールか否かというのは契約(出来高制など)や作戦に重大な影響を及ぼすべき要素でしょう,現に「形だけの」謝罪を余儀なくされる事態を招来しているのでしょう・・・,正に不祥事なんじゃないでしょうか。不祥事というのは,関係者にとって不都合な事件,事柄を指しますが,正に不祥事だと思います。加藤良三という人間は,かつて外務官僚だったようですが,自分の名前(サイン)をどのボールにも明示させたり,いかにも了見の狭そうな記者対応,自己保身と卑怯さが顔全体に如実に表れております。あの記者会見は非常に見苦しかったと思います。昔の武士ならば腹を切る場面です。

 

 孫崎亨といい,田中均といい,今マスコミに頻繁に登場する外務官僚だった人間に大した者はおりません。その売国的発言は腹に据えかねます。加藤良三という人物も,野球通なのではありましょうが,自己保身と卑怯さが感じられます。

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