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2013/03/19

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 首や肩が凝っているな,からだ全体が固くて血流が悪くなっているんじゃないかと感じた時は,私はタイ古式マッサージに行っています。90分くらいじっくりやってもらうと,本当に生き返った心地がします。確かに私の小遣いを圧迫する料金設定ではあります。しかし,世間の狭い私ですがタイ古式マッサージは世界で一番気持ちの良いマッサージではないでしょうか。

 

 先日,そのマッサージの予約時間までにヒマがありましたので,本当に久しぶりに古本屋に立ち寄ってみました。ぶらぶら店内を歩いていると興味深い本がいっぱいありました。「バッハの美学」(ボリス・ド・シュレーゼル著,角倉一朗ほか訳),「わが万葉集」(保田與重郎著)という掘り出し物があり,思わず買ってしまいました。「わが万葉集」(保田與重郎著)は間違いなく読むでしょうが,前者の方は相当に難解です。衝動買いしたはいいものの,少し後悔しております。というのも,外国人の著作は,翻訳によって大きく左右される面があると思われ,私の場合は途中で読むのを諦めてしまうこともあるからです。

 

 例えば,名著の誉れ高く,識者がよく引用する「大衆の反逆」(ホセ・オルテガ・イ・ガセット著)です。これは本当に素晴らしい内容なのですが,哲学者らしくいかにも内容や表現が晦渋です。それに加えて,私はこの本を神吉敬三訳(ちくま学芸文庫)で読み始めたのですが,原著者の表現が晦渋であることもさることながら,この日本語訳もねぇ・・・(笑)。失礼ながら本当に日本語かと思ってしまう箇所もありました。一行一行を読み進めるのに,これはどういう意味なのか頭の中で反芻したり,想像したりしなければならず,読書が遅々として進まず,結局途中で諦めてしまったのです(笑)。一度,別の訳で読んでみようとも思います。

 

 オルテガの「大衆の反逆」という本の中には,次のような指摘,表現があります。

 

「人間を最も根本的に分類すれば、次の二つのタイプに分類することができる。第一は、自らに多くを求め、進んで困難と義務を負わんとする人々であり、第二は、自分に対してなんらの特別な要求をもたない人々、生きるということが自分の既存の姿の瞬間的連続以外の何ものでもなく、したがって自己完成への努力をしない人々、つまり風のままに漂う浮標のような人々である。」

 

「・・・今日では、大衆は、彼らが喫茶店での話題からえた結論を実社会に強制し、それに法の力を与える権利を持っていると信じているのである。わたしは、多数者が今日ほど直接的に支配権をふるうにいたった時代は、歴史上にかつてなかったのではないかと思う。」

 

 この本は今から80年以上も前に出されたのですが,大衆の一人である私も自戒を込めてこの指摘,表現を噛みしめております。

 

 「聖域なき構造改革」,「官から民へ」,「コンクリートから人へ」,「政権交代。」などといったワン・フレーズ・ポリティクスといわれる劇場型政治の場面で,大衆は,安易に,しかもマスコミに踊らされる形で浮遊しながら投票行動をしてきました。挙げ句,2009年8月には,あの民主党にあろうことか308議席も与えてしまい,3年3か月というものは日本国と日本国民は辛酸をなめました。本当に懲りました。民主党の残党は,相変わらず国会の委員会における質問においては,唾棄すべきあの政権時代の自己正当化と反対のための反対といった態度に終始しております。民主党はかろうじて日銀総裁と2人の副総裁のうちの1人についてはその人事に同意しましたが,私が総裁適任者として一押ししていた学習院大学教授の岩田規久男先生の副総裁人事には「反対」したのです。やはり私の考えは,いつも民主党とは真逆であることがよく分かりました(笑)。

 

 こんな政党がくれぐれも復活することのないよう,有権者としては,羮に懲りてなますを吹くくらいがちょうどよいでしょう。

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