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弁護士ブログ

2011/02/28

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 先週の土曜日は,少しばかり腰が痛く,十分なスイングができそうになかったものの,あらかじめ誘われていたこともあって三重県鈴鹿市の方へゴルフに出かけました。年が明けてから2度目のゴルフでした。おそらく花粉症の人にはつらいのでしょうけど,ゴルフ場は晴天で暖かく,よいコンディションでした。

 

 この日はゴルフのライバルであるNY弁護士と一緒にラウンドしました。この日もガチンコの勝負をしました。昔はそれこそ勝ったり負けたりの好勝負を展開していたのですが,最近では相当に負けが込んでいます。残念ながらこの日も15打差くらいつけられて完敗でした。でも,確かに私のスコアは悪かったのですが,ドラコン賞を獲得したようにドライバーがまあまあで,アイアンショットも割と満足で,地の底を這うような昨年の不調から少しずつ脱しているのではないかと思います。これで腰の方が万全ならば,期待がも・・もて・・もてそうです(笑)。

 

 なお私の同業の友達で名字にYの付く弁護士がもう一人おりますが,この人はRY弁護士といい,この人とはかつて熾烈なハゲ競争をしていた良きライバルでした。仄聞するところによれば,このRY弁護士も最近めきめきゴルフの腕を上げているとのことで,そのことを絶対に認めたくない了見の狭い自分がここにいます(笑)。

 

 勝負といえば少し気にしていたサッカーの試合,スーパーカップの勝負が同じ土曜日にありました。昨年度J1王者の名古屋グランパスと天皇杯覇者の鹿島アントラーズとの対決です。なぜ私がこの勝負の行方を気にしていたのかというと,名古屋グランパスは鹿島アントラーズに対し,昨年度はリーグ戦で2試合とも負け,天皇杯準々決勝でも鹿島に苦杯を喫していましたから,わがグランパスが今度も負けるのはプロとしていかがなものかと思っていたからです。結局は,1対1でPK戦に突入し,何とか勝利しました。試合内容はあんまり良くはなかったようですが,借りを返して勝ったことはとても良かった(笑)。来週からはいよいよJリーグも開幕しますし,グランパス,昨年の年間優勝がまぐれだと言われないように,今年もがんばれよ!

2011/02/24

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 私が意欲作だと思った「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」(若宮健著,祥伝社新書)という本の話の続きである。

 

 韓国にもかつてパチンコ産業があり,日本円にして約3兆円の規模だったようだが,韓国では,パチンコによる依存症の危険性を国として認識し,2006年8月には全面禁止になった(同書12頁)。素晴らしいことである。パチンコ産業が盛んなころ,韓国でも,パチンコがらみの自殺,家庭崩壊,犯罪が目立ちはじめ,社会問題になっていたのである。

 

 では日本ではどうか。昨日のブログでも書いたように,どう考えてもパチンコは賭博なのに,駅前の一等地にパチンコ店がでーんと構え,主婦や若者,老人が昼間から夢中になり,店内にはATMまで設置されているような国がまともな国とは到底思えない。ギャンブル依存症という病気,パチンコマネーの北朝鮮への流出,パチンコにのめり込むことによる多重債務,家庭崩壊など,やはり日本でも同様の問題がある。

 

 この本は,韓国では迅速にパチンコの全面禁止ができたのに,日本ではできない大きな理由として3つほどを挙げている。

 

 第1は,政治家たちが政治献金に目が眩み,業界を擁護していること(同書180頁)。パチンコ業者数十社から構成される「パチンコチェーンストア協会(PCSA)」のアドバイザーとして,2010年10月現在,複数の政党の国会議員が名を連ねているが,民主党議員の数が圧倒的に多い(同書148頁)。さらに,パチンコ業界を応援する団体として「民主党娯楽産業健全育成研究会」だけでなく,さらに「民主党新時代娯楽産業健全育成プロジェクトチーム」という組織もある(同書150頁)。彼らは,正に票と金が欲しくて業界に迎合し,日本国民のことを真剣に考えてはいない。彼らの活動目的(すごいことが書いてある)を知るにつけて暗澹たる気持ちになる。どんな議員が名を連ねているかはネットを調べればすぐに分かる。

 

 第2は,マスコミがメディアとしての責任を果たしていないこと(同書180~181頁)。韓国でパチンコが全面禁止されたことをマスコミはその当時報じたであろうか。そしてパチンコがらみのネガティブな問題をちゃんと報道しているであろうか。我々のメディア・リテラシーが試されている。要するに新聞もテレビも広告収入を失いたくなく,パチンコ業界に頭が上がらないのである。パチンコメーカーやパチンコ店のCMが新聞,テレビを飾らない日はない。

 

 第3は,天下りによる警察利権である(同書198頁以下)。財団法人保安電子通信技術協会(「保通協」),日本電動式遊技機工業協同組合(「日電協」),日本遊技機工業組合(「日工組」),などなど・・・。パチンコ業界からは試験検定料など莫大なお金が保通協などに支払われる。そして,これらの多くの団体の役員に名を連ねているのは警察OBである。これではどうしようもない。

 

 こういう本がこれからもどんどん世に出て欲しい。

2011/02/23

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 「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」(若宮健著,祥伝社新書)という本はすごい意欲作だと思う。新書だからせいぜい200ページ強の著作だが,あっという間に読めてしまった。説得力があるのである。ジャーナリストというのは,どんなテーマでも実際に足を運んで精力的な取材をしなければ説得力のある著作を世に出すことはできない。

 

 この意欲作とも評価すべき著作は,パチンコ店での依存性の高い人々の生態,パチンコ業界と警察利権,マスコミがパチンコ業界に頭が上がらない理由などが説得力をもって展開されている。

 

 私も仕事で車を走らせている時,平日朝の開店前にパチンコ店の前に多くの人の行列ができているシーンを見ると,暗澹たる気持ちになる。人の趣味・嗜好なのだから余計なお世話だと言われそうだが,どう考えてもパチンコは賭博なのに,駅前の一等地にパチンコ店がでーんと構え,主婦や若者,老人が昼間から夢中になり,店内にはATMまで設置されているような国がまともな国とは到底思えないのである。

 

 この本の中には,パチンコ店員が実際に見聞きしたことなどについて,概略次のような記述がある。

・「俺さ、パチンコ屋で働いていたのよ。お客さんの中にさ、負けても負けても、毎日通ってくるオバちゃんがいたのね。結構性格のいい人でさあ、たまに勝った時とかジュースくれたりするんだ。でもオバちゃんの持ち物が、だんだん安物になっていくんだわ。それで、今まで五万円とか打っていたのに、だんだん使う金も少なくなっていって・・・・、それでも、ほぼ毎日来てたよ。んで、ある日、『今日はあのオバちゃんこないねえ』って言ってたら、次の日、隣町のパチンコ屋のトイレで首つってたよ。」(元店員のネットでの書き込み,同書85~86頁)
・「手にお守りを握りしめて打っていた年配の女性は、ある日ドル箱を五箱積んでいた。次々と飲み込まれて、穂積さんが、最後の一箱を台の前に上げてやったら、ポロッと涙を流した。」(元店員の体験,同書90頁)
・「筆者も、パチンコ店を取材していつも思うが、ほとんどの客は、暗い表情でパチンコ台に向かっていることだ。嬉しそうな顔をして打っている客は、なぜかいない。玉が出ているときでも、申し合わせたように暗い顔をして打っている。」(同書87頁)

 

 ギャンブル依存症という病気がれっきとして存在し,そのうちのパチンコ依存の占める割合は相当高率だと思われる。それにパチンコマネーの北朝鮮への流出,そしてこれはパチンコ店の存在自体に直ちに結びつけるわけにはいかないものの乳幼児を車内に放置したままのパチンコ遊技,などなど。

 

 2009年の時点で,パチンコ業界の売上高は21兆650億円に上っている。すごい経済規模である。21兆円もの庶民のお金が他のものに使われたとしたら・・。例えば,家族そろっての外食,旅行,コンサート,書籍等購入,教育投資など自己実現のための投資,日用品の購入・・・。すごい経済効果があるし,税収も増えるし,家族の絆もより深まる(続く)。

2011/02/22

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 先週末にはちょっとばかり感動したことが2つあった。

 

 金曜日の夜の月を皆さんはご覧になっただろうか。仕事を終えて自宅に帰る道すがら,それはそれは見事な月を眺めることができたのである。何しろ大きかったし,色も真っ白ではなく少し茜色がかっているように見えた。月というのはこんなに大きなものだったのかという驚きさえあったし,うさぎさんの餅つきの様子も何となく分かったのである。月というのは日によって様々な姿を見せてくれるし,見る者に様々な思いを抱かせてくれる。とにかくこの晩の月には感動した。

 

 明くる土曜日の晩には,うちのカミさんが飲み会ということで娘のあかねちゃんと行きつけの蕎麦屋さんで外食したのだが,その道行きの世間話で,こちらからその話題に触れた訳ではないのに,あかねちゃんの方から前夜の月の見事さに言及してきた。あかねちゃんも前夜の月にはちょっとした感動を覚えたようだ。

 

 週末の2つ目の感動はやはりバッハの音楽であった。土曜日の晩はあかねちゃんのお酌でほろ酔い加減となり,お風呂に入った後はすぐに布団に入り,良い気分で上田秋成の「雨月物語」を読んでいた。この古典のすばらしさは後日改めてこのブログで触れることにして,ちょっと疲れたなと思ってテレビのスイッチを入れたら,本当にタイミング良く,ちょうどアンドラーシュ・シフというピアニストの演奏会の放送が始まるところだった。この日は幸運だった。演目はバッハのフランス組曲全曲などであった。私もこの演奏家の平均率クラヴィーア曲集のCDを持っているが,アンドラーシュ・シフはおそらく当代一流,世界最高のバッハ弾きの一人であろう。

 

 フランス組曲は第1番から第6番まであり,どれも好きなのだが,特にこの晩に聴いた組曲第2番の冒頭のアルマンドの旋律は胸にじーんときた。感動のあまりうっすらと目に涙が・・。アルマンドはドイツ風の舞曲というほどの意味で,摺り足が主体となる舞曲のこと。バロック期の組曲の冒頭(第1曲)は,だいたいは前奏曲(プレリュード)かこのアルマンドということになる。アルマンドはフランス組曲第5番のものが特に有名で私も好きだが,この晩ばかりは組曲2番のアルマンドに感動した。これは本当に佳い曲である。

 

 翌日曜日の昼間に恐る恐る練習してみた。私にとっては苦闘の連続だったが,前半だけは何とか譜面を見て弾けた。なぜ苦闘の連続なのかというと,私の技術が劣っている点は度外視するとして,いわゆる係留音が少なくないからであろう。でもバッハを弾く場合にはこれは乗り越えなくてはならない宿命なのである。

 

 組曲2番のアルマンドに感動し,そのメロディーがくるくる頭の中で回っている状況で,昨日は東京出張であった。もちろん八重洲地下中央口の旭川ラーメン「番外地」の塩バターコーンラーメンを食べて帰ってきたことはいうまでもない(笑)。

2011/02/17

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 3月11日と12日は,同業者同士で京都旅行の予定になっております。総勢100名を超える大旅行ですが,私はその中の「新撰組コース」の責任者の1人です。旅行を成功させるには何より下見が重要であることはよく分かっております。そんな訳で,昨日は京都まで下見に行ってきました。1日で全行程の下見をすることは無理ですが,昨日は主として第2日目の行程の下見を行いました。新幹線「のぞみ」に乗れば名古屋から京都までわずか32分で着いてしまいます。近いものです。

 

 まずは二条城に到着。入場料600円を払って全体をくまなく見ました。二の丸御殿の中には大政奉還の間もありました。二条城の敷地全体は早歩きで約45分で下見ができましたが,問題はその後でした。京都所司代屋敷跡と京都守護職屋敷跡を徒歩で探し回ったのですが,結局は分からずじまい。これで相当に歩き疲れてしまいました。

 

 昼食をとって,次は新選組記念館です。新撰組に関するディープでマニアックな世界に浸るべく(笑),この記念館を今度の行程に加えました。あらかじめ館長の青木繁男さんに予約を入れておきましたが,何しろ所在地がわかりにくかったので,五条千本の交差点に着いてから電話を入れたら,丁寧に道を教えてくれました。中に入ってみると,ご自宅を記念館に改造したらしく,京都の古民家風でアットホームな感じで,いろいろな資料がありました。何よりも館長の青木さんはいい人でした。

 

 新撰組をめぐる話題で,青木さんとは大変に話がはずんでしまい,長時間お邪魔をしてしまいました。その間にも,家族連れや若い女性一人での来訪などもあり,結構繁盛しております。青木さんにはこの新選組記念館からの散策コースについてのアドバイもいただきました。また,新撰組で一番の手練れ(てだれ)は誰だと思うか,坂本龍馬を暗殺した人物は誰か,吉村貫一郎の実際の最期はどうだったと思うかなどの質問をしましたら,それまでの自分の研究を踏まえ,大変興味あるお話をいただきました。いやー,面白かった(笑)。当日も小一時間くらい,お話をしていただく手はずとなったのです。

 

 少し長居をした後に新選組記念館を辞去し,青木さんからもらった資料やアドバイスにしたがってその後の行程の下見をしたのです。具体的には,輪違屋,角屋,西本願寺(太鼓楼など),七条油小路,本光寺,新撰組最後の屯所となった不動堂村などを経て,京都駅に到着したのです。このうち,本光寺には確か暗殺された伊東甲子太郎が絶命直前に腰掛けたと言われる石などがあると思ったのに,表には出ておりません。私がそこでメモを取りながら佇んでいると,後ろから声を掛けてくれた人がおりました。はす向かいで理容店をやっているご主人です。この方とも少しばかり立ち話をしました。やはり歴史好きの人はいるものです。どうやらこの本光寺のご住職は最近亡くなり,現在は住職不在で,門のカギをこのご主人が預かられているとのこと。門を開けてもらいましたら,そこに伊東甲子太郎殉難の碑がありました。旅行当日は,私が理容店をのぞき,合図をしたら門を開けてもらえる手配をしてきました。このご主人も感じが良く,新選組記念館の青木さんのこともご存知でした。

 

 さて,本番の旅行当日までにはあと1回,主に第1日目の行程の下見が必要だろうと思います。この時も青木さんと話し込んでこようかな。とにかく青木さんはいい人でした。

2011/02/15

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 いつのことだったか,数日前の食後のひととき,うちのカミさんの携帯電話にメール着信の音が鳴った。どうやら彼女の高校時代からの友人で,主婦をしている仲間からのメールだったようで,その息子さんがこのたび希望の私立中学に合格したらしい。

 

 その方には一度もお会いしたことはないが,以前からその方の名前は聞かされており,うちの娘のあかねちゃんより5つほど年下の男のお子さんがいらっしゃることも知っていた。そうか,その息子さんももう中学生になるんだな,早いものだと感じるとともに,その受験合格の吉報を嬉しく思った。

 

 今も覚えているのだけれど,その方は,娘のあかねちゃんが誕生して間もなく,手作りのパッチワークの手芸品と,赤ちゃんでも片手で握ることのできる大きさの人形を贈ってくださった。どういう訳かそのことははっきりと覚えているのだ。うちのカミさんもその方も,結婚した時期はそれほど離れてはおらず,お互いに早く子供が欲しかったと思う。その方は一足先に子宝に恵まれたカミさんと生まれたばかりのあかねちゃんに,心のこもった贈り物をしてくれたのだ。そのパッチワークは,ファスナー付きのいくつかのポケットがちりばめられていてそれで子供が遊ぶことができるようになっており,心を込めて作られたことがありありと分かるのである。そのパッチワークの上で寝転がっているあかねちゃんの写真もある。また,それ以外にもさきほど述べた人形の贈り物もあった。人形といっても,クマさんか何かの動物で,その表情が何とも可愛かったのである。

 

 その贈り物を目にした時,私は,ああ,この方はうちのカミさんの本当の友達なんだな,カミさんも心根の優しい良い友達をもって幸せ者だなと心から感じたものである。今でもそのことをはっきりと覚えている。それから約5年後,幸いにしてその方も子宝に恵まれ,もうそのお子さんが晴れて中学生となるのである。月日の経つのは早いものだ。一方,そのあかねちゃんも,来年の今頃は大学受験という修羅場を迎えることになる(笑)。

 

 先日,カミさんの携帯に届いた真の友人からのメール。ちょっと遠い昔に感じたほのぼのとした感謝の念がその時よみがえってきたのである。

2011/02/14

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西 郷「・・・あー,最近どうよ?」
大久保「・・・あー,・・何かなぁ・・。お前こそどうよ?」
西 郷「・・・あー,・・何かなぁ・・。まぁ,飲もう。お前と飲むときくらいは,なんか景気のいい,なんか嬉しくなるような話をしようよ。」
大久保「そうだな。ああ,・・・嬉しいってったらね,この前新聞で見たけど,今年は寒ブリが大漁なんだってよ。特に富山の氷見,しかも去年と比べるとべらぼうに大漁だと。嬉しいね-。」
西 郷「ホントかあ。俺さぁ,ブリしゃぶってやつ,ブリのしゃぶしゃぶが好きでね。ますますお酒が進んじゃうね。」
大久保「俺は寒ブリを甘辛く煮た,煮付けがいいな・・・。お前も何か嬉しい話題を提供しろよ。何かないのか?」
西 郷「待ってました!とっておきのやつがあるぞっ。」
大久保「何だ。もったいぶらずに早く教えろ。」
西 郷「ムフフッ・・。知りたい?」
大久保「お前,ホントに嫌なやつだね。・・・早くっ(怒)。」
西 郷「ムフフッ・・。・・・・・・ムフフッ・・。」
大久保「・・・ええ加減にせいっ!(西郷の皿の上にあった彼の好物の串カツを奪い)早く教えないとこれ食っちゃうぞ!」
西 郷「あ,やめてやめて!そういう大人げないこと,卑怯なことはやめてっ。頼むからその串カツだけは返して。それやられると,友人関係に回復しがたい亀裂が生じると思う。」
大久保「よし,お前がそのとっておきとやらの話題をすんなり話し始めたら,返してやるわ。」
西 郷「分かった。その話題というのはね・・・,とうとう,とうとう,待望の事態が発生しました。共同通信の世論調査で菅内閣の最新の支持率が19.9%,ついに危険水域20%を割ってしまいましたっ。」
大久保「おおーーーっ(笑)。やったーっ!(この時ようやく西郷の串カツを返還する)」
西 郷「本当に良かったね。俺は嬉しい(涙)。いやね,俺は別に菅直人という人と面識があるわけでもないし,嫌いだけど個人的な恨みがあるわけでもない。でもね,もう民主党政権がこのまま続けば,日本という国が立ち直れなくなるくらいダメになってしまうんだ。」
大久保「ホントだな。平成21年8月の衆議院議員総選挙で政権交代になったけど,この時のマニフェストの内容は一体全体,どれだけ実現できたのか,また今後できる見込みがあるのか。全くといっていいほど,見込みがないし,そもそも裏付けがあって作成されたものでないことが今では完全にはっきりしている。」
西 郷「それもそうだが,そもそもマニフェストどおりにやられても日本がもたない。これから税率を上げようとしている消費税の一部を『子供手当』や『高速道路無償化』などのバラマキにも使ったんじゃ,結局国の借金が増えるだけでしょう。それに,どうだ外交面での度重なる敗北感。民主党という政権は,首脳間のホットライン,議員・高官同士の太いパイプ,きちっとした外交戦略に立脚した効果的な外交戦術の展開などが全くできていない。現時点では最も重要な同盟国からの信頼も失っている。」
大久保「外交どころか,とにかく内向きで,政治とカネの問題で疑惑だらけの小沢一郎元代表の処分にどれだけの時間をかけているのか。さらには予算関連法案を再可決するための数合わせに躍起で,普天間問題であれだけ引っかき回された社民党なる政党,衆議院でわずか6議席しかない政党に今度も秋波を送り,こんな政党から普天間基地移設関連経費の削除や法人税率下げの撤回など,とんでもない要求を突きつけられて悩んでいるような体たらくだ。もはや政党としての・・・」
西 郷「分かってる分かってる,みなまで言うな。俺が言う。もはや政党としての体をなしていない。なぜならば,民主党の中にはマニフェストを見直そうという流れと,マニフェストどおりやるべきだという流れとがある。概ね小沢グループと言われている集団は,後者の考えをとる傾向にある。でもね,民主党のマニフェストを実現することなんてそもそも無理なんであって,それならばこんなマニフェストをかかげて308議席もとったあの政権奪取自体に正当性がなかったことになる。有権者に嘘をついていたんだから。予算の組み替えで16.8兆円なんか直ぐに捻出できるなんて夢物語をほざいていたんだから。違うか?また,マニフェストどおりにやるべきだとする考え自体も破滅的であって,論外だ。要するに,今の民主党にはまともな人は皆無だということ・・・。」
(ここで居酒屋の店員登場)
店 員「・・・あのー,すいませんお客さん,そろそろ看板なんですけど・・・」
大久保「・・ああ,悪かったね。もうそんな時間か・・。」
西 郷「ごめんね。また今日来るわ(笑)。」

2011/02/09

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 いや,いつも私のブログは雑感ばかりなので,改めて「雑感」というほどのこともないのですが・・。

 

 テレビ朝日系列の「朝まで生テレビ!」という番組は,私は週末の気安さも手伝ってか,出演者に期待できそうな時は見ることがあります。でも前回の時は元ライブドアの堀江貴文とかが出演者として名を連ねていましたので,幻滅して全く見ませんでした。ただ後日インターネット情報で知ったのですが,この堀江貴文という人がその番組で尖閣諸島の問題でとてつもなくバカなことを言ったと知りました。その発言とは・・

 

 「(尖閣諸島を)やっちゃえば良いじゃない。だって,尖閣諸島を渡しちゃって何か問題あります?実際のところ。」
 「だから,国土が侵されて,何かマズイのかって聞いているの!」
 「あのさ,漁業権を買えば良いじゃないの。中国から。」
 「あげちゃえば良いと言ってるんじゃなくて,実際にあげちゃっても良いと言っても,中国は要らねーよと言いますよ。そういう話をしてるんです。尖閣はもう良いよ。」
 「尖閣をあげて,何かマズイことある?金出して中国から買えば良いじゃないですか!金出せば売ってくれますよ。」

 

 この堀江という人間はこの番組で,日本が例えば北朝鮮などから攻められても他の国や国連が助けてくれるよ,などといった寝とぼけたことも発言したそうです。これまで国連の安全保障理事会の常任理事国である中国が拒否権を自国の利益のためだけに行使してきたり,最近その首脳が相次いで北方領土を視察しているロシアもこのような傾向にある事実を知らないのでしょうか。

 

 戦後の日本は,GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の下,徹底した東京裁判史観をたたき込まれ,これを吉田ドクトリンと呼んでいいかどうかは不明ですが軽軍備・経済優先政策を継続してきました。そのおかげで確かに国内総生産世界第2位の経済大国になり,豊かにはなりました。でも「安保ただ乗り論」という言葉があるように,日本という国は安全保障面では実力的にも精神的にも他国に依存し,自分の国を自分で守ることもできないような国家に成り下がりました。教育面でも正にそうで,日教組を中心として徐々に徐々に日本人の素晴らしい面が忘れ去られていくような内容が浸透していきました。その結果,国家意識が希薄で大日本拝金教の教祖とでも呼ぶべきの無数の人々が跋扈するようになりました。さきほどの発言の主である堀江という人もその典型でしょう。

2011/02/08

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 二日酔いの朝など食欲のない日以外は,朝食には必ずと言っていいほど納豆をいただいております。納豆というのは美味しいですね。この日本古来からの食品は,何と言っても健康に良さそうだという安心感がありますし(もちろん国産大豆のものを選んでおります),美味しいから食べてしまいます。冷蔵庫に1つしかない場合には,誰がそれを食べるのかについて,娘のあかねちゃんとジャンケンして決めようと提案しますが,最近ではあかねちゃんが譲ってくれます。とてもよくできた子で,大人だと思います(笑)。なお,うちのカミさんも納豆はたまに食べますが,あまりこの食品には執着はないようです。

 

 さて,私は自分で言うのも何ですが,けっこう読書家だと思います。いろんな本を読みはしますが,ついこの間,納豆の本まで読んでしまいました。「納豆は効く」(須見洋行著,ダイナミックセラーズ出版)という本です。この著者である須見洋行さんは医学博士で,何と,ナットウキナーゼの発見者なのです!

 

 これまで漠然とではありますが,健康には良かろうと思いながら食べていた納豆ですが,本当に健康に良いのです。納豆には凄みすらあります。剣の腕にたとえれば「手練れ(てだれ)」といってもいい(笑)。この本はさすがに医学博士,そしてナットウキナーゼの発見者が論述されているように,納豆の凄さが各種データに基づき,理論的に示されております。では,納豆に含まれる有効成分ごとに簡単に受け売りをさせていただきます。

 

 まずはナットウキナーゼです。これは血栓溶解酵素で血液の浄化作用もあり,脳卒中や心筋梗塞,老人性認知症の各予防に効果を発揮します。その血栓溶解作用の凄さはデータ的にも実証済みです。

 

 次に,レシチンです。これは細胞にとって必要な物質(栄養分)を取り入れ,不要な老廃物を排泄し,生命の基礎となる代謝に深く関与し,血液中のコレステロールや中性脂肪を除去してくれます。またインスリンの分泌を活発にして血糖値を下げる働きもあるそうです。ありがたいじゃありませんかっ。

 

 さらには,サポニンです。これには正常細胞がガン細胞に変化するのを抑制する作用があり,乳ガンや前立腺ガンの予防にも効果的のようです。まぁ,私の場合は,かつてマンモグラフィー検査という男性にとっては筆舌に尽くしがたい検査を受ける羽目になった経験はあるものの,乳ガンは大丈夫だと思いますけど。

 

 さらには,イソフラボンです。これには悪玉コレステロールが酸化するのを防ぐので,血管の老化を抑える効果がありますし,女性ホルモンと同様の働きもあるそうです。女性ホルモンと同様の働きといえば,ひょっとして大切な髪の毛,育毛にも良いかもしれない。実際に,頭皮の毛母細胞,毛乳頭まで栄養を運んでもらうためには何よりも血液がサラサラでなければなりませんし,イソフラボンはそのような作用もあります。私と同業のY弁護士も薄毛に悩む一人ですし(ただ,最近では妙に明るくてハゲの悩みから達観したかのような感じもあります),彼にも納豆をお勧めしようかしら(笑)。

 

 このようにして私は,毎朝美味しく,しかも健康でいたいと思いつつ,しかも副次的には髪の毛がフサフサになるように期待しながら,納豆をいただいているのです。

2011/02/07

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 昨日は愛知県知事選挙,名古屋市長選挙,名古屋市議会解散の是非を問う住民投票の,いわゆるトリプル選挙がありました。実は私は,このうちの県知事と市長の各選挙については,意中の候補者がいた訳ではなく,ただただ民主党推薦候補の落選だけを願っていたのです(笑)。河村たかしさんという人気者の集票力という特殊事情もさることながら,有権者のどのくらいが民主党という綱領なき政党にホトホト愛想を尽かしているかを知りたかったのです。結果的には,どちらの選挙も,民主党推薦候補はトリプルスコアに近い大差で落選しておりました。まずは何よりです(笑)。

 

 思い出したくもないのですが,思い起こせばこの約1年6か月間,民主党が政権を担うようになってから,この国はどうなりましたでしょうか。予算の組み替えにより16.8兆円の財源はいとも簡単に作り出せるなどと標榜していたマニフェスト(嘘により政権を奪取したという意味で「サギフェスト」とも呼ばれています)どおりになったものがあるでしょうか。どだい裏付けもなく口から出任せで主として旧社会党の残党らを中心として作成したサギフェスト(もといマニフェスト)なのでした。菅という人は「一に雇用,二に雇用,三に雇用」などと連呼しておりましたが,雇用情勢は良くなりましたでしょうか。また,米軍普天間基地移設問題における迷走に次ぐ迷走,尖閣諸島沖中国漁船衝突問題,ロシア大統領以下首脳による相次ぐ北方領土訪問などなど,外交面では着々と国益を害し,国民に与えている敗北感,焦燥感は看過できないまでになっております。さきほど私は,愛知・名古屋のトリプル選挙では民主党推薦候補の落選だけを願っていたと言いましたが,それほど民主党という政党が嫌なんです。

 

 2月7日は「北方領土の日」です。北方領土はロシアが不法占拠しており,当時のソ連が火事場泥棒のように日本人を追い出したのです。ロシアによるこのような占拠は国際法上は何らの根拠もなく,正に不法なものなのですが,現在の日本人のどのくらいの人が北方領土問題の歴史を知っているのでしょうか。この問題をこれまで解決できなかったのは長期にわたった自由民主党政権の責任であることはもちろんですが,ロシア大統領以下首脳による相次ぐ北方領土視察などは,それまでにはなかった暴挙ともいうもので,このような事態を招いたのは正に国家観なき,外交音痴の民主党政権なのであり,諸外国からは「民主党政権与しやすし」と見られた結果だと思います。民主党が小沢元幹事長の処分をどうしようか,バラマキ満載の予算関連法案が通らなかったらどうしようななどと内向きのことやくだらない数合わせをやっている間に,国後島にはロシアにより新しい岸壁を完成されてしまい,実効支配を着々と固められてしまっています。また,抗議もせず,したとしても通り一遍の抗議では,「日本なんて本気で北方領土を取り返そうなんて思っていないんだ。」などといった誤ったメッセージを与えてしまいます。日ロ首脳同士の高度で効果的な政治的折衝のパイプすらないのが不安です。このたび「誰がメドベージェフを不法入国させたのか」というタイトルの本が産経新聞出版から出されたようですが,メドベージェフを日本語に訳すと「クマ男」というのだそうです。ぜひ読んでみたいと思っております。皆さんもどうです?(笑)。

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