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弁護士ブログ

2010/10/18

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 秋の夜長に癒される曲を聴くのだったら,やはり夜想曲(ノクターン)であろう。昨日,10月17日はショパンの命日であった。子供の頃に最初にあこがれた音楽家がこのショパンだった。

 

 ショパンの夜想曲で最も好きなのは,有名すぎるかもしれないが作品9-2のものと,「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」という楽想指示がついている嬰ハ短調(遺作)のものである。作品9-2の変ホ長調のものは,僕が小学生の頃にある商品のテレビコマーシャルで初めて耳にした曲で,本当にあこがれたものだ。こんな風にピアノが弾けたらいいなと・・・。

 

 年をとってしまった今は,むしろ嬰ハ短調(遺作)の方が好きだ。遺作となっているが,これは楽譜が死語に発見されたという意味で,実際の成立年代,つまり作曲された時期はショパンがまだ20歳前後のころ,姉のルドヴィカのために作られたといわれている。これは本当に佳い曲である。この曲を聴いただけでショパンが好きになる人もいるのではないか。ポーランド生まれのショパンは,20歳ころにフランスに移って以降は,結局生まれ故郷には帰ることができなかった。でも姉のルドヴィカは何とかショパン最期の年にパリを訪れ,その臨終の際もショパンの病床に付き添い,看取った。

 

 ポーランドで思い出すのは,僕が20歳だったころ,東京で知り合ったIさんという大学院生のことである。僕がショパンを熱く語っていたところ,偶然このIさんはポーランドに留学に行く直前だった。その後Iさんは,僕の自宅に「ジェラゾヴァ・ヴォラ」という写真集を贈ってくれた。今もこの写真集は僕の自宅にあるが,この写真集の題名はショパンの生まれ故郷の名である。是非その地を訪れてみたくなるような写真集である。

 

 蛇足といってはボロディンに失礼だが,夜想曲(ノクターン)といったら,このボロディンの弦楽四重奏曲第2番ニ長調の第3楽章の夜想曲も捨てがたい。なにも捨てる必要などは全くないが,これまた本当に佳い曲で,秋の夜長にピッタリなのである。

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