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弁護士ブログ

2010/07/16

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 読売ジャイアンツの対阪神戦は,昨日も雨で中止だった。今のジャイアンツの状況だと,それはそれで良かったのかもしれない。ただ,読売新聞のスポーツ欄で巨人軍の活躍振りを伝える記事がないと何か寂しい。

 

 読売新聞の海外欄に目をやると,中国ではすごいことになっている。記事によると,今から10年後の2020年には結婚適齢期を迎える男性が女性より約2400万人も多くなり,結婚相手を探すのが極めて困難になるそうだ(いわゆる嫁不足)。中国では伝統的な男尊女卑の考え方が根強く,1979年から続く「一人っ子政策」のために,出産前に性別を鑑定して女子なら堕胎するという違法行為が横行し,これがさきほど述べた男女比の著しい不均衡の原因だそうだ。

 

 こういった男性の結婚難の状況を背景にして,女性を誘拐して売り飛ばすなどの犯罪行為が増えており,浙江省では,何と・・・,既婚女性の省外出身者20万人中,3万6000人が誘拐の被害者であったことが判明したという(絶句)。

 

 ゆ,誘拐だと・・・。その被誘拐率は18パーセントに達するということになる。すごいことになっている。わが栄光の巨人軍の元になっている読売新聞が今朝の朝刊で伝えているのだから,そして僕は曲がりなりにも漢字は読めるのだから,この報道は間違いないと思う。

 

 中国は北京オリンピックの開会式の際,雨が降らないようにと,「人工消雨作戦」と称して1104発ものミサイル(ヨウ化銀を搭載したもの)を発射し,雨雲が開会式場周辺に寄ってくるのを阻止した。自然の摂理に反してでもメンツの方を重視したのであろう。日本人のメンタリティーというのは,雨になるのは残念だけど,雨なら雨でしょうがない,雨の開会式もまた一興だ,という風に考えるだろう。また,男の子が生まれるか女の子が生まれるかは自然の摂理のままである。妊娠・出産に際して,日本人のメンタリティーなら,それぞれの家庭で性別についてのなにがしかの希望は一応もっていても,女の子であれ男の子であれ元気な赤ちゃんが生まれてくれば言うことない,と思うだろう。お腹の中にいる段階で性別鑑定して女の子だったら堕胎するなどといったメンタリティーは日本人にはないと信じたい。戦前にアメリカの外交官として中国で仕事をしていたラルフ・タウンゼントという人が書いた「暗黒大陸中国の真実」(田中秀雄・先田賢紀智訳,芙蓉書房出版)という本をかつて読んだことがある。中国は経済成長を続け,GDP世界第2位になりつつあり,オリンピックや万国博覧会も誘致できるまでになったが,この著作で指摘された中国人のメンタリティーそのものは,基本的には変わっていないのではないかと思う。

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