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弁護士ブログ

2017/05/24

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少し前にシルヴィ・ヴァルタンのことを書きましたが,今日はアラン・ドロンです。そりゃあもう,私たちの年代でアラン・ドロンというフランスの美男の名優を知らない人はいないでしょう。私も小学生の頃から知っておりました。昔,ダーバンの宣伝なんかにも出ておられましたね。もう81歳ですか・・・。そりゃ私も年をとるはずです(笑)。

 

そのアラン・ドロンもつい先ごろ俳優としての引退を表明しました。それにしてもカッコ良かったなー。男女問わずみんな憧れたものです。そういえば思い出すのが,亡き父のことです。もう既に私の母も数年前に亡くなりましたが,アラン・ドロンがテレビに出ていると,母がよく「いい男だわ。」,「カッコいいなァ」などとしみじみと囁いていました。それを端で聞いていた父はというと,忌々しそうな顔をして,「俺の方がいい男だ,好男子だ。」などと,どうひいき目にみても無理なことを言っては私たちを苦笑させていたものです。嫉妬というやつでしょう(笑)。

 

でも最後は,うちの父も「男は顔じゃないの。心なの。」などと負け惜しみを言ってその場は収まっていたのを思い出します(笑)。遠い昔の我が家でのやり取りです。こういった現象は,加山雄三がテレビに映っている時にも頻繁に見られました(笑)。

 

確かに,アラン・ドロンは美男でカッコよく,それこそ一世を風靡した俳優です。でも実は私は,「太陽がいっぱい」で競演していたモーリス・ロネの方に俳優としての魅力を感じておりました。俳優としてですよ。「太陽がいっぱい」では鼻持ちならない役どころではありましたが,モーリス・ロネのあの何かしら陰翳のある,人間の弱さをごく自然に演ずることのできる才能に惹かれておりました。

 

若い頃,モーリス・ロネの映画をよく観たものです。「死刑台のエレベーター」,「鬼火」(いずれも名監督ルイ・マルの作品)などなど・・・。「鬼火」のストーリーの進行は切なく,息詰まるようなもので,そのラストシーンなどは衝撃的でしたが,ある意味予想もできました。もう一度観てみたいと思います。

いずれにしても,アラン・ドロン様,大変ご苦労様でした。ルキーノ・ヴィスコンティの「山猫」での演技も良かったし,往年の名優ジャン・ギャバンと競演した「暗黒街のふたり」も渋かったですよ。

2017/05/11

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私の場合,何やらとりとめのない話題を書き始めるときのタイトルは「雑感」です(笑)。

 

今度の連休は,やはり楽しかった。いろいろなことをやりましたが,もう恒例になった信頼できる知人とのゴルフの2ラウンド(いずれの日も知多半島の素晴らしいゴルフ場)も行いました。このうち最初のラウンドは自分にしては妙に良いスコアで回ることができましたが,2番目のラウンドは少し悲惨なものになってしまいました。

 

その理由は,もはや私の天敵とも言えるバンカーショットです。ロングホールで15の大たたきをしたのですが,その理由はグリーン横のアゴの高いガードバンカーに入れてしまって,出なかったのです(泣)。大変に辛かった・・・。

 

今の私のゴルフにおいては,バンカーショットは大きな弱点であり,通知表でいえば「1」が付いてしまうほどです。そういえば,私は小学校から高校までの通知表で「1」が付けられたことが1回だけあるのですが,それは確か高校1年か2年の時の物理です。女性の教諭だったと思います。別にその先生に何の恨みもありませんが,その当時はいわゆる相対評価で,クラスで「1」が付けられてしまったのは4名ほどだったと思いますが,その4名の中に入るという栄誉に見事輝いたのです(笑)。何で物理みたいな学問が存在するのだろうと思ったものですが,バンカーショットのように苦手な学問でしたね。いずれにしても,どこかの練習場で本格的にバンカーの出し方を練習しなければなりません。

 

最近あちこちの国で重要な選挙が続きましたが,わが日本でも選挙というものはとても重要ですね。憲法改正というのは非常に大きなマターであり,日本がごく普通の国に成るためには悲願の憲法改正を実現しなければなりません。

 

それにしても最近つくづく思うのは,民意というものの移ろいやすさ,いい加減さという側面です。この前,月刊「正論」の元編集長である上島嘉郎さんが面白い事を書いていました。

 

「1 舛添要一23.7% 2 鳩山由紀夫8.3% 3 菅直人7.4%」という数字,これは2010年3月に「次の首相にふさわしい人は誰だと思いますか」という調査を共同通信が実施した結果です。今からほんの7年前のものです。本当に恐ろしいですね。まるでホラーのようです(笑)。もうこの段階ではあの恐るべき民主党政権が誕生し,鳩山由紀夫が何とわが国の首相になっていたのですが(それだけでも民意のいい加減さ,移ろいやすさを痛感するに十分です。),その鳩山由紀夫首相は「ルーピー」などと言われて諸外国からほとんど相手にされませんでした。その後に首相になった菅直人という人も,例えばG7のサミットなどでも各国首脳とは余り言葉すら交わすことなく,完全に孤立状態・・・。実のある外交とはほど遠い状態でした。

 

そして,前後しますが,鳩山由紀夫を首班とする民主党政権が誕生して半年後には,な,なんと,舛添要一が鳩山由紀夫の3倍近い支持を得て「次の首相にふさわしい人」のトップになっていたのです(笑)。東京都知事になった後の舛添氏の行く末については既にみなさんご案内のとおりです。

 

こんなことをつらつら考えていますと,ホセ・オルテガ・イ・ガセットの著書「大衆の反逆」の一節が思い浮かびます。私もその一人だとは思いますが,「大衆」の権力と行動に向けた意思には危険な面もあります。民意も移ろいやすい,いい加減な側面もあるのです。来るべき東京都議選では,小池百合子都知事のことがやたらマスコミでもてはやされていたりしますが,「政界の渡り鳥」と称されていた人でもあり,何やら小泉純一郎が政権をとっていた時の「劇場型政治」を彷彿とさせ,私としてはあまり良い印象はもっていません。「雑感」・・・大変に失礼いたしました。

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