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弁護士ブログ

2016/11/15

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少し前の話題にはなりますが,名古屋グランパスがとうとうJ2に降格することになりました。ついに来るべきものが来てしまったのです。でも私は,実は大変残念でもあり,その一方でこれで良かったのではないかと思います。

 

というのも,一つのクラブチームが本当の意味で生まれ変わるには一度はこういった試練を経験した方が良いのではないかと思うからです。1993年のJリーグ発足時からの参加チームを「オリジナル10」と呼びますが,この老舗の10チームのうちこれでJ2降格の憂き目を見ていないのは鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの2チームだけになってしまいました。換言すれば,他のチームは少なくとも一度は降格し,例えばその後J1に復帰して年間王者に輝いた浦和レッドダイヤモンズやガンバ大阪のようなチームもあるのです。生まれ変わる良い機会だと思います。

 

私は名古屋の降格が決まった湘南ベルマーレとの試合を食い入るように見ていたのですが,名古屋グランパスはこれほどまでに弱くなったのかとしみじみ思いました。こんな試合をしていたのなら,降格も当然だなと妙に諦めがついたものです。ディフェンスラインの統制は取れていないし,中盤は完全に相手チームに制圧されているし,パスミスは多いし,有機的で連動した,そして共通理解に導かれた攻撃は全く影を潜めているし,結局はたまりかねてロングボールを前線に蹴り込み,こぼれ球を枠外にシュートするといった体たらくだったのです。ゴールの予感はほとんどなく,仮に得点したとしてもあの攻撃では偶然の賜物のようなゲームでした。

 

アーセン・ベンゲルに率いられていた時のようなコンパクトで,よくパスが繋がり,スペクタクルなサッカーをしていた時の対極にあるような状態でした。残念ながら今の名古屋は・・・。

 

これを要するに,グランパスの得点は偶然であり,グランパスの降格は必然だったのです。

 

さてさて,J2降格が決定した後は,本腰を入れてチームを立て直さなければなりません。プロ意識に徹し,目的的に行動のできる機動的なフロント陣,何よりも有能な監督・コーチ陣,そしてスキルの高い選手,これを新たなシーズンが始まるまでに整備していかなければなりません。これができなければ,J2から浮上できないまま時間が経過してしまい,私を含むファンから見放されてしまうでしょう。

 

今でも思い出すのですが,確か平成6年秋頃に読んだ「サッカーマガジン」の「欧州フットボール春秋」というコラム。ジャック・ティベールという評論家が美しい文章で,新たに名古屋グランパスの監督に内定していたアーセン・ベンゲルのことを紹介していました。懐かしい。大いに期待したものです。その時のように,まずはしかるべき新監督を招聘してもらいたいものです。

2016/11/02

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とりとめのない話をさせていただく場合には,標題が「雑感」となります(笑)。

 

さて,本当に笑えない話ですが,運転中にスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」をしていて,女性2人を自動車ではね,1人を死亡させ,別の1人に重傷を負わせた事件で,去る10月31日に徳島地方裁判所で判決が言い渡されました。実刑とはいえ,禁固1年2月だそうです。

 

率直なところ,特に亡くなった女性のご遺族はこの判決,量刑をどのように受け止めたのか,その無念の心情は察するに余りあると感じました。量刑が軽すぎるなどといった感想を述べることは,私も時には刑事弁護を行う弁護士の一人ですからある意味では憚られる面もありますが,やはりこれが私の率直な感想なのです。

 

死亡された女性のご遺族,重傷を負わされた女性のご家族はこの判決内容,量刑を聞かされてどのようにその気持ちを整理されたのか・・・。「ポケモンGO」をしながら「走る凶器」とも言われる自動車を運転した挙げ句に,2人の女性の死傷結果を引き起こしたのですからね。それで禁固1年2月ですか・・・。それにこの判決が出される5日前の10月26日には,愛知県一宮市内で「ポケモンGO」をしながらトラックを運転していた者が,小学校4年生の男児をはねて死亡させています。本当に何ともやり切れません。車を運転しながら「ポケモンGO」をするなどといった行為は正に暴挙なのであり,こういった手合いは劣化した日本人の典型です。

 

暗く,切なく,残念な話をしましたが,少し話題を変えます。

 

私は真夏の厳しい季節以外は,毎朝自宅から事務所まで徒歩通勤をしています(所要時間は約35分)。道すがらいろいろな場面や自然を目にできますが,事務所近くにあるヤクルトの営業所から毎朝出て来る制服を着たおばあさんにはいつも勇気と仕事に対するやる気をもらっております。

 

そのおばあさんは,どう見ても80歳を超えているのではないかと思いますが,自転車にヤクルト製品をいっぱいに積んで,その自転車を引いて毎朝営業に出発します。年齢のせいかその足取りはゆっくり,ゆっくりですが,真面目で一生懸命で,そのひたむきな姿を見ていると本当に頭が下がりますし,忙しさとストレスで疲れ気味の私でも,やる気が起こってくるのです。弁護士を志し,登録したての頃の初心に戻れるのです。このおばあさんは,恐らく全国的にも最高齢に近い「ヤクルトおばさん」なのではないでしょうか。いつまでも元気に頑張って欲しいと思います。

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