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弁護士ブログ

2012/11/08

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 元東京都知事でこのたび新党を立ち上げようとしている石原慎太郎という人については,さまざまな評価がありますが,私自身としては基本的には国を憂えている人であり,国家観もしっかりしていてそれなりに評価してきました。それに作家でもあり,何より日本語が正確です。

 

 でも石原慎太郎さんが日本維新の会の橋下徹という人物をなぜあのように無批判かつ無邪気に買いかぶっているのか,本当に理解できないでいるのです。小異を捨てて大同につくなどということを言っていますが,日本のエネルギー政策の根幹にかかわる原発をめぐる議論や消費税の地方税化,永住外国人に対する地方参政権付与などの問題が果たして「小異」なのでしょうか。

 

 私は橋下徹という人物はいずれ馬脚が表れると思っていますし,「日本維新の会」などは有象無象の集まりだと思っており,全く信用しておりません。橋下という人は,石原慎太郎さん個人とだったら合流してもいいけど,たちあがれ日本のその他のメンバーは要らないなどと,平沼赳夫さんらのような立派で実績のある代議士をコケにしています。敬意も何もあったものではありません。そういう気質にそもそも違和感を覚えるのです。

 

 橋下という人は,例の大飯原発の再稼働の問題についても全く定見というものがありませんでしたし,消費税の地方税化ですって?これは,地方交付税を廃止した上で消費税を地方の代替財源にするという日本維新の会の政策です。一笑に付されるべき政策ですし,識者らからは笑われております。地方交付税の総額と消費税の税収総額との差額が約13兆円になるというのに,どうするのですか。各地方自治体は総額約13兆円分の緊縮財政で乗り切るのか,それともこれでもかこれでもかと消費税率を上げ続けるかしかありません(笑)。

 

 彼らの主張は,要するに道州制の導入を前提に,各地方で好きにやらせろというもので,日本という国を緩い連邦制みたいな状態にしたいのでしょう。中国の各地に割拠する軍閥みたいな・・・(笑)。しかも根底にある発想は新自由主義です。

 

 石原慎太郎さんも人を見る目がないなと思います。産経新聞に,自民党の森喜朗という長老が,かつて東京都知事選に再度立候補するように石原さんに強く促した際に,石原さんはようやく重い腰を上げ,「(長男の)伸晃をよろしく頼む。」と言ってこれに応じた。そしてその時の約束があったからこそ森氏ら長老も9月末の自民党総裁選では石原伸晃を応援したという,一種の暴露記事が掲載されておりました。親ばかとはいえ,石原伸晃などとは・・・。やはり人を見る目がない(笑)。

 

 昨晩はBSで「プライムニュース」という番組に平沼赳夫さんが出演されていました。尊敬する政治家だけに,日本維新の会との今後の関係について質問を受けて苦笑いで誤魔化すしかなかった平沼さんの姿を見ていて,とても痛々しかった。どう考えてもたちあがれ日本のスタンスは自由民主党の中の真正保守派と同じでしょう。合従連衡のあり方を間違わないで欲しいと思います。

 

 人を見る目という言葉ですぐに思い起こすのは,豊臣秀吉が見いだして活用した竹中半兵衛と黒田官兵衛の二人,そして日露戦争の直前,参謀総長だった大山巌が当時内務大臣で降格人事に当たるにもかかわらず参謀本部次長に抜擢した児玉源太郎のことです。児玉源太郎はその後満州軍参謀総長に就任し,戦争の遂行と的確な収束時期の見極めを含め,最大の功労者の一人でした。

 

 人を見る目が大事です。

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