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弁護士ブログ

2012/03/19

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 今朝なんかも風は冷たくて強いですね。でも,何となくですが確実に春が近づいているような気がします。私の徒歩通勤途上には,そのシーズンになると本当に見事な桜が咲き誇る公園があるのですが,その桜の枝をよく見ますと,蕾がふくらんでおりますし,木の枝全体が何となく暖色めいてきたのです。

 

 さてさて,表題の「どうなんでしょうかね・・・」というのは,先日行われたサッカーの試合に対する不満の気持ちの表現です。「日韓女子リーグチャンピオンシップ」とやらの試合で,わがなでしこジャパンが誇るDF近賀ゆかり選手が,ゴール前で韓国人選手に容赦なく顔面を蹴られ,ケガをしたという情報があり,ユーチューブの動画にもアップされています。近賀選手の鼻の上部は象さんの鼻のように腫れ上がり,動画を見ても本当に痛々しいし,韓国人選手のラフなプレー振りに呆れてしまいます。いくら彼女らがボールを目がけていたと主張したとしても,あの危険な状況で,普通のメンタリティーがあったならば蹴ったりはしません。顔面を蹴ってしまうことになるという予見が十分にできたという意味では,少なくとも「未必の故意」はあったと評価されても仕方ありません。

 

 この試合は「日韓女子リーグチャンピオンシップ」とやらで,日本のINAC神戸と韓国の高陽大教というチームの対戦です。はっきり申し上げて,日本人選手が無意味なケガをしないように,こんな試合はしないにこしたことはありません。日本人選手の身体のことが心配でならないからです。以前にこのブログで,ACL(アジアチャンピオンズリーグ)のことについて話題にしたことがありますが,朝鮮半島の国々,そして中国の各チームによるラフプレーの頻度は高く,日本人選手のケガ人が出る事例も枚挙にいとまがないほどなのです。そして,このたびの近賀選手のケガなどからすると,この傾向は男女を問わないものだと思います。「日韓女子リーグチャンピオンシップ」とありますが,両国のチャンピオン同士が戦って勝者を決めても,私としては全然ワクワクしませんし,格別名誉なことだとも思えません。それよりも日本人選手にはどうぞ相手選手のラフプレーでケガなどをすることがないように,という気持ちの方が強いのです。

 

 日本人選手は,いわゆる武士道精神でフェアプレーを行い,そのことは世界的にも評価されております。フェアプレー賞に何度も輝いておりますし,2011年の国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式で,日本サッカー協会はフェアプレー賞を受賞しております。近賀選手がケガをしたこの試合においても,日本のINAC神戸がフェアなプレーぶりで韓国の高陽大教を3-0で下したことは言うまでもありません。

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