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弁護士ブログ

2011/04/04

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 読売ジャイアンツのブライアン・バニスターという選手が,東日本大震災後の3月15日,球団に全く無断でアメリカに帰り,その後再来日の意志はないと一方的に通告してきたため,制限選手扱いになっているそうです。それは確かに,大震災の後に大使館員を本国に引き揚げさせた国もあるくらいだから,この選手が本国(アメリカ)に帰りたかったのも無理はないかもしれないでしょう。しかし,「無断」はないでしょう。ジャイアンツとしては,こんな選手は早々に戦力外となった方がよかったと思います。

 

 こんな人と比較するのは誠に失礼ですし,不謹慎かもしれませんが,私がよく見ている「ねずきちの ひとりごと」というブログでは,ねずきちさんが素晴らしいアメリカ人女性教員の記事を紹介してくれておりました。本当に感動しました。

 

 この女性教員は,宮城県石巻市の小・中学校で英語を教えてくれていたテイラー・アンダーソンさんというアメリカ人です。石巻での教員生活も3年目に入っていたのですが,東日本大地震の直後,津波警報がけたたましく鳴る中で,教え子すべての子供たちを親に引き渡すまで,津波の恐怖から逃げなかったのです。彼女と一緒にいた小学校の関係者によると,地震直後,彼女は恐怖で泣きじゃくる子供たちを励まし,子供たちを親に引き渡すまで学校に待機し,最後の子供を親御さんに引き渡してから,自転車に乗って高台に避難しようとしていた際に,誠に残念にも津波にさらわれ,命を落としてしまったのです。

 

 彼女のご親族やフィアンセもテイラーさんの死後,現地を訪れています。その際のお父さんは「娘は日本の文化や人々をとても愛していました。」とおっしゃっています。また,テイラーさんのご両親は,日本の復興を支援するための義捐金活動を始めるということですし,その理由についてお姉さんのジュリアさんは「それは、テイラーが望んでいたことだからです。彼女は、自分が魅せられた日本で、自分の望んだ世界に住んでいたと思います。彼女なら、この美しい日本が復興することを何より願っているはずです。私たちは、彼女の名にかけて、日本が元に戻るように働きかけていきたいと思います。」と述べています。また,お母さんのジーンさんは,テレビの取材に対し,「娘の死に方は、彼女の人生観を象徴しています。娘は人に対して深い思いやりを持った温かい性格です。彼女が、この世で行った最期の行いは人を救うことでした。それは何より、彼女の人柄を物語っています。テイラーは、生徒たちから、大好きな先生として慕われていたようです。私は、娘を誇りに思っています。」と話しておられます。・・・素晴らしいことです。このブログを書いている最中にも,泣けてきます。

 

 この地震の翌日は,テイラーさんの勤務する学校の卒業式が予定されていたそうで,彼女は生徒一人一人に手書きで,英語と日本語を交えたメッセージを用意していたそうです。素晴らしいことです。ただ願わくば,他の同僚の先生が幸いご無事であったのなら,彼女を一人で自転車で避難させるような状況にせず,むしろ彼女を少しでも安全な方法へ誘導してあげることができていたら・・と思います。

 

 あぁ,これほどまでに日本の文化や人々をとても愛し,魅せられていたアメリカ人女性がいたのです。我々日本人がこの日本を愛せなくてどうするのでしょう。

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