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弁護士ブログ

2025/08/21

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石破茂という人物は「俺はこの国を滅ぼしたくないんでね」と宣ったそうです。自分の値踏みもできず,やっとのことで掴んだ首相という地位に恋々としている姿はやはり見てくれと同じで本当に見苦しいし,醜い(笑)。もっとも自分の値踏みができる賢明で謙虚な人物ならば,そもそも5回も自民党総裁選には出馬しませんよね。

 

二度の国政選挙で大敗を喫し,しかも東京都議選でも大敗を喫し,現在の各議院の議員構成では,衆議院,参議院ともに少数与党に転落しています。これはいわゆる55年体制が敷かれてから史上初めてのことです。それでも潔く責任をとらず,靴底に付いたガムのように「短期政権というのはカッコ悪いからせめて1年以上はやらせてくれ。」と言わんばかりにへばりつく。ところで,自民党が負けたのは裏金問題のせいであって,石破のせいではないなどといった訳の分からない主張もなされていますが,私はそうは思いません。

 

まずは,首相就任後10か月が経過しますが,その間,国民全体の生活や福祉に裨益することを何かしてくれましたか。外交の各場面で国民に恥ずかしい思いをさせたくらいしか思いつきません。首相としての資質・能力・リーダーシップに当然のことながら疑問が呈されている訳です。そして,自民党という政党です。例えばこの30年間の経済不成長(緊縮財政),相次ぐリベラル的な政策,無軌道で全く危機感のない移民政策などなど,もう自民党は保守政党とはほど遠い,もうこんな政党には将来を託せないという国民の審判だったのだと思いますよ。参政党などの躍進という結果がそれを示しています。

 

石破とは与しやすいとばかりに,左翼リベラルの立憲民主党が内閣不信任案を提出せず,かえって石破政権に秋波を送るような現状,「石破やめるな!」のプラカードを掲げたデモ参加者のかなりの部分が反日左翼活動家で占められていた現実を踏まえれば,お察しのとおり石破茂という人物は保守政治家の対極にある左翼リベラルに属する政治家と評価されている訳ですし,やはり本質的にはそうなんです。

 

8月10日の産経新聞のコラム「産経抄」の冒頭を読んで,思わず膝を叩いた文章がありました。実際には軽蔑を買うとともに顰蹙を買ってもいますけどね。その「産経抄」の冒頭の一節を引用してみます。

 

「『首相が国民の軽蔑を買った。軽蔑が一番、怖いんだよ。』。石原慎太郎元東京都知事はかつて、ある首相を指してこう述べた。政治思想家、マキャベリは君主が避けなければならないことの一つとして『軽蔑されること』を挙げている。地位に恋々としてしがみつく石破茂首相は、その轍(てつ)を踏んでいないか。」

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