取りとめのない話題しか頭に思い浮かばない時は,タイトルは「雑感」となります(笑)。
私は,新聞は産経新聞を愛読しておりますが,産経新聞には「朝の詩(うた)」という詩のコーナー,「朝晴れエッセー」というエッセイのコーナーがあります。掲載されるのはいずれも読者から投稿された作品を選者が選んだものです。
これらのコーナーには目を通す朝とそうでない朝とがあったのですが,最近では記事を読む前に,自然とこれらのコーナーに目が行ってしまうようになりました。面白かったり,胸にじーんと来て感動したり,秀逸なもの,傑作が見い出されたりするのです。数日前の「朝の詩(うた)」のコーナーには,7歳の女の子の作品が掲載されていました。傑作だったので,紹介しましょう。
「あおいそら しろいくも うるさいおとうと」
疲れた時や小腹がすいた時などは,私も甘い物に手が伸びてしまいます。ケーキとか洋菓子(焼き菓子やクッキーなど),そして羊羹,大福,どら焼きなどは大好きなのですが,砂糖を多く含んだものを食べすぎるのは体に良くないようですね。最近では,せんべい系を好むようになりました。私は昔から「あられ六菓撰-をぐら山春秋」という米菓が好きで,先日もうちのカミさんがデパートで10袋入りを買って来てくれました。このお菓子は京都府長岡京市にある㈱小倉山荘が販売しているものです。
私は以前はこのお菓子をただ漫然とパクパク食べていただけでしたが,実は大変素晴らしい企画の商品だということが最近になって初めて気づきました。1袋の中には8種類の小さなあられが入っているのですが,これらが盛ってある透明のプラスチックのトレイの底には美しい字で小倉百人一首に登場する和歌が記されているのです。
誠に素晴らしい企画です。京都・嵯峨の小倉山は,藤原定家が「小倉百人一首」を編纂した地とされています。このブログを書き始めるちょっと前にもこのお菓子を食べたのですが,その小袋に入っていた透明のプラスチックのトレイの底には次の歌が記されていました。
「あけぬれば 暮るるものとは しりながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 第五十二番 藤原道信朝臣」
中国・杭州で開かれていたアジア大会も閉幕しました。日本選手団,大変ご苦労様でした。よく頑張りました。それにしても女子サッカー決勝の日本対北朝鮮の試合開始前,日本の国歌「君が代」が流れている最中の中国観衆のブーイングや喧騒ぶりには不快感を覚えました。彼らはこういうことをして恥ずかしくないのでしょうか。恬として恥じない訳ですよ(笑)。民度の低さは100年前から大して変わっておりません。
また中国は相変わらず尖閣諸島付近での領海侵犯を繰り返しておりますし,処理水放出を政治化し,およそ国際社会でも支持されない非科学的な主張をして,日本の海産物を全面禁輸としております。まあ,日本としてもこの際に内需の強化,他に販路を求めるなどしてくれぐれも中国に依存することなどないように対策すればよいと思います。
中国漁船は相変わらず四方八方の海で魚の乱獲をしておりますが,北海道沖まで乱獲に来ております。同じ海域(北海道沖)で採れた魚でも,中国漁船が採った魚は中国産として安全性を認め,他方,日本漁船が採った魚は禁輸だそうです(笑)。中国政府のこのような対応は平常運転といえば平常運転ですが,笑止,噴飯ものです(笑)。