皆様 新年明けましておめでとうございます。本年も皆様にとって良い年になりますよう,心から祈念いたしております。
昨年(一昨年)の年末年始,私は風邪で体調が良くないのに,期限の迫ったお仕事2本(裁判所に提出する準備書面の起案)を抱え,休日を楽しめなかったのですが,このたびはカレンダーどおり9連休を十分に満喫しました。
さて,先日YouTubeで好きな音楽を楽しんでいましたら,どういう訳か古いポップス(オールディーズ)の映像と音楽が出てきました。1963年にアメリカで大ヒットした「Be My Baby」(The Ronettes)という曲です。いや,これがとても佳い曲なんですよ。私が小学校に入るか入らないかといった時期にヒットしていたようですが,かつて(その頃)この曲を耳にしたことはおそらく間違いなく,どこか懐かしいのです。
このザ・ロネッツという3人の女性ボーカルグループはどのメンバーも可愛らしくて綺麗なんですが,YouTubeの画像を見る限り,私はネドラ・タリーさんが一番いいかな(笑)。このグループはいろいろあって数年で解散したのですが,どうやら2007年にコンサートを開いたようで(1人は既に亡くなっていたので代役を入れ),名曲「Be My Baby」などを披露している動画も見ました。
でも,あれだけ美しく魅力的でスリムだったネドラ・タリーさんは(当時61歳),失礼ながらポッコリお腹が出て,お顔を含め全体的に栄養状態が良さそうだったのです(笑)。自分だってそうですが,やはり年齢には勝てず,人の容色というものは衰えるのです。これは仕方がない。
ちょうど同じ頃(1964年)には,シルヴィ・ヴァルタンが「アイドルを探せ」という歌を大ヒットさせ,その頃の可愛らしさ,美しさはオールドファンならだれもが認めるところでしょう。私もYouTubeでこの曲を何度も再生したことがありますし,大学生時代にはシルヴィ・ヴァルタンのレコード(LP)を買ってよく聴いていたものです。
そのヴァルタンさんもつい数年前まで現役でコンサートを開くなどしていましたが(現在は81歳),さすがに60歳代になったらやはり栄養状態がよく(笑),お顔を含めてふっくらし,容色には衰えが見られます。これも致し方のないことです。
また,小津安二郎監督の「東京物語」に出てくる女優の原節子さんの美しさは途方もなく,こんな美しい女優さんがかつていたのだと思うくらいです。原節子さんは小津監督がお亡くなりになってほどなくして突然,そして潔く引退してしまい,その後は一切私生活を明かすことなく,マスコミなど公の場に登場することもありませんでしたね。
また,これまた圧倒的な美貌を誇ったグレタ・ガルボという世界的な名女優もその引き際は潔く,36歳で引退し,その後はほとんど公の場に現れることはありませんでした。
原節子さんもグレタ・ガルボさんもおそらくは美意識がとても高く,老醜は晒したくないという気持ちがどこかにあったのではないでしょうか。ガルボさんは「時は確実に私たちの顔や身体に跡を残していきます。変わらずにいることはできません。何とか折り合いをつけていくしかないのです。」と語っていますし,「グレタ・ガルボ その愛と孤独(上・下)」(アントーニ・グロノヴィッツ著,永井淳訳,草思社)という本の中にもそんなようなことが書かれていました。
でも私も含め,人間というものは容色の衰えは回避できず,「何とか折り合いをつけていくしかないのです。」からね。気を確かにもって乗り切りましょう!
少し前のことになりますが,中国機レーダー照射問題をめぐって,橋下徹なる人物と河野太郎元防衛相との論争がありましたね。私はかねてから橋下氏の言説にはことごとく違和感を覚え,全く信用していませんでしたし,彼がテレビ画面に出るとすぐにチャンネルを変えてしまうのです(笑)。そんな訳でリアルタイムではこの論争の場面を見ていませんが,動画を見る限り,さすがにこの論争は元防衛相の河野氏の方に軍配が上がり,橋下氏のいかがわしさ,いい加減さを露呈する結果になりましたね。
これは,中国海軍の空母「遼寧」の艦載機が発着訓練中に自衛隊機にレーダー照射したあの問題に関する論争でした。日本政府が事前通告がなかったと主張した後に,中国政府が自衛隊側に訓練を事前通知したとする音声データをインターネットで公開したことから,この点につき橋下氏は「(日本政府が「事前通報はなかった」というのではなくて)初めから訓練開始の連絡はあったってきちんと言っておけばよかった。」,「(後から音声データを出されたことは)法廷では弾劾証拠というんですけど,これは不利な状況ですよ。」などと述べています。
これに対し,河野氏は,「(事前通報として)訓練をやりますというのは,きちんとポイントを緯度経度で打って,高さも言って時間も正確に出すというのが訓練通報ですから,これはどこの国でも訓練通報を中国がしたという認識をしているところはないと思います。」と明確に論破しました(笑)。
こんなこと素人だって理解できます。中国側がやったのは単に「今から訓練するぞ~」とぶち上げただけです(笑)。緯度,経度,高さ,日時も明示せず,どこの国が「事前通報」と認めるんでしょうか(爆笑)。それに橋下氏は弾劾証拠などともっともらしいことを述べていましたが,そもそも弾劾証拠というのは相手方の証拠の証明力(証拠価値)を減殺する証拠のことを指すのですが,このたび中国側が示した音声データなるものは,国際的,軍事的には「事前通報」とは到底認められない代物であり,かえってその証明力(証拠価値)が弾劾されてしまっております(笑)。
フジテレビが重用する橋下氏にしても,テレビ朝日が重用する玉川徹にしても,彼らは「文化人」枠の「コメンテーター」として登場しているのでしょうね。彼らは森羅万象,ことごとく何でも知っていていつも的確なことが言えるのでしょうか。そんな博覧強記な人が存在したなら心底尊敬します。オールドメディアだって,本当の意味で有益な情報を提供したいのであれば,テーマごとに専門家を呼んで正確かつ有益なコメントをさせてくださいよ。「何でも知っている」橋下氏や玉川氏の個々のコメント,私はこれっぽっちも信用しておりません(笑)。ありがたいとも思いません。何であんな風に,専門家でもないのにありとあらゆる事象について自信ありげに,もっともらしくコメントができるのでしょうか。
そこで私はかつて福田恆存という保守の言論人(論客)が,いわゆる「文化人」を痛烈に批判した論稿を読んで爽快感を覚え,快哉を叫んだ記憶がありました。確か麗澤大学出版会が出した福田恆存評論集か何かの本でした。今それが手元にないので,ネットで検索してみましたら,佐々田法男さんという方のサイトにその部分が掲載されていました。失礼ながらそれを孫引用させていただきます。
「私の気になるのは、『文化人』たちが民衆を愚昧から救ひあげてやらうなど身のほど知らずのことを考へてゐることです。」
「『文化人』はなんでもかんでも、あらゆることに原因や理由を指摘でき、意見を開陳できなければならないものでせうか。(中略)なにか発言しなくてはならぬとしても、自分にとつても切実なことだけ口をだすという習慣を身につけたらどうでせうか。・・・」
皆様,本年もありがとうございました。ブログ更新回数が少なくなり,せいぜい月に3,4回程度になってしまいましたが,よかったら来年もご愛読ください。
それでは皆様,よいお年をお迎えくださいね。
先日は休養日を満喫しました。久しぶりのゴルフに,夜は外で気の置けない友人と一献傾けるという日でした。まずゴルフですが,スコアはともかくとしてとても良い運動になりましたね。コンディションは抜群で,正に小春日和でした。
小春日和というのは,晩秋から初冬にかけての冬の寒さの中,春のように穏やかで暖かい晴れた日のことをいいますが,この日は正にそのような日でした。私の場合,以前から感じていたのですが,バンカーショットが課題かな(笑)。暇なときにYouTubeを見て研究しているのですが,論者によってそれこそ打ち方は様々で,未だに腑に落ちるこれはといった打ち方に巡り合えていません。
ただね,やはり実際にクラブ(私の場合は何といってもSW)を手にして実際にバンカーで打つ練習をしなければ話にならないのです。でも,打ちっぱなしの練習場に行って人が見ている前でバンカー練習するのは恥ずかしくて(笑)。
夜は友人のTさんと,彼が予約してくれた美味しいお店で一献傾けました。締めに梅茶漬けをいただいて,その後は行きつけの昭和の香りのするスナックへ(ママは御年84歳【真珠湾攻撃の年の生まれです】)。一次会でさんざんよもやま話をしていますので,たいていはカラオケになります。
以前もこのブログで書いたことがあるのですが,かつてTさんは,ちあきなおみの「喝采」という歌に凝っていた時期があったので,私もこれまで数えきれないほどTさんの「喝采」を拝聴しました。し,しかしながら,誠に残念ながらTさんの場合,とても喝采を受けるような出来ではないのです(笑)。要するに,とてつもなくOut of tune なのです(爆笑)。
私も最初の頃は面白がってTさんに「喝采」をリクエストしていたのですが,そのうちだんだん笑えなくなってしまいましたので,最近では惻隠の情といいますか武士の情けで,私が「喝采」を唱って差し上げております(笑)。
じゃあ,Tさんは音痴なのかというと決してそうではありません。彼にも2つか3つ勝負歌というものがあって(笑),それを歌うと見事に90点近く得点するのですよ。立派です。定義,概念的には,Out of tuneというのは「音程や調子がずれている状態」を意味し,音痴というのは「正しい音の認識や発声ができず,音程やリズムがずれてしまう状態」を意味しますから,厳密には違います。Out of tuneというのはどちらかというと一過性のもの(したがって曲による。),音痴というのは先天的,場合によっては後天的である程度継続性を有するもの(したがって大体はどの曲も・・・)ということができそうです。
彼の名誉のために弁護しておきますが,これを要するに友人のTさんは決して音痴などではない,ただ時として発作的に度外れた Out of tune の症状を呈するに過ぎないということです(笑)。そして決して悪い人ではなく,愛すべきキャラクターというべきです(キリッ!)。
私ももう年齢のせいか,昔のように頻繁にブログをアップすることはしなくなりましたが,今週2度目のアップです。ここ最近の外国人犯罪の頻発の状況には嫌気がさしますし,恐怖すら覚えます。このままでは父祖が築いてくれた日本という国や地域社会が壊れていく・・・。ここ数日,Yahoo!ニュースで紹介された事件に絞っただけでも,以下のようなものです。本当に嫌になります。本日はここまで(笑)。いや笑い事ではありません。
・12月5日
→詐欺被害金を「円元交換」してマネーロンダリングをしたとして,福岡地方裁判所小倉支部は30代の中国人男性に対し組織犯罪処罰法違反(犯罪収益仮装)で有罪判決を宣告した。
・12月4日
→短期滞在16回を重ねた中国人男性2名が,東京メトロ千代田線地下鉄内で女性の財布を窃取し(被害額約2万3000円),逮捕される。
→営利目的で拳銃24丁を輸入したとして,宮城県警は40代の中国人男性を逮捕した。
→山形県含め5県合わせて75件(被害総額800万円)の窃盗を繰り返したとして,警察はベトナム人男性3名を逮捕した。
→宮城県警は,金属盗対策法違反(金属盗用の特殊な金属カッター所持)の容疑でベトナム人男性3名を逮捕した。
・12月2日
→千葉県の東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの宴会場に30代の中国人男性が刃物を持って侵入し,逮捕される。
→大阪府でいわゆる違法白タク営業をしたとして,中国人ら7名が道路運送車両法違反で逮捕される。
→東京都あきる野市で女性の居住するアパートのクローゼット内からいきなりカンボジア人男性が出て来たことから,住居侵入と不同意性交の疑いで逮捕される。
→ベトナム人女性2名が関西空港に乾燥大麻31キロ(末端価格1億5000万円)を密輸入したということで,大麻取締法違反で起訴される。
→女性の「家の中に人がいた」との被害申告で,岐阜県警は20代のペルー人男性を住居侵入の容疑で逮捕した。
・11月30日
→福岡県警は,民家など10軒に侵入して現金や腕時計を盗んだ疑いで,中国人男女3名を窃盗の容疑で逮捕した。
・11月28日
→インターネット上で証券口座が乗っ取られ,不正に売買される被害が相次いだ問題で,警視庁は,30代と40代の中国人男性2名を金融商品取引法違反(相場操縦)及び不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕した。
それはそうと,前回のブログの中で,谷崎潤一郎の「陰影礼讃」とご紹介しましたのは,「陰翳礼讃」の誤りでした(もっと正確には「陰翳禮讃」)。お詫びして訂正いたします(笑)。
高市首相のいわゆる台湾有事発言に立腹して,中国共産党が自国民に日本旅行を自粛するよう強権発動をしましたね。中国人観光客のホテル,旅館のキャンセルがすごい数になっているようですし,中国から日本への航空機の欠便が相次いでいるようです。
実をいうと私はオーバーツーリズム状態に辟易していましたし,特に中国人観光客のマナーの悪さにビビッていたのです。同じような体験をして懲りた人たちのネット上でのコメントにも,次のようなものがありました。
・経営しているカフェにはデザ-トメニューもそろえているのに,来店した中国人家族が他所から購入したケーキを堂々と持ち込んで食べる。
・関西空港1階国際線到着ロビー近くのカフェにいた中国人旅行客数名が,そのカフェに押し寄せてカップ麺に入れるための「お湯をくれ。」と言って要求する。
・今年の夏九州のとあるJRホテルに宿泊したところ,中国人旅行客が朝食のビュッフェのパンを山盛りに持ってきて,テーブルの下でビニール袋一杯に詰め替えたり,ドリンクバーで大人から子供まで自分たちの水筒にジュース類をこぼれんばかりに入れていた。などなど
そんなもんですわ(苦笑)。私なんかあるYouTubeの動画で,中国人旅行客が満開の桜の枝にぶら下がって強く振り,桜の花びらを無数に散らせて花吹雪状態にし,面白がって動画撮影しているという罰当たりな情景を目にしたことがありました。そんな手合いと一緒に花見などしたくはない!
僭越ながら私がずっと以前から指摘していたことだし,みなさんも感じていたことだと思うのですが,オーバーツーリズムの結果,日本人が旅行や観光を控えがちになっているという事象はあるのではありませんか。私は間違いなくその一人です。昨年意を決してカミさんと一緒に河口湖へ行き,霊峰富士の偉容と温泉を堪能しはしましたが,あふれんばかりの外国人観光客の多さにはやはり辟易しました。
あるサイトの記事によれば,例えば京都に限っても,日本人の「京都離れ」が止まらないようです。訪日外国人観光客(インバウンド)の増加によるオーバーツーリズムが問題視される中,清水寺など主要観光地を避けたり,京都を修学旅行先から外したりする動きが出ています。京都市によると,2024年の秋(11月1日~12月15日)に市内主要観光地周辺を訪れた人は,前年のほぼ同時期と比較して外国人が約30%増加する一方,日本人は約15%も減少したようです。北野天満宮は外国人約42%増に対し,日本人は約42%減,伏見稲荷大社は外国人約46%増に対し,日本人約23%減という結果になっています。
私はつい先ごろ谷崎潤一郎の「陰影礼讃」を改めて読み返してみましたが,本当に味わい深い名著ですね。何度読んでもいい。日本人というのは隅から隅まで明かりで照らす西洋文明に比し,落ち着いた暗がりを好むのですよ。私のイメージとしては,雪明りが白い障子を通してうっすらと室内に入り込む,食事には落ち着いた色,そう漆黒の漆器がよい,昼にも行燈がいる,鬱蒼とした林間のその足元には苔むす地面が広がる,落ち着いた湖面には数葉の病葉(わくらば)が浮かんでいる・・・。そんな世界に身を置きながら,私はしみじみと古代や中世の歴史や文化を偲び,ノスタルジアに浸りながら来し方行く末を思うのです。そんな落ち着いた雰囲気の中,いきなり甲高い,全く遠慮のない大音声の中国語などが聞こえてきては興ざめなのです(笑)。
中国共産党による日本への渡航制限ですか・・・。私にとっては渡りに船,これ幸い,ダチョウ倶楽部のギャグじゃありませんが,「どうぞどうぞ!」(笑)。
